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[ラグビー]東福岡19点差守れず4連覇消えた!…全国高校大会

後半28分、決勝トライが決まり抱き合って喜ぶ茗渓学園フィフティーンと、ぼうぜんとする東福岡フィフティーン

 ◆全国高校ラグビー大会第5日 ▽準々決勝 茗渓学園31―24東福岡(3日・花園ラグビー場)準々決勝4試合が行われ、常翔学園(大阪第1)が伏見工(京都)に27―26で逆転勝ち。昨季、2年生ながら高校ジャパンに選出されたSH重一生(しげ・いっせい=3年)の3トライなどで因縁の関西対決を制し、2年連続の4強入りを決めた。史上3校目の4連覇を目指した東福岡(福岡)は、茗渓学園(茨城)に逆転負けを喫し、花園で18試合ぶりの黒星を喫した。5日の準決勝は国学院久我山(東京第1)―常翔学園、茗渓学園―御所実(奈良)が対戦する。

 王者・東福岡が負けた。敗戦を告げるノーサイドの笛を聞き、189センチ、97キロのロック牧野内翔馬がひざまずいた。花園では第88回大会の準決勝以来、17戦負けなしだった記録がついに途絶えた。「後半は押されました」と“世代NO1ロック”が力なくつぶやいた。

 前半は自慢のFW陣の奮闘で3トライを挙げて24―5。だが、後半に入ると茗渓学園BK陣の速いボール回しにタックルが追いつかず、後半8、16、21分と同じような形でトライを献上。平均で8・4キロ上回る自慢のFW陣もスクラムで押され、同28分に決勝トライを許した。昨年2月に県高校新人大会決勝で敗れ、国内の高校生との公式戦無敗記録が83でストップ。敗戦の味を知ったチームは「挑」を今季のテーマに掲げてきたが、7大会ぶりに4強入りを逃した。

 元バレーボール日本代表の和彦さん(46)を父に持つ牧野内は、常勝軍団で唯一、日本代表予備軍の「ジュニア・ジャパン」入りしている。「4連覇のプレッシャーはなかった。もっと走り込み、一人の選手として強くなる」。法大に進学予定の金の卵は、涙を見せずに聖地を去った。

(2013年1月4日09時11分  スポーツ報知)

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