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名古屋市内の百貨店、7年ぶり増収 12年1.5%増

2013/1/4 22:57
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 名古屋市内の主要百貨店が4日発表した2012年の売上高(速報値、5社6店)は計3895億円と前の年比で1.5%増となった。増収は05年以来7年ぶり。松坂屋名古屋店とジェイアール名古屋高島屋の2強が売り上げを伸ばし、全体をけん引した。個人消費が堅調で、うるう年で営業日数が前年より1日多いことも寄与した。

 店別でみると、松坂屋名古屋店が1%増の1124億円で首位の座を守った。衣料品売り場を中心とした大型改装の効果が表れた。2位のJR名古屋高島屋は5.9%増の1093億円で、伸び率は6店の中で最大だった。

 JR名古屋高島屋の猛追により、11年には約79億円あった2強の売上高の差が12年は約30億円にまで縮小した。月別の売上高でも松坂屋名古屋店が首位に立ったのは7回、JR名古屋高島屋が5回と分け合った。13年も両者の首位争いに注目が集まりそうだ。

 名古屋三越は栄店(ラシック含む)が前年実績割れとなった。改装工事による売り場面積の減少が響いた。星ケ丘店はファミリー層の取り込み強化策が奏功してプラスとなった。名鉄百貨店本店は11年11月に旧「ヤング館」に開業したヤマダ電機の集客効果が息切れし、食料品や雑貨関連が苦戦した。丸栄も衣料品が伸び悩んだ。

 12年12月は前年同月比1.4%増の計459億円だった。前年比プラスは2カ月連続。気温の低下でコートやブーツなど防寒品が堅調に推移した。

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ジェイアール名古屋高島屋、松坂屋名古屋店、百貨店、名鉄百貨店、名古屋三越、ヤマダ電機、丸栄

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