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【サッカー】

桐光CB諸石 クレバーな守備で完封だ

2013年1月5日 紙面から

 第91回高校サッカー選手権は5日、準々決勝4試合を行う。16年ぶりの国立競技場に向け、桐光学園(神奈川)は4日、横浜市内のグラウンドで正午から約2時間にわたって調整した。強豪の滝川二から5ゴールを奪った作陽の強力攻撃陣に対し、U−18日本代表のDF諸石健太(3年)は「高校はそんなに怖くない」と言い切った。

 プリンスリーグ関東1部で優勝した経験は、選手たちにとって大きな自信になっている。「柏とか横浜MとかFC東京とかと戦ってきて、高校レベルじゃない選手と対戦してきました。レイソルの秋野とかと比べれば、そんなに怖くない」。諸石の言葉は自信にあふれていた。

 諸石の目標は日本代表DFの今野。180センチとセンターバック(CB)としては大型ではないものの、178センチの身長で日本代表の守りの中心となっている今野ばりのクレバーな守りが身上だ。もちろんプロ志望だが、「今、プロに行っても通用しない。U−18でも一昨年のイスラエル遠征でも世界には通じなかった。大学でもっと力をつけてからプロに挑戦したい」とあえて大学進学を選んだ。MF中村俊輔(横浜M)を擁して準優勝した75回大会超えを狙う佐熊監督も「諸石をはじめ、DFラインは安定している。そんなに心配はしていない」と絶大な信頼を寄せた。 (荒川敬則)

 

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