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'13/1/4

正木県議のリコール告示



 道交法違反(無免許運転)の罪で有罪判決が確定した正木篤広島県議(広島市安佐北区)に対する解職の直接請求(リコール)で、都道府県議で全国初となる解職の是非を問う住民投票が4日、告示された。投開票は2月3日。リコール手続きを進めた住民団体が街頭に立つなど投票運動を始めた。

 同日午前11時ごろ、区選管が投開票の日程や場所などを記した用紙を区役所前の掲示板に張り出した。区内の有権者数は12万3811人(昨年12月3日現在)。

 投開票日は区内60カ所の投票所で、午前7時から午後8時まで受け付け、即日開票する。期日前投票は1月5日から。

 投票で有効投票総数の過半数が賛成すれば、正木県議は失職。ことし11月ごろに予定される県知事選と併せて、県議補選が実施される。

 同区のフジグラン高陽前では4日午前10時、住民団体「正木篤県議のリコールを勧める有志の会」のメンバー15人が、買い物客らに投票を呼び掛け、チラシを配った。梅田千秋代表(74)は「この日まで辞職しなかったのは残念。投票で区民の思いを表したい」と述べた。

【写真説明】フジグラン高陽前で、投票を呼び掛ける有志の会のメンバー=4日午前10時5分、広島市安佐北区(撮影・荒木肇)




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