2008年01月03日

小林よしのりも憤る、八木秀次「教科書改善の会」の酷い沖縄批判

鈴木邦男さんが、ぜひ読んでください、と自身のHPで書いていたので、買って読んでみた国際情報誌?サピオ12/26・1/4号の『ゴーマニズム宣言』

「沖縄のことなんかどうでもいい保守シンポ」。

小林がアカに見えるくらい、八木の会の惨状が描かれていた。






11月15日、沖縄戦の教科書記述問題に関するシンポジウムに出た。
主催は八木秀次が会長をしている「教科書改善の会」だが、もうわしは教科書運動に関わる気は全くない。
ただ『わしズム』に登場してもらっている八木氏が、「保守は沖縄と対立してはいけない、本土防衛のために尊い犠牲を捧げた沖縄に感謝と共感の念を持つべきだ」などと殊勝なことを言うので特別に引き受けたのだ。

今では八木の「改善の会」と藤岡信勝の「新しい歴史教科書をつくる会」は完全に対立している。
「改善の会」の方に産経新聞がついている。
しかし、そんな事情には全く関心もなく、詳しく知ろうとも思わない。

シンポにはわざわざ沖縄から宮城能彦・沖縄大教授が来てくれた。
『沖縄論』で案内役を引き受けてくれて以来、沖縄での周囲の白眼視にも負けず、現在発売中の『わしズム』でもリスクを負って座談会に出てくれた。
シンポでは、たった5分の発言時間しか与えられなかったが、宮城氏は沖縄の沈黙せる多数派を代表して発言してくれた。
だがその宮城氏は、シンポの最中、何度か席をけって帰りたくなったというのだ!
左翼ではない宮城氏が、それほど怒ったことを、参加者は誰一人気がつきもせず、これで沖縄のことを考えたつもりになって自己満足に浸って帰ったのだろう。

シンポではまず、八木が有名な大田實中将の
沖縄県民 斯く戦えり 後世特別の御高配を」の
言葉を挙げ、本土の側に果たして「特別の御高配」があったかと問題定義をした。

そこでわしは、こんな話をした。
「沖縄県民の国民化は、沖縄戦で最高潮に達していた。日本国民として、本土防衛の楯となって、すごい犠牲を出した。
それなのに昭和27年4月28日を本土では主権回復した日と言うが、その日に沖縄は本土から切り離され、裏切られているんですよ! しかも、その後も、本土の者から差別を受けている。その屈折があるんだ。本土でも原爆や都市空襲の被害がある、と保守派の人はよく言うけれど、裏切りと差別、これを繰り返しておいて、それを失念して被害だけを相対化しても、それは違う!」

しかし、これに東大名誉教授の伊藤隆氏が異論を唱えた。
「非常に違和感があるのは裏切り論であります。戦争に負けたんですよ。向こうが権力をもって沖縄を切り離したんですよね。これは力関係の問題なんで、単純に裏切りと言ってしまうのは、まずいんじゃないかと」

この話は、わしは今でも納得できない。
では沖縄を軍事占領されたままで、日本は「主権回復」したと、胸を張って言えるのか?
沖縄県民が4月28日を「屈辱の日」と思っているのに?
その日から沖縄復帰まで、教科書から沖縄が消えていたのに?
ヤマトンチューは、本土防衛を戦った沖縄への敬意を忘れていなかったか?
それは裏切りではないのか?


「改善の会」が作る教科書の編集会議座長でもある伊藤氏は、こうも言った。
「日本国民として、日本軍も、沖縄県民も、本当によく戦った。たくさんの犠牲者を出したということを淡々と書く、それ以上のことはできないし、してはならない。沖縄というものを特別なものにしない方がいいと考えます」

日本が元寇以来の外敵の侵入を受けて、民間人まで巻き込む本土防衛戦を行ったのは、沖縄県民が、日本歴史上、初である。
その「特別な経験」で、何が起こったかを書くのは、意義のあることと、わしは考える。
特別なものを特別だと書くのがそんなにイヤなのか?

