中国機、また尖閣諸島接近 空自戦闘機が緊急発進沖縄県・尖閣諸島に接近し、東シナ海上空を飛ぶ中国の国家海洋局所属の航空機=5日午前(防衛省統合幕僚監部提供) 防衛省統合幕僚監部は5日、中国の国家海洋局所属の航空機1機が同日午前、沖縄県・尖閣諸島の領空から約100キロまで接近したのを確認したと発表した。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したが、領空侵犯はなかった。 中国機は昨年12月に尖閣付近の領空を侵犯して以降、尖閣に接近する飛行を繰り返している。防衛省が接近飛行を確認して公表するのは昨年12月26日以来で、ことし初めて。防衛省は東シナ海で中国の活動に警戒を強めている。 防衛省によると、5日に飛行したのは、これまで接近飛行しているのと同じプロペラ機のY12。飛行経路も過去のケースとほぼ同様。 【共同通信】
|