本年一回目の訴訟です。法律だ裁判だと、マッカーサー君たちは大きなことを言ってましたが、果たして法廷に出てくるのかなぁ。出てこなかったらさっくり当座か不動産差し押さえるけど。
本人訴訟で訴訟提起するのはこれで多分8〜10回目くらいだな。
毎回細かいところを忘れるので、備忘録代わりにアップします。
まず、商業登記簿謄本を取り寄せて相手の姿形を確認します。
※でかいデータ1
※でかいデータ2
代表者欄で居住の様子をチェック。どこを差し押さえる事になるかはわからないし、持ち家かどうかみとかないとね。
↓ここをよく見ましょうね^^
ついでに、事業目的も確認。ほう、賃貸不動産や駐車場経営か。じゃぁ不動産は持ってんだね。
※意外と財務状況を知る足がかりになる事業目的
というわけで、郵便物送付先に指定されていた住所の不動産の登記簿謄本と共同担保目録も発行。これらは全部法務局で発行します。
表題部は・・・ッと。
前の所有者さんが何筆にも分かれた土地を一筆にまとめたようですね。
縄伸びで登記面積不確定になってた土地に他の土地を合筆して地積更正したんだな・・・と伺える痕跡。ワケありで安く買えたのが伺えます。
こちらの甲区が所有権の移転の遷移、乙区が抵当権の遷移を表します。やっぱ買い付け2000万か。やっす。相続で名義が散って高値売り抜け出来なかった不動産だな。
俺も若ぇ時は不動産触ったな。儲かりました。2億だったか、3億だったか。^^
※でかいデータ1
※でかいデータ2
前の所有者さんの苦闘の痕跡が見て取れる乙区は割愛しました。
まぁ、競売になるだけあってコリャまた煩雑な・・・個人の金貸しと大手街金のせめぎあいの様相でした。
多分、合筆して何か建てる気だったけどバブルがはじけて頓挫だったのね。延滞利息入れて、多分ざっと4000万弱で土地の買い付け資金や建設費の他に、抜き身で3〜4000万はキャッシュを作れそうな土地がお陀仏になっています。
はじめは大体みんな銀行の極度枠の範囲で遊興費を借りてパンクします。昭和から平成10年まではほぼ例外ないな。
銀行員のマセラッティ買いますか?とかそういう言葉に殺される。そして、ある日やばくなったらその資金繰りをサラ金で埋めるわけ。で、パンクと。
まぁ、あれですね。世知辛い世の中ですね。地獄への道は泡沫の善意と甘言で鮮やかに彩られているのです。
案の定所有権は被告に移ってますね。ここまでで大体資産状況確認できたら、訴状に。資産状況確認できなかった場合は、差し押さえは敷金だなという事で大体は良いと思います。差し押さえ=相手の息の根を止める、殺す作業。したがって、事業に致命傷を与えられるものなら何でも良い。それが車だろうが、なんだろうがね。
※内容
訴状はPDFファイルのような感じで。間違っても通常訴訟で開廷したら面倒臭くなるだけです。話し合う姿勢だけは表向き崩さずに、笑顔で近づいてさっくり即日話しに落とし前をつける感じで。