ではなぜシンポの冒頭で、大田中将の「特別の御高配を」という言葉を出した?
そもそも何でこのシンポにわしと宮城氏を引っ張り出した?

宮城氏は沖縄の県民感情をこう訴えた。
「まず沖縄戦を戦って負けたという経験。
そして自国の軍隊に裏切られたという経験、これは大きいと思います。
3点目は、米軍の統治下で基本的人権さえ守られなかった経験。復帰後は、本土の無関心という経験。
それから沖縄の様々な問題に対して、金さえばらまけばいいだろうという政府の政策。この5つの経験が基本になっていると思います。
基地の問題を言えば、保守派からは地政学上しょうがないという答えしか返ってこない。
基地の移転を主張すれば必ず県内移転になる。
これを本土政府は全て金で解決しようとする。しかも金をもらっているのはごくごく一部の人です。
非常に象徴的なのは、3年前(2004年)、沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落したときの本土の反応です。
翌朝の沖縄県民は口を揃えて今朝のNHKニュース見た?と言いました。沖縄のニュースが5番目だったよ。お盆のラッシュが1番目のニュースだったよ。小泉総理はオリンピックの話ししかしなかったよ。
僕らショックだったんですね。ヘリが落ちたことより、付属のニュース扱いしかされないことが。
そういう人たちの不満をうまく酌んできたのが左翼、平和運動の人たちで、その結果、今の沖縄があって、何万人か知らないけれど、今回の大きな市民大会につながっていったと思います。
このままでは保守の側は沖縄なんて、しょうもない所だとなるし、左翼の側は、もう沖縄に対しては何も言えない、腫れ物にしておくということで、両方から沖縄は孤立化しようとしている。
ここに私は危機感を抱いています」

宮城氏の言葉は、会場に来ている特に年配の人々に、きちんと届いたのだろうか?

疑問だったので、わしはこう言ってみた。
「教科書運動やってた時、サヨクにオヤジの慰撫史観だとか言われた。つまり日本は悪くないと自分たちの一番心地いい言葉だけ聞いて、自己満足してるだけ、思考停止してるだけのオヤジじゃないかと!
じゃあ、わしは思想としてもっと先に進めたい。
先ほど宮城さんが話されたように、沖縄県民は自国の軍隊に裏切られた」という話が出たら、パッとこの会場の感覚が変わってると思います。
保守の側はどう言えば沖縄県民に届くのか、考えねばならない。
集団自決の軍命こそなかったけど…
日本兵は住民を壕から追い出したりしてますよ!
それを沖縄の若い人たちはおじい・おばあから聞いていて、『沖縄論』の沖縄でのベストセラー以降、ヤマトンチューの小林よしのりが沖縄のことをわかるだろうかと窺っているわけです。
今までそういう口伝の歴史を酌みとってきたのは左翼の側です。
わしは以前の「つくる会」の教科書で、沖縄戦を執筆した時、沖縄県民は鉄血勤皇隊やひめゆり部隊まで出してよく戦ったと顕彰する記述にしましたが、今ではそれだけでは足りない、それだけでは沖縄県民の口伝の歴史に勝てないと思っています!
わしの親父は召集されて宮崎で本土決戦の準備をしている時に、終戦を迎え、その時、友人と思わず「よかったー」と言って、上官にぶん殴られたそうです。
この話を沖縄で、14歳の時に鉄血勤皇隊の通信兵になった人に話したら、ものすごく驚かれましたね。
そんなことを、あんな時代に口にできる国民がいたのかと!そんなに驚くほど、当時の沖縄県民は国民化、あるいは皇民化していたわけです。
その感覚が、少年少女まで戦う沖縄戦となった。あれを本土の者ができたのか? そこまでの沖縄の、国に対する思いに本土は応えてきたのか? 今の日本人は国民たりうるのか、そこまで考えるべきだと思いますね」

すると伊藤氏が異を唱えるのだ。
「私は旧版の記述はよくできていたと思いますよ。戦争というものは、今小林さんのおしゃったようなことを、あちらでもこちらでも含んでいる。そういうものを全部書くのは教科書じゃないと私は思います。沖縄を特別視するなと。
あと、本土決戦やる気があったのかというと、僕はあの時、中学生でした。やる気でしたよ」

あくまでも沖縄への特別な御高配はいらんと言う。
それにしても、本土決戦を避けて生き残った人間が、やる気があったというだけで、実際に戦った者と同格になれるのか?
学徒出陣の遺書を読んでも、当時の沖縄県民ほど純粋に皇民化していない。

少なくとも、わしの父や親戚の気質を見る限り、福岡に米軍が上陸していたら「集団自決」は起こらなかったのではなかろうか?

