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東京都 八丈島で地熱発電を3倍に1月5日 5時57分
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東京都は、伊豆諸島の八丈島で地熱を利用した発電を今のおよそ3倍に増やすなどして、将来、島内で使う電力のおよそ9割を自然再生エネルギーで賄う計画を進めることにしています。
およそ8200人が暮らす伊豆諸島の八丈島では、東京電力が島内で使う電力のうちの4分の3を重油を燃やすディーゼル発電によって、残りを4分の1を地中の熱を利用する地熱発電によってそれぞれ供給しています。
東京都は、八丈島には今よりも多くの地熱発電を行うことができる熱量があるなどとして、今後、地熱発電を行う施設を新たに作るか、あるいは今ある施設を更新していきたいとしています。
これによって八丈島での地熱発電による発電量は、最大で今の3倍の6000キロワットまで増えるということで、水が落下する力で発電する「揚水発電」も組み合わせ、将来、八丈島で使う電力のおよそ9割を自然再生エネルギーで賄いたいとしています。
新たな事業には民間事業者の参入も検討していて、東京都は東京電力との交渉を進めながら、最も早ければ平成30年度に本格的な発電事業を始めたいとしています。
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