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薬物乱用の傾向と弊害
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麻薬五法
薬物乱用の傾向と弊害
薬物乱用の傾向と弊害

 日本で最も乱用されている薬物は、ここ数十年変わらず覚せい剤ですが、その使用方法は静脈に覚せい剤水溶液を注射する方法の他に、火で熱して出てくる白煙を吸引する方法があり、最近では後者の方が手軽なため好まれる傾向にあります。しかし、どのような方法で薬物を摂取しようと、効果は変わらないことから、使い続けていると覚せい剤精神病の状態になり、人格障害が起こります。  
 見た目がお菓子のようで、経口摂取で使用する錠剤型麻薬であるMDMA(エクスタシー)は、抵抗感無く使用できるため、最近多く出回っていますが、乱用を続けていると心臓発作、脳卒中、けいれんを引き起こします。
 大麻(マリファナ)を使用すると、視覚、聴覚、知覚に変化を来し、酩酊状態になり、そのまま乱用を続けた場合、幻覚や妄想などの精神病の症状が出てきます。

麻薬類

密輸・密売の傾向

 現在、違法薬物の密売方法は、携帯電話で密売人に連絡を取り、時間と場所を決めて、そこで接触して薬物を入手するという方法が主流です。以前は暴力団関係者が中心となって密売をしていましたが、大都市では中東系の外国人密売人も多数暗躍しています。
 また、インターネットを利用した薬物密売も増加しており、電子メール等で連絡を取るため匿名性が高く、また宅配便を利用することから、全国どこでも入手可能なため、老若男女の区別無く汚染されていきます。
 密輸の傾向としては、大量の薬物を一度に密輸すると、発見押収されたときの損害が大きいことから、密輸組織は少量の薬物を複数回に亘り密輸するという方法(ショットガン方式)を採るケースが増えています。

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