天皇陛下は新年にあたり、東日本大震災後の日本の社会について、「互いに支え合い、困難を克服するよう期待しています」と感想を述べられました。

 陛下は震災について触れ、「年頭に当たって、被災者のことが改めて深く案じられます」としたうえで、「今後、震災や津波による被害の経験を十分にいかした防災教育やまちづくりが行われるよう願う」との考えを示されました。そして、「皆が被災者に心を寄せつつ、互いに支え合って様々な困難を克服していくよう期待しています」とメッセージを発表されました。元日の1日、皇居では新年を祝う行事が早朝から行われます。

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