ライフコンプガチャ、規制後も子供の高額課金トラブル減らず 未成年の半数超は中学生以下+(2/2ページ)(2013.1.5 21:49

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コンプガチャ、規制後も子供の高額課金トラブル減らず 未成年の半数超は中学生以下

2013.1.5 21:49 (2/2ページ)携帯電話・スマートフォン

 オンラインゲームを介し、犯罪に手を染めるケースもある。北海道警などは作年12月までに、交流サイトの会員制オンラインゲームに不正侵入した疑いで、北海道内の男子中学生3人を不正アクセス禁止法違反容疑で書類送検。3人はゲーム内の会話機能を使い、他人のIDやパスワードを入手し、他の会員になりすましてゲームに侵入。約100人分のIDを悪用していた可能性があるという。

 ゲーム業界に詳しいライターの田下広夢さんは「ゲームに限らず自分以外のクレジットカードなど、個人情報の無断利用が悪いと理解させることが必要」と指摘。「ゲームやネットについて家庭で認識を共有してほしい。ゲーム業界も広告やゲーム内画面で注意を喚起するなど、規制以外にやれることはある」と話している。(戸谷真美)

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コンプリートガチャ オンラインゲーム内で、「ガチャ」と呼ばれる有料のくじで得られるアイテムを数種類そろえる(コンプリートする)ことで、希少なアイテムを得られる仕組み。コンプリートまでに数万~数十万円の課金をしたとする利用者が相次ぎ、消費者庁は昨年5月、景品表示法で禁じられている「カード合わせ」に当たるとする見解を公表。ゲーム各社はサービスを停止した。業界団体はガイドラインなどを策定、安全利用のための取り組みが始まっている。

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