国際中韓合作の条約骨抜き工作か 韓国ソウル高裁、放火犯引き渡し拒否+(2/2ページ)(2013.1.3 23:53

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中韓合作の条約骨抜き工作か 韓国ソウル高裁、放火犯引き渡し拒否

2013.1.3 23:53 (2/2ページ)外交
3日夜、釈放されソウル郊外の拘置施設を出る劉強元受刑者を乗せた車(共同)

3日夜、釈放されソウル郊外の拘置施設を出る劉強元受刑者を乗せた車(共同)

 条約を適切に履行するよう求める日本政府との間で板挟みとなった韓国政府は、「行政府の権限外」にある司法の判断に委ねることで条約不履行の問責を免れる道を選んだ。今回の中国への引き渡し決定は、中韓合作の犯罪人引き渡し条約の骨抜き工作だったとの見方もできる。

 韓国の憲法裁判所は2011年8月、元「慰安婦」の賠償請求権をめぐり「政府が具体的措置をとってこなかったことは違憲」と判断。外交通商省が日本側に賠償請求権確認の協議を申し入れざるを得なくなったことも、司法主導で“反日無罪”を容認する今回の流れと無縁ではない。日韓は政権交代を機に関係改善を模索している。安倍晋三首相は4日、日韓議員連盟幹事長の額賀福志郎元財務相を特使として韓国に派遣する予定だが、韓国政府が国内の“反日ムード”に振り回される状態が続けば、関係の修復が難航する可能性がある。

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