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できごと
【関西の議論】生い立ちも語ったコルセット姿「山口組ナンバー2」 恐喝か捏造か、判決へ
その約1週間後の12月25日前後に、京都市東山区の路上で高山被告は被害男性と偶然会い、男性の名前を呼んだ上で、こう声をかけたとされている。
「いつもすまんな」
芸妓らと宴席に
これに対し、弁護側は冒頭陳述と最終弁論で事件の構図を真っ向から否定した。以下が要約した内容だ。
会食の3週間前に当たる17年10月5日。高山被告が義友希被告らと京都・祇園のクラブで飲食していると、偶然居合わせた被害男性が、義友希被告に仲介を頼み、初対面の挨拶と食事の約束を申し込んできた。 被害男性と義友希被告は旧知の仲。挨拶の際に義友希被告に「また一度、この人と飯でもお願いします」と言われ、高山被告は「ああいいよ」と応じた。
そうして設定されたのが、10月26日の高級料亭での会食。高山被告は被害男性と挨拶程度の会話をしたものの、すぐに芸妓(げいこ)らが入ってきて宴席となった。高山被告は芸妓と話をし、被害男性はもっぱら義友希被告と会話していたというのだ。
弁護側は、高山被告と被害男性はこの2回しか会っていないとも主張し、18年12月25日前後に路上で偶然会ったことも否定する。
高山被告が京都を訪れたのは山口組執行部の忘年会があった12月24日。2次会も含め移動は車を横付けしたため「『いつもすまんな』と声をかける場面などない」という主張だ。
さらに、弁護側は受領書がないことなどから、4千万円の授受についても「直接証明する証拠がない」などと否定している。
「ハゲたおっさんやな」
高山被告は法廷でどう供述したのか。
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