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天皇陛下 支え合い困難克服を
1月1日 5時23分

天皇陛下 支え合い困難克服を
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天皇陛下は、新年にあたって東日本大震災などに触れ、「皆が被災者に心を寄せつつ、互いに支え合って様々(さまざま)な困難を克服していくよう期待しています」と文書で述べられました。

天皇陛下は、新年にあたって文書で感想を寄せ、東日本大震災について「放射能汚染により、かつて住んでいた地域に戻れない人々や、仮設住宅で厳しい冬を過ごさざるを得ない人々など、年頭に当(あ)たって、被災者のことが、改めて深く案じられます」と述べられました。
そのうえで、「被害の経験を十分にいかした防災教育やまちづくりが行われ、人々の安全な生活が確保される方向に向かうよう願っています」と記されました。
そして、「日本は、大震災の影響等(など)により、現在、厳しい状況に置かれていますが、皆が被災者に心を寄せつつ、互いに支え合って、様々(さまざま)な困難を克服していくよう期待しています」と述べられました。
天皇皇后両陛下は、ことし、54年ぶりに東京で開かれる国体の開会式に出席するほか、全国植樹祭で鳥取県を、全国豊かな海づくり大会で熊本県を訪問されます。
また、去年に続いて京都市を訪れ、精神医学に関する国際会議に出席されます。
皇太子さまは、3月にニューヨークで開かれる水と災害に関する国連の会議に出席して基調講演を行う予定のほか、6月には、日本との交流400周年を迎えたスペインを親善訪問されます。
秋篠宮ご夫妻は、6月ごろ、外国を親善訪問される方向で調整が進められていて、訪問先として中東欧の国々が検討されているということです。
皇居では2日、新年の一般参賀が行われます。

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