2013.1.4 05:04

チノパン、HPで謝罪文「言葉に尽くせぬ思い」(2/2ページ)

事故を起こした千野アナは謝罪文を発表したほか、ラジオ出演などアナウンサー活動の事実上の自粛に入った

事故を起こした千野アナは謝罪文を発表したほか、ラジオ出演などアナウンサー活動の事実上の自粛に入った【拡大】

 衝撃の事故から一夜明け、千野アナは「今回の報道にあります事故について」と題した謝罪文を発表した。

 この中で「人の命を奪うという取り返しのつかない事態に言葉に尽くせぬ思いでいっぱいですが、まずはお亡くなりになられた方とそのご遺族の皆様には心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。「起こしてしまった事の重大さに向き合い、深く反省するとともに、ご遺族の皆様には誠心誠意お詫びの気持ちの限りを尽くしてまいります」とつづった。

 このほかラジオのレギュラー番組でも、4日の文化放送「千野志麻の就職戦士ブンナビ!」(金曜後9・0)の放送を中止。5日のTOKYO FM「TOKYO WONDERFUL tribune」(土曜正午)は出演を見合わせる。

 沼津署によると、事故は2日午後5時ごろ、静岡県沼津市の東名高速沼津インターそばにあるホテルインサイドの屋外駐車場で発生した。

 千野アナが所有するSUV車を右折で出庫させようとしたところ、場内を歩いていた長野県小諸市の看護師、荻原俊文さん(38)と接触。倒れた荻原さんの胸部を前輪で踏みつけた。

 千野アナは自ら「事故を起こしてしまいました」と110番通報。荻原さんは沼津市内の病院に搬送されたが、2日午後9時45分、胸部圧迫などで死亡した。

 千野アナは1日から実家のある沼津市に帰省し、家族とこのホテルに宿泊していた。車には千野アナの夫と3人の子どもが同乗。荻原さんも所用で同市を訪れ、このホテルに宿泊していた。

 沼津署は千野アナの身柄について、在宅のまま取り調べを進める方針。今後は自動車運転過失致死傷罪で送検する見込みとしている。

(紙面から)