逓信総合博物館 ていぱーく
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展示物のご紹介
郵政資料館 Postal Museum
NTT情報通信館
郵政資料館 Postal Museum
郵便事業の成り立ち、発展の歴史を貴重な資料を通して紹介する歴史コーナー、約32万種の世界の切手を集めた「切手ギャラリー」や手紙文化などを紹介する「手紙の歴史・手紙の心」など種々の資料を展示しています。
3階 所蔵品 所蔵資料の研究 郵政事業の変遷
所蔵品 資料紹介と解説
現存する日本最古の自動販売機
「自働郵便切手葉書売下機(じどうゆうびんきってはがきうりさげき)」

図1 「自働郵便切手葉書売下機」全体写真
この機械(図1)は、明治37(1904)年、山口県赤間関(現在の下関市)の発明家俵谷高七(図2)により考案された「自働郵便切手葉書売下機」というもので、日本に現存する最も古い自動販売機です。
写真(図1と3)向かって右側に3銭切手の発売口、左側に1銭5厘のはがきの発売口があり、中央下部には硬貨の返却口とポストが付いています。
はがきは、1銭5厘入れると1枚、3銭入れると2枚出てくるようになっています。また、在庫が無くなると、売切れの表示もできる仕組みになっています。
しかし、この販売機は、装置作動の正確さにやや難点があり、実用化されませんでした。


図2 俵谷高七氏肖像


図3 「自働郵便切手葉書売下機」内部
 
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