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iPS細胞(人工多能性幹細胞)研究

[ニュース関連情報]

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iPS細胞を使ったT細胞再生のイメージ(毎日新聞)

<免疫細胞>iPSで再生…がん治療に応用 東大グループ

 ウイルスに感染した細胞やがん細胞などを攻撃する免疫細胞の一種「T細胞」を一度、人工多能性幹細胞(iPS細胞)にした上で、同じ能力を持つ「元気」なT細胞に再生させることに世界で初めて成功したと、東京大の中内啓光(ひろみつ)教授らのグループが発表した。このT細胞を患者の体に戻すことで、がんなどの新たな治療法につながるという。4日付の米科学誌「セル・ステムセル」に掲載される。(毎日新聞)
[記事全文]

iPS細胞の技術で免疫の細胞が若返り - NHK(1月4日)
iPS、がんやエイズ治療に応用も 免疫細胞「若返り」 - 朝日新聞デジタル(1月4日)

Generation of Rejuvenated Antigen-Specific T Cells by Reprogramming to Pluripotency and Redifferentiation(英語) - Cell Stem Cell(1月3日)
Yahoo!翻訳

T細胞 | 免疫細胞 - kotobank

◇iPS細胞について
時論公論 「iPS細胞 受賞の意義」 - NHK解説委員室ブログ(2012年10月8日)
iPS細胞とは

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

iPS細胞とは

人工多能性幹細胞のこと。ES細胞(胚性幹細胞)なども含める形で、「多能性(万能)細胞」とも言われる。
多能性(万能)細胞とは、例えるなら「赤ちゃん細胞」のこと。人間が成長するにつれて職業が限られてくるように、細胞も成長するにつれ、特定の役割が決まってくる(例=肝臓の臓器など)。多能性(万能)細胞は、その役割が決まっていないため、何にでもなれる(=どんな臓器にでもなれる)可能性をもつといわれている。
2006年、京都大学の山中伸弥教授がヒトの皮膚から赤ちゃん細胞を作ることに成功したことを発表。これが「iPS細胞」であり、再生医療の現場などにおいて活用が期待されている。(All Aboutガイド記事「再生医療とは?」より)

ES細胞との違い

ES細胞の場合は、頭に「胚」と冠されるように、胚(=「卵子と精子)が受精して分裂してできた、言うなれば、「赤ちゃんのもと」を使って細胞が作られるため、それを実験に使うことは倫理的に問題視されてきた。

iPS細胞が作る新しい医学

主な用途

おおざっぱにいうと以下の3つにまとめられる(All About「心臓・血管・血液の病気」ガイド記事「iPS細胞がどのように患者さんのお役に立つの?」(2012年12月2日))。
1. 病気のモデルとして、仕組みの解明や予防法、どの治療法・どの薬が良いかが解明される
2. 病気の内容がわかるため新しい薬を開発しやすくなる。
3. iPS細胞から造った細胞を移植して病気を治す。

実用化の課題

iPS細胞に関する研究機関

特許に関する日米の違い

日本先に特許を出願した人に権利を認める先願主義
米国発明の時期がどちらが先かを重視する先発明主義

iPS細胞と特許

京都大が2005年12月、iPS細胞の作製方法などについての特許を出願し、2008年9月に、国内で特許が成立している(「kotobank」より)。また、京都大は、2011年8月に米国でiPS細胞をつくる遺伝子技術の特許が成立したと発表した。同様の特許は日本を含む5カ国2地域でも成立している。

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