質問者様、太陽の方角と高度をごっちゃにしてません?
真南でも夏と冬では高度が異なりますね。これは分かり
ますね。地軸の傾きのせいです。
次、1番さんの謂われる南中時刻が動くのは、地軸の傾
きが原因では在りません。主に、公転速度の不均一が
原因です。
そして、2番さんの回答は何がカン違いして居られます。
一年を通じて、南中高度が90度の日が、少なくとも一日
存在する地域が南北両回帰線の間です(南半球なら南→
北と読み替えて下さい)。
序でに、世界の何処へ行っても、通年で太陽高度の変化は
47度にて、お間違えの無い様に。
赤道上なら夏至は南から67.5度。冬至は北から67.5度。
春秋分に南中90度です。北極点なら、夏至は23.5度。
冬至は地平線下23.5度に在ります。
話が脱線..本題です。
地球の公転軌道が楕円の為、公転速度に微妙な増減が
生じます。これに比べて自転速度は未だ正確なので、
すると、南中から次の南中までが正確に24時間に成
りません。夏至の頃は最大18分早く南中し、冬至の
頃は最大22分南中が遅れます。明石市で観測すれば
南中時刻、つまり太陽が真南の子午線を横切る時刻が
11:42~12:22分の間で変化します。
すると逆に、(明石市で)毎日正午に観測する太陽の
位置は真南から外れる事に成りますが、平均すれば、
正午に南中と謂う訳です。
次。上の観測を、例えば千葉県市川市や秋田県能代市
(ほぼ東経140度)でやれば、明石市から5度ほど
東に位置するのだから全体的に20分早く成ります。
通年平均の南中時刻は11:40。夏至の頃は11:22分に南
中し、冬至の頃は12:02に南中します。
この観測で緯度は無関係です。基準になる太陽の高度
が異なるだけですから。
質問者様の疑問はこれだと思いますが..
投稿日時 - 2006-10-10 14:00:24