お笑いタレントの藤井隆(40)がマルチな才能を発揮する。1月9日からスタートする大阪・なんばグランド花月の舞台「吉本百年物語」の1月公演「爆発! MANZAIが止まらない」(29日まで)で吉本興業の敏腕マネジャー役を熱演する。殺人的なスケジュールをこなし、芸能界でも有数の忙しさを誇る吉本芸人を、時に厳しく、時に優しく陰で支えるマネジャー。普段は見ることができないマネジャーとの裏話や、愛妻・乙葉(31)とのエピソードまで、本紙だけに明かした。
――吉本興業の100年を振り返る舞台に出演する
藤井:「百年物語」の宣伝の番組をやっていたので、勝手に携わっていた感じはしてました。いろいろな方の、いろいろな思いが詰まっているので、統括されている方は大変なんだろうなと思っていました(笑い)。吉本興業が立ち上がった戦前の話から、(笑福亭)仁鶴師匠や(桂)文枝師匠の話だったり、(西川)きよし師匠、やすし師匠の話で実在する方の話なので、あと何年後かに振り返ったら社員さんも含めてスゴイことやってたなと思うでしょうね。声が掛かったということは光栄だなと思います。
――マネジャー役を演じる。普段はマネジャーにどんなイメージを持っているか
藤井:「マネジャー付いてこない芸人」というので1つ番組が成立するぐらいなんで、いろんな印象があると思います。でも、僕に関して言うと、入ったところが新喜劇で、プロダクションの中でも劇団の方だったので、近いところにいましたね。個人に付いているんじゃなくて、劇団全体に3人ぐらいが付いていました。入った当初は注意も受けるし、その人の指示通りにやるしかなかった。師匠、お兄さん、お姉さん、そしてマネジャーさんという感じ。優しい人もいるし、厳しい人もいて、個人に1人じゃないので救われていたと思います。演者とは立場が違うんですけど、近い存在でしたね。
――マネジャーはありがたい存在だった
藤井:そうなんです。あと、変な人がいないんですよ。それってすごい恵まれているんです(笑い)。尻切れとんぼでいなくなっちゃう人がいないんです。
――藤井さんのマネジャーになると出世するという噂もある
藤井:昔、一緒にやってくれてた人がいろんな別の部署でエライさんになっているから、すごいよくしてくれるんです。今、付いてくれている人もすごい、いい人で感謝してます。(マネジャーが変人だった)友近さんとかには言えないですね(笑い)。ヤキモチ焼いちゃうんでね。いつも「いいな、いいな」と言われるんですよね。
――今回の役は架空のマネジャー役。これまで付いてくれた人をモチーフにするのか
藤井:今回は1980年代で、すごくエッジが効いている。言葉としてキツい、強いセリフが多いんですね。自分が言われたらイヤやな、という言葉も多いんです。でも、当時は芸人さんとマネジャーさんが、もっと密な関係だったのかもしれない。携帯電話もないですし、連絡もメールで済まない時代ですから。第六感みたいなとこでつながってた時代の間柄だと思うので、だからこそ許されるキツい言葉だと思うんです。現代の僕には、メールでも励ましてくれますし、会ったら優しい言葉も掛けてくれるマネジャーさんなんで助かります。こんな時代は絶対イヤ(笑い)。そんなところも見せられたら、いいですね。
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