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3分で読める! 隣のヤツより成果を出す勉強術:
読んだだけで満足してませんか? ビジネスの成果につながる読書術 (2/4)
読書と体験をリンクさせる6つのプロセス
私は、読書による学びを獲得するプロセスを以下のように考えています。
- 本を読む
- 書いている内容を理解する
- 本に書いてあることと自分の経験とを結びつける
- 未体験の要素があり、それが必要なことなら実践する
- 実践の成果を検証し、学んだことの理解度を測る
- 理解度が低ければ、4と5を繰り返す
ここで重要なことは3から6までのプロセスです。しかし、多くの人の読書は2までで止まってしまっているようです。単に知識や教養を身に付けたい、というのであれば、1や2のプロセスで止まってしまってもいいでしょう。しかし、成果を出すことにこだわるのであれば、その学びを実際の日常に活用できなければいけません。そのためには、
- 「本の中の伝聞情報を体験情報化する」
という、3から6までのプロセスが必須。優れた成果を出す人の多くは、読書の一番のキモとなる、このプロセスをきちんと実践しているのです。多くの人がアウトプットと考えている、「要約したことを人に伝える」という行為は、まだインプットのプロセスである、ということ、お分かり頂けたでしょうか。
もちろん、すべての本をこの方法で読んでいったら、読める冊数も限られてしまいます。ですが「成果を出す読書」にこだわるのであれば、少なくとも「これは」と思う本については、この6つのプロセスを実践してみてください。
[水野浩志,ITmedia]
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