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【スポーツ】真央 全快全開2012年12月21日 紙面から
世界選手権(来年3月、カナダ・ロンドン)の最終選考会を兼ねた全日本選手権が21日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕する。20日の公式練習では、今月上旬にロシア・ソチで開かれたグランプリ(GP)ファイナルで男女アベック優勝を飾った浅田真央(22)=中京大=、高橋大輔(26)=関大大学院=らが、今年の締めくくりとなる大会に向けて調整した。21日は男子のショートプログラム(SP)などがある。 ファイナル女王が、凱旋(がいせん)試合で美しく確実な演技を見せる。浅田は、心配された腰の不安を「今は全然大丈夫」と一蹴。2年連続6度目の優勝に向けて順調な調整ぶりを披露した。 11月下旬のNHK杯(仙台)から腰痛が気になり、GPファイナルのフリー演技前には棄権を考えるほど悪化した。しかし見事な演技で、ソチ五輪会場での重要な大会を制した。帰国後は1日だけ休んで練習を再開。休息と高周波治療のおかげで、徐々に快方に向かったという。 腰痛が響いていないのは、この日の練習で一目瞭然。かつて得意とし、今季は試合で封印しているトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)できれいに2度着氷した。今季はまだプログラムに入れていないが、感触について「すごくいい状態」と浅田。「試合でもいけるなって感じがするけど、練習で曲を入れてそんなにやっていないので、この試合では跳ばない方向」と全日本選手権での導入こそ否定したが、「明日の練習でよければ、今後入れていける、って自信になる」と遠くない日の“復活”を予告した。 「GPファイナルで、ようやく(SPとフリーを)2つそろえることができた。もう一度、この試合でそろえることができれば(来年2月の)四大陸選手権、(同3月の)世界選手権につながる」。全日本を勝てば4連勝。その先の5連勝、6連勝まで見据え、浅田が丁寧な演技を見せつける。 (斎藤正和) PR情報
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