台湾統治の番組、恣意的編集なし NHK訴訟で東京地裁日本の台湾統治を扱ったNHKの番組は「事実を捏造し、偏向した内容だ」として、出演者や視聴者ら1万335人が計約1億1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、「恣意的な編集は認められない」と請求を棄却した。 番組は2009年4月5日放送のNHKスペシャル「シリーズJAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」。原告は取材に応じた台湾の先住民族のほか、インターネットなどを通じて集まった視聴者ら。 判決は「番組編集は放送事業者の自律的判断に委ねられている」と指摘した上で「先住民族への取材を恣意的に切り貼りして編集した」との原告側主張を否定。 【共同通信】
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