他のパネリストたちは、もっと沖縄戦の問題に鈍感だった。
明星大学の勝岡寛次氏は専門である米軍による情報操作の話をするが、なんと「壕追い出し」や「スパイ視殺害」などの被害の訴えまで、全部、ウォー・ギルト・インフォメーションプログラムのせいにしてしまう。
それで、「日本軍の中にひどいことをした人がいないわけではないけれども、それで日本軍が全部悪いとなるか?」というと、会場から拍手喝采が起こるのだ。
わしは唖然とした。この会場には、沖縄県民である宮城氏もいれば、『琉球新聞』の記者もいたのだ。こんな理屈が通じると思っているのか!?

ここで宮城氏が再び発言した。
「私から見て違和感があるのは、やはり日本が悪かったとか、悪くなかったとかいう単純な結論に持っていく方向でやっちゃうと、沖縄が孤立してしまう。
事実として「壕追い出し」はあった。
敗残兵がやったのは事実なんですけど、その事実と、それを沖縄県民がどう捉えたか?
そういう経験をした県民がアメリカの政策によってどう意識を変えられたのかということを一つ一つ分けていかないと、色を塗るよなやり方をしていくと、それは沖縄の新聞がやっているのと全く同じような感じになってしまうということを危惧しています」

「日本軍無謬論」を叫ぶ保守オヤジも、「日本軍悪玉論」を叫ぶ左翼も、同じではないか!

だがわしはもうこのシンポに、すっかり失望していた。
わしを呼んだのはまた客寄せパンダとして利用しただけか?
コーディネーターの八木は一体、どういうつもりなんだ?

そして中村粲氏が、さらに「壕追い出し」についてこう言った。
「一体、住民と一緒に入っていた日本軍なんているでしょうか?日本軍は軍と一緒にいたはずでございます。住民と一緒に壕に入るはずはない!
一緒にいて、お前ら邪魔だから出て行けと言ったのは日本兵ではないんでございます。これは防衛隊なんですね。
防衛隊が、俺たちは日本兵だと言わんばかりに日の丸鉢巻して住民と一緒にいたわけです!」

はあ?
わしは耳を疑った。これは問題発言ではないか?
中村氏は、日本兵による「壕追い出し」や「スパイ視殺害」は疑う余地のない事実だという認識すらなかったのか!?

結局、このシンポは「日本軍は無謬だ!」「沖縄に特別の御高配はいらぬ!」ということだけが言いたい集会で、わしと宮城氏で、その流れに必死で抵抗しようとしていただけの虚しい時間の浪費だった。

ごーまんかましてよかですか?

保守派の言説は、沖縄県民にケンカを売っているようなものだ。
沖縄が左翼に占領されるのはやむを得ない。
わしはこういう連中とは一線を画して戦うしかない!


いちいち左翼がどうのこうのとウザイ内容であるが、自慢史観側からの貴重な内部告発だ。
あの小林でさえ憤る内容であったということだ。

ただ、小林は、昭和天皇による沖縄への裏切りには言及していない。昭和天皇によって沖縄が切り捨てられたことも事実だ。
http://anarchist.seesaa.net/article/10729827.html

もちろん、能天気なアカ平和運動も糾弾しなければならないことも事実だ。
http://anarchist.seesaa.net/article/65551414.html


