中毒者の治療・相談・再乱用防止
MDMAやコカインに代表される麻薬、覚せい剤、あへん、大麻などの薬物は依存性が強く、一度乱用すると自分の意思で中断することが困難であるばかりか、身体的・精神的障害を伴うことが多いことから、専門家による治療や乱用を繰り返さないための助言が必要です。
麻薬取締官は麻薬・覚せい剤乱用者の実態把握に努め、地域に密着して活動している麻薬中毒者相談員、麻薬取締員、保健所、精神保健福祉センター及び医療機関とも協力し、薬物乱用者の治療や社会復帰のための助言を実施しています。また、薬物の乱用が乱用者個人の問題だけではなく、家族など周囲の人たちの生活をも脅かすことから、乱用者の相談に応じるために専用の相談電話を設置して対応しています。 |