まだ懲りないのか
テーマ:media
2007-03-07 20:53:41
まず、この文章はWikipedia日本語版を参照にしています。その上で加筆をおこないました。
女子高生校門圧死事件が1990年にあった。7月6日、神戸市の神戸高塚高校で、同校教諭(当時39歳)の細井敏彦が遅刻を取り締まることを目的として登校門限時刻に校門を閉鎖しようとしたところ、門限間際に校門をくぐろうとした女子生徒(当時15歳)が校門にはさまれ、死亡した事件である。細井は過失致死罪で起訴された。
細井はその後断罪され、兵庫県教育委員会からは1990年7月26日、懲戒免職処分を受けた。細井は、懲戒免職処分を不服として申立をおこなった。1990年11月16日に、学校側が安全管理上の過失を認めた形で兵庫県は女子生徒の遺族と賠償額6000万円で示談が成立した。細井への刑事裁判では、細井は「職務命令に従っただけで過失責任はない。学校管理者や兵庫県教育委員会の責任が問われるべき」などとして無罪を主張。神戸地方裁判所は1993年2月10日、業務上過失致死罪により細井に対して禁錮1年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。細井は「判決には不服だが、自身や家族の心労を考えて控訴しない判断をした」として控訴せずに有罪が確定した。
2001/06/12(火) 17:02
http://www.yomiuri.co.jp/yomidas/konojune/90/90n74.htm93/02/23
東京夕刊 社会面 01段
校門圧死事件 兵庫県立神戸高塚高校の元教諭が控訴断念
兵庫県立神戸高塚高校で平成二年七月起きた校門圧死事件で、業務上過失致死罪に問われ、神戸地裁で禁固一年、執行猶予三年の判決を受けた細井敏彦元教諭(41)の弁護団が二十三日、神戸弁護士会で記者会見し、細井元教諭が控訴を断念したことを明らかにした。これで細井元教諭の有罪が確定、教員免許の取り消しと不服申し立てをしている県教委による懲戒免職処分も決定的になった。
その後細井の傲慢な姿勢を如実に表した「校門の時計だけが知っている―私の「校門圧死事件」」(細井敏彦著、草思社、1993年4月) は典型的なジャンクブック(屑本 金曜日社長・評論家の佐高信さんの連載「ジャンクブック」から)そのものだった。細井は居直りと弁明に終始し、被害者に対して真摯に反省していない。自らの認識や意見、当時の周囲の状況が以下にお粗末な認識だったのかを自ら暴露している。出版当初から「女子生徒を殺害しておきながらもなお、『私は高校生が好きだ』などと開き直り、事件の正当化を行うな」という類の激しい顰蹙を世間から受けた経緯を持ち、この本への評価は厳しいものが多い(Wikipedia日本語版によると)。
顰蹙ではない。当たり前の常識だ。細井は己の犯した罪の重大性をいまだに認識できていない。執行猶予は欧米社会では間違いなくつかない。禁固ですらも生易しい。久米宏の批判の凄まじさは欧米では当たり前なのかもしれないがやりすぎだと考える。だが、命をなんと考えているのかを細井に厳しく問いかけたい。今の細井はおそらく生きていたら50台半ばなのだろう。いずれにせよ細井は責任を抱えて生きていかねばならない。
同じ穴の狢(小野哲)
テーマ:国家、人権
2008-06-05 06:37:12
呆れてしまった。やはり軽率な人だった。
光市の母子傷害致死事件の遺族の本村洋の出した「天国からのラブレター」(新潮社)の内容をネットで把握したがあからさまな被害者のプライバシー侵害である。
私は口先人権屋と同志社大教授の浅野健一を嫌っている。教え子にアカハラをやり、セクハラまでやらかしたこの男と本村はどうみても同じ世界観に立っているとしか思えない。被害者のラブレターを公表するのはある種の被害者への冒涜と批判されても反論出来ない。
我が盟友が死刑廃止論に立っているのは利益論による。私自身、光市の母子致死事件はどうみても終身懲役刑(これは如何なる仮釈放を認めず、面会すらも許さず死ぬまで働かせる絶対的終身懲役刑が最適)が理にかなった刑罰と思う。
ちなみに、光市の母子致死事件の被告人は父親からドメスティックバイオレンスを受けていた。無論、私はそれが免罪になる理由にはならないと考えている。だが、ドメスティックバイオレンスが一定のレベルで人格崩壊に影響したのも確かだろう。それを受けてこうまで死刑にする理由は全くない。
私は本村に対してネットにおける誹謗中傷は許す訳にはいかない。だが、冷静に考えるべきなのだ。甲山事件で業務上過失致死罪を犯した山田悦子が殺人罪では無罪とされているが実際は有罪であるのを認めない浅野のお粗末さと似ている。甲山事件は殺人罪ではない。だが、業務上過失致死罪が成立し、運営法人とその責任者が罪を問われるべきだった。その中に山田がいるのは明らかだ。その事実に目を背ける浅野と感情的に暴走する本村は同じ穴の狢ではないか。
【社会】校門圧死事件から20年 両親「決して心癒えず」
2010/07/05(月)
兵庫県立神戸高塚高(神戸市西区)で平成2年7月、教師が閉めた校門に1年生の 女子生徒=当時(15)=が挟まれ死亡した事件から6日で20年になるのに合わせ、 両親は5日、代理人の弁護士を通じ「決して心が癒えることはありません」とする手記を公表した。
両親は現在の心情について「今も変わらぬ供養を続けております。この季節が近づくと、 いろんな場面や雰囲気が突如よみがえり、例えようのない気持ちに包まれる」とつづった。 「何度か転居をした今も、娘の机の引き出しの中やお気に入りだった赤いラジカセはあの日のままにしています」と明かした。 最後は「限りなき未来ある命を一瞬にして失う悲しい事件が繰り返されることがないよう切に願っています」と締めくくっている。
以下ソース:産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100705/crm1007052321017-n1.htm
細井、浅野、本村、そして山田に共通しているのは被害者の痛みを忘れて傲慢な態度に終始していることである。
本村は一瞬被害者であると皆さん思うだろう、だがとんでもない、彼が法廷で取った傲慢な態度はハラスメント被害者である被告人への公然たる精神的暴行であり、断じて許すわけには行かない。細井は被害者の血痕を清掃し証拠隠滅を謀った。これだけでも悪意ある人間であると断罪されて当然だ。遅刻した生徒にグランドを走らせるなどのペナルティーを課していたことや「お前たちは家畜より劣る」などの言葉の暴力が飛び交う腐った現場に、事件を忘れさせようと校門の鉄門を撤去するやり方。
これが鬼畜といわずしてなんと言うのか。浅野と山田は甲山事件の被害者遺族に事件の説明をすべき義務があるのに怠り、逃げている。これも不誠実といわずしてなんと言うのか。細井の指導を私は「生徒に地獄を教えただけだ」と考えているが、浅野らはそれを追認したに等しいのである。
こうした無責任な連中を放置するのだから、左右問わずに腐敗するのである。事実に則り、細井を懲役10年(しかも執行猶予なし、23時間連続強制労働刑で)に今すぐすべきなのは明確である。そうして、体罰教師たちに厳しい示しをつけるべきだった(当然、事実上の死刑といわれても私は動じない。命を奪った以上は緩慢な形であれ命で償うのは仕方がないが、絞首刑は国際法に反しているので無理な話である)。
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