皇居で新年祝賀の儀 天皇皇后両陛下、新年のあいさつ受けられる
新年を迎えた1日、皇居では、天皇皇后両陛下が皇族方や首相からあいさつを受けられる、「新年祝賀の儀」が行われた。
両陛下は、1日午前11時すぎ、皇居・宮殿で、皇太子さまなど皇族方とともに、安倍首相や衆参両院議長などから、新年のあいさつを受けられた。
天皇陛下は、新年を迎えての感想を文書で寄せ、その中でまず、東日本大震災に触れ、放射能汚染などで故郷に帰れずに、2度目の冬を過ごす被災者について、「あらためて深く案じられます」とつづられた。
また、日本は大震災の影響で厳しい状況に置かれているとしたうえで、「皆が被災者に心を寄せつつ、互いに支え合って、さまざまな困難を克服していくよう期待しています」と気持ちを示された。