内容が濃かったと、チャンネル桜じゃベタ褒め。伊藤隆の発言が的確だったと嫌韓流西村幸祐はモチアゲテイル。


沖縄予算2551億円決定 「普天間」移設に48億円

 【東京】政府は24日午前の閣議で、総額2551億3300万円(2007年度予算比3・4%減)となる08年度内閣府沖縄関係予算案を決定した。情報通信産業の一大拠点を目指すIT津梁パーク(うるま市)は整備費に約8億円を計上、観光分野では国際観光地プロモーションモデルなど新規事業を盛り込み、県経済をけん引する両産業に手厚く配分した。防衛省予算案では、米軍普天間飛行場移設関連に48億3100万円を計上した。
 財務省原案ではゼロ査定だった先島地区地上デジタル放送推進事業は、復活折衝で2億4000万円が認められた。同事業は特別調整費の内数となるため、沖縄関係予算の原案と予算案の総額は変わらない。
 来年度から施設工事が本格化する沖縄科学技術大学院大学はソフト、ハード合わせて107億4400万円で、本年度比23・4%増と大幅な伸びを見せた。那覇空港は、滑走路増設など抜本的な空港能力向上の方策を検討する。
 防衛省関係予算案では、普天間移設関連、在沖米海兵隊のグアム移転調査費(4億円)を含む米軍再編関係経費に191億700万円を計上した。SACO関係経費は約179億8600万円。
 県関係では、陸上自衛隊第1混成団(那覇)が09年末に第15旅団へと格上げされるのを前に、旅団司令部庁舎など4施設の建設費約17億8041万円が決まった。(琉球新報)



日本一貧乏な沖縄県、金の魔力にわかっていながら騙され続けるのしか生きる術なしか?




【おまけ】
シンポジウムで最後に出てきた中村粲って箆棒な人だな。
http://www.showashi.org/
20世紀最後の軍歌と称し「大東亜聖戦の歌」を作詞している。
「北清事変以後、大東亜戦終結まで半世紀の日本戦争史を簡勁な文語体で歌い上げた戦争叙事詩」なんだそうだ。
http://www.showashi.org/daitoa.htm
posted by 死ぬのはやつらだ at 23:16| Comment(22) | TrackBack(0) | 似非『愛国者』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本年もこちら様のブログを楽しみに見せていただきます。
ところで、かつて熱心な小林ファンから、小林よしのりが大学生だった時に共産主義者同盟(戦旗派)の末端活動家であって、その時期に戦旗派が、沖縄でその時の皇太子夫妻に対する火炎瓶闘争を行ったことを知って誇らしく思った、という記述が初期の『ゴー宣』にあることを知らされました。
小林は、西部邁と同じく、一種のブントの変形であって、良くも悪くも「正統的右翼」というのとは違いますね。
Posted by natunohi69 at 2008年01月07日 17:54
natunohi69殿、今年もよろしくお願いします。

よしりんがブントだったとは知らなかったねぇ。しかも有名な沖縄火炎瓶闘争の関係者だったとは……。週末でも図書館で調べてきます。

アカの転向ってのは、戦前の日共から始まった悪しき伝統ですかね?

ミギからの転向は雨宮女史ぐらいかな?

ただ、昭和20年敗戦当時の日本国民だって、あれほど鬼畜米英と罵っていた敵に対し、あっさり同化され、いまのいままで、準植民地の三等国家であることに気づかない、まさしく転向民族そのものですなぁ。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年01月07日 21:41
すみません。確か火炎瓶うんぬんの件は『新ゴーマニズム宣言スペシャル脱正義論』に書かれていたと思います。
Posted by natunohi69 at 2008年01月08日 10:43
>ただ、昭和20年敗戦当時の日本国民だって、あれほど鬼畜米英と罵っていた敵に対し、あっさり同化され、いまのいままで、準植民地の三等国家であることに気づかない、まさしく転向民族そのものですなぁ。

