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真央VSヨナ3月世界選手権で2年ぶり激突!“伝家の宝刀”でリベンジだ

デイリースポーツ 1月4日(金)7時0分配信

真央VSヨナ3月世界選手権で2年ぶり激突!“伝家の宝刀”でリベンジだ
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 バンクーバー五輪で2位の浅田真央(左)と優勝したキム・ヨナ=10年2月、パシフィックコロシアム

 運命が再び交錯する。約1年後に迫った2014年ソチ五輪を前に、3月10日開幕のフィギュアスケート世界選手権(ロンドン=カナダ)で、日本女子のエース浅田真央(22)=中京大=と、バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナ=キム・ヨナ(22)=韓国=が約2年ぶりに激突する。バンクーバー後、スランプに陥りながらも、今季は4戦全勝完全復活の兆しを見せる真央と、1年間の休養からの復帰戦でいきなり200点超えと健在ぶりを見せつけたヨナ。宿命のライバル対決第2章が、いよいよ幕を開ける。

【写真】イブにサンタ帽でキュートに演技した浅田真央

 10年バンクーバー五輪後、両者は対照的な道を進んだ。銀メダルに終わった真央が4年後に向け、迷いなく競技を続けた一方で、金メダルを獲得したヨナは休養を選択。11年世界選手権こそ出場したが、その後は1年8カ月間リンクを離れた。

 走り続けることを選んだ真央は、その後、長いスランプに苦しんだ。これまで我流で取り組んできたジャンプを一から修正に取り組んだ。代償として、その後の2シーズンは低迷。11年12月には最愛の母匡子さん(享年48)を亡くし、一時は引退も考えたが、それでも真央はリンクに立ち続けた。トリプルアクセルを温存しながらも、今季はGPファイナルを含め、4戦全勝。完全復活への兆しを見せている。

 GPファイナルで真央が4年ぶりの優勝を飾った裏で、ドイツで行われたNRW杯ではヨナが、衝撃の復帰戦を見せた。国際スケート連盟(ISU)主催大会ではないため参考記録ながら、真央のGPファイナルを上回る“今季世界最高”の201・61点で優勝。女王健在を印象づけた。

 得点だけを見れば、ヨナの強さが際立つ。3回転ルッツ‐3回転トーループを完ぺきに決める技術に加え、表現力を示す構成点でも8点台後半を並べ、休養前並みの水準をキープしてみせた。ただ、ISUジャッジ資格を持つある関係者は「構成点に関しては、今回はあてにならない」と話す。NRW杯は若手の登竜門的な大会。出場選手全体のレベルが低く、相対的に評価が上がった可能性が高い。また、映像を見たソルトレーク五輪男子代表の本田武史氏も「五輪ほどの(演技の)流れはまだない」と話す。

 一方の真央はGPファイナルでは腰痛を抱えており、さらなる上積みが可能だ。また、世界選手権に向けて、トリプルアクセルを入れた構成に取り組む意向。やはり鍵を握るのは、“伝家の宝刀”となりそうだ。

 ともに2度目となる五輪の舞台まで、あと1年。真央が「ヨナ選手や、たくさんの方がカムバックする。みんなで一緒に頑張りたい」と話せば、ヨナも「真央とは10年近く一緒に戦ってきた。また、お互いに頑張りたい」と力を込める。再び始まるライバル物語が、リンクを熱くする。

最終更新:1月4日(金)9時41分

デイリースポーツ

 

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