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このサイトでは、障害者や高齢者各個人の障害特性に目を向けて、ウェブアクセシビリティのもっとも基礎の部分を解説しています。
このページでは、知的障害者への対応について説明しています。
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ラジオは誰でも聞きます。
テレビは誰でも見ます。
同じように、インターネット上のウェブサイトも、誰でもが閲覧するターゲットになります。
それにも関わらず、知的障害や発達障害の方の利用をイメージしてサイト制作をしている方がどれほどおられるでしょうか。
WEBコンテンツJISでさえ、39もの技術項目のうち、知的障害の方を想定したであろうと思われる項目は1つしかありません。
知的障害とは少し障害分類がずれますが、失読症(ディスレクシア)と呼ばれる障害があります。
これは、文字での学習が困難な人達です。
しかし、彼ら・彼女らは音声言語の理解には全く問題ないのです。
このような場合、音声でウェブサイトを聞きながら、文字も目で追っていくという動作によって、徐々に文字も覚えていくという利用方法が考えられます。
同じように、音声情報と文字情報、画像情報と文字情報、画像情報と音声情報などの組み合わせを同期させて提供することは、知的障害や発達障害の方々に楽しめる窓口を提供できる可能性があります。
いずれにしても、この分野は、今後のさらなる研究が期待されます。
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