飯塚えほんプロジェクト:子どもに伝えたい飯塚、「ご当地絵本」創作へ 郷土愛込めた作品募集 /福岡
毎日新聞 2012年12月31日 地方版
◇商工会青年部穂波支所企画
「飯塚」を題材にした絵本を書いてみませんか−−。飯塚市商工会青年部穂波支所が「飯塚えほんプロジェクト」を立ち上げ、飯塚に関係するモノや地名などを盛り込んだ「ご当地絵本」の創作を1月7日から募集する。【笠井光俊】
穂波支所では「イベントとは異なる形で地域活性化に役立ち、子どもたちも喜んでくれる活動をしよう」と6月ごろから企画を検討。市内の保育施設などで絵本の読み聞かせが行われていることから、絵本作りのアイデアが生まれた。
プロジェクトのリーダーを務める荒牧啓祐さんは「誰もが、子どもに伝えたい『飯塚』を持っていると思う。それを絵本の形にできればうれしい。子どもたちもそうした絵本を読んでこの地域を改めて好きになってくれるのでは」と話す。
作品は、絵と文をA4サイズの紙4枚か8枚にまとめた形で募集。飯塚市内の地名のほか、「ボタ山」や「スイーツ」など市に関係するモノや人を登場させてもいい。飯塚市居住でなくても応募は可能。2月7日必着で、郵送と電子メールで受け付ける。
重(しげ)清康・穂波支所部長は「皆さんの郷土愛を作品に込めてほしい」と呼びかけている。応募の中から複数作品を選んで絵本集を作り、13年春に市内の保育施設などに配布することにしている。
応募先は、〒820−0071 飯塚市忠隈494、飯塚えほんプロジェクト係(メールアドレスはiizuka.ehon4kids@gmail.com)。問い合わせは同係0948・22・5382。
〔筑豊版〕