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校庭の土、処理方法を今後検討も~枝野長官
福島第一原子力発電所の事故で、基準値を超える放射線量が校庭から検出された福島・郡山市の学校が、独自の判断で校庭の表面の土を削っていることについて、枝野官房長官は1日午後、「文科省の指針に基づけば、除去する必要はない」との見解を示した。
枝野官房長官「今回、文科省の示した指針に基づいていただければ、除去する必要はない。ただもちろん、より安全性を高めたいということで、それぞれの自治体がやったのだと思う」
また、枝野官房長官は「原発以外の所で出る放射性廃棄物の処理は簡単に答えの出る問題ではない。受け入れ先がなければ処理できない」とした上で、「今後、半径20キロ圏内のがれき処理を含め、様々問題になってくる」と述べ、処理方法について今後、検討を進める必要性を強調した。
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