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初せりマグロの高値 影響懸念の声も1月5日 12時28分
ことしの初せりでマグロ1本に1億5000万円余りの値段がつき、大幅に最高値を更新したことについて、市場関係者からは、ほかのマグロの取り引き価格に影響が出かねないとして懸念する声もあがっています。
卸売業者によりますと、5日、築地市場で取り引きされたマグロは、生鮮と冷凍を合わせておよそ2400本に上りますが、5日、最高値となった1本1億5000万円余りという価格は、ほかのマグロをほとんど買い占められる額だということです。
こうした価格の高騰について、市場関係者からは「異常な事態だ」という声も出ています。
マグロは国内だけでなく世界から入ってきていて、市場関係者からは、初せりの価格の高騰で海外の取り引き先から日本では高値がつくという認識を持たれて価格がつり上げられ、結果として消費者が購入する価格にもはね返るおそれがあるとして、影響を懸念する声もあがっています。
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