”乗着、ラヴネテイショーン!!”
三人の女の子のかけ声が響く中近未来技術のナノテクノロジーが発動し、 メイド服を戦闘スーツに分子構造からトランスフォーメーションさせ 救出のプロフェッショナルへと華麗に変身させていく……
経済が支配する世界においては人と人との絆、家族の愛情、 会社と個人の関係、金を生み出すビジネスに変える連中がいる。
需要と供給、悪意を持つ人々の指示の元人質の誘拐して手渡す闇の職業、拉致機構である。
その一方でハイテクと特殊能力を駆使して人質を救出する民間組織が存在する。
奪還機構である。
陸・海・空の3つの戦闘スーツにチェンジし様々なトラップを掻い潜って人質を救出し 無事、依頼人の元へ送り届ける仕事。
理想と現実の境【フロンティア】で愛【ラヴ】をエッセンスする、 その組織の名前は

奪還機構 ラヴネイティア

今日も喫茶店を窓口に、人質奪還の依頼を受付中!



奪還機構【だっかんきこう】

個人、または団体から依頼を請け、拉致業者に拉致された人々を奪還し、依頼主に戻すことを職業とした個人、または団体の総称。奪還業者。
拉致業同様、通常は一般的な職業にありながら、依頼を請けて、拉致業者に拉致された人や金品を取り戻す業界を奪還機構、奪還業と呼んでいる。
多くは悪意を持った拉致依頼人から、拉致された人々を救出する依頼だが、拉致業同様、基本的に依頼人や奪還対象の善悪は問わない。
拉致された人や物を再度拉致するのが奪還業者であり、拉致業なくして奪還業は存在しないことになる。

主人公達はこの奪還機構に所属することになるのだが、他の奪還業者に比べて引き受ける依頼が『悪意ある者に拉致された人々の奪還』に偏り始めていた。
そんなある日、銀行強盗から女の子を助け出してくれ、という依頼が彼らに舞い込むのだった……。



拉致機構【らちきこう】

不特定の個人、または団体から依頼を請け、それらから指定された人物を拉致することを職業とした個人、または団体の総称。拉致業者。
通常は一般的な職業にありながら、闇から入る依頼を請け負って人物の拉致をする業界を拉致機構、もしくは拉致業と呼んでいる。
言葉からはマイナスなイメージを受けるが、基本的には、後述する奪還業者よりも先に依頼対象を運ぶだけであり、依頼主や依頼対象の善悪は問わない。
だが、基本的に拉致を目的とする依頼主は、悪徳な人物に偏りがちである。
人物に限らず、金品も同様に依頼人のもとに運ぶこともある。