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【大相撲】

豪栄道 牛肉パワーで大関取り

2013年1月5日 紙面から

初場所で大関とりの足固めを狙う豪栄道

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 初場所(13日初日・両国国技館)で大関取りの足固めを狙う関脇の豪栄道(26)=境川=は完全な“肉食系力士”。大関昇進へガツガツ対戦相手も食いまくる。

 東京都足立区の境川部屋で4日、妙義龍らと申し合いした豪栄道は、九州場所で11勝を挙げた好調をそのままキープ。スピード感ある寄りや投げで圧倒した。秘密は昨年の同時期に比べて「12キロか13キロ増えている。去年は140キロでしたから」という体重増。それによって「圧力もありますね」とどっしり感が増した。

 激しい稽古を重ねても体重をキープできる理由は肉食。「肉ばっかり食べてますからね。焼き肉が多いかな。肉を食べないと力が出ない気がするから。牛肉はほとんど毎日食べてます。刺し身は食べられませんし」という。その代わりに「白米は丼1杯だけ」と体重の増えすぎにも気を配る。

 把瑠都が関脇に陥落したことで大関は4人。十分にチャンスはある。順調にいけば地元(大阪府寝屋川市出身)の春場所で大関取り。「先のこと考えず、普通にしてますよ。1日、1日しっかりやること。星勘定してもいいことないから」と無心で挑む。 (岸本隆)

 

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