薬物犯罪は「被害者無き犯罪」と言われ、その性質上、非常に潜在性が強いことから、端緒情報なく捜査に着手することは困難であり、情報の確度が事件検挙の成否を握る重要な鍵となります。
麻薬取締官は日頃から、より確度の高い情報を入手するため、効果的な情報収集活動を推進し、幅広い情報網を確立させ、各種情報を入手した後は、速やかにその情報を分析、評価の上捜査へ反映させています。
また、新聞や雑誌にはじまり、投書、一般からの通報、国内及び外国の捜査機関からの情報、さらにはインターネット情報など、多岐に亘る規制薬物に関する情報をデータベース化して一元管理するとともに、未規制薬物の販売や乱用に関する情報についても積極的に収集し、将来の法規制に備えています。 |
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