世の中、「黄金虫」に目がない「カメレオン」で溢れていますな。
Posted by ストライカーボルト at 2008年01月08日 18:16
ここにも一人、保守論壇の雑な<沖縄で軍による強制自決は無かった>論を徹底的に批判している、右翼(?)言論人がいますね。山崎行太郎という人。けっこう粘っこい人のようですが、「まともな人物」か「ダメな人物」か興味はあります。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/searchdiary?word=%2a%5b%c1%be%cc%ee%b0%bd%bb%d2%b8%ed%bb%fa%b8%ed%c6%c9%bb%f6%b7%ef%5d
Posted by natunohi69 at 2008年01月27日 15:53
この一件で呆れたのは某新聞社が沖縄の「県民集会」の航空写真で写ってる人物を数えてみたら主催者発表よりもずっと少なかったなどと指摘していたこと。
その「意図」は明白にしても、だからどうした、としかいいようのない虚しい行為だね。
Posted by pulin at 2008年02月27日 08:21
同じことは、主催者側にも言える。意地を張らなくても良いと思うよ。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年02月27日 20:59
山崎行太郎はブログで大江「沖縄ノート」裁判に関して、「宮平秀幸新証言?」という新シリーズを始めている。日米の軍事主義に反対するチャルマーズ・ジョンソンのことも取り上げている。沖縄に関してはマジだね。

それと、保守論壇批判のついでに小林よしのりへは宣戦布告してる(笑
# 「マンガ右翼」の時代は終わった!!! 小林よしのりの「主体性論」と「同調圧力論」
# 小林よしのりに告ぐ……マンガで政治を語る「マンガ保守の時代」は終わったよ。呑気に」
Posted by リストマニア at 2008年03月22日 17:14
山崎行太郎はなかなか良いこと書いてるね。
曽野綾子誤字誤読事件は傑作でした。

最新の週刊金曜日で対談してるな。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年03月23日 21:00
山崎行太郎が従来ブログで展開していた政治評論は評価していなかった。
大江「沖縄ノート」裁判に関する記事は文芸評論から発したもので、やはり職業・専門から分析・論じているものにこそ持ち味と切れがあると見る。
Posted by リストマニア at 2008年03月25日 01:43
小林よしのりという在日漫画家について知らないという人は最近ではあまりいないと思う。むしろ事実無根の丁稚上げと、己の小さな脳みそに納まりきらない情報量を読者に対する恫喝で誤魔化す稚拙な遊戯プロパガンダ。これこそ在日漫画家の大衆に毒を投げ込むという言論テロにほかならない。この在日漫画家に親しい漫画化には在日ヤンキーシャブ朗でお馴染みの安部チョン司、在日幕張(少々古いが)、喧嘩シャブ商売、立体感が狂った変な絵でお馴染みな木田などだ。作品を一瞥してもらえれば全てを理解してもらえると思うが、朝鮮人を持ち上げ、日本文化をこき下ろす内容となっている自慰漫画としての価値を持っていることが、3作者通してこれほど見事に共通していることはない。それでは、早速彼奴等の化けの皮を剥いで行こう。
 まずは小林チョシノリだが、こいつは福岡人として振舞っているが、実態は在日と同じだ。まず、こやつの両親が共に福岡に在住とあり、更に在日親父の側の親父は寺の住職、本人では浄土真宗と名乗っているが、福岡では珍しく家計図を持たない部落であるということだ。市井の人間には分からないことかもしれないが、元来福岡という朝鮮部落は支配者が昔から隠れ在日、通名を名乗る朝鮮人どもの支配する腐敗地域であり、当然ながら朝鮮語のみの差別形態が存在する。小林の場合は所謂本家分家末家差別が適用されるが、用は士農工商で上から順に偉さが決められているわけだ。従って、九州でも取り分け旧式の色の強い朝鮮部落で家計図を持たない世俗というものは、過去に何かしら犯罪暦がある一族ということになる。本家分家制度というのものは親戚同士での厳格な身分差別であり、男尊女卑、朝鮮式封建社会の典型例でもあるが、その分都合の悪い親戚、一族などは分家単位で縁を切る、つまり家計から締め出せば後腐れがないということにもなるのだ。福岡では今も昔もそうした本家分家制様式は色濃く残っており、己の出自も明確にできない小林チョシノリには、先祖が一体何者なのか本人にも自覚できていない様子が、彼奴の作品の墨から墨まで伺うことができるのだ。こやつが作品の中で幼少の頃惨敗マンなどと苛められている事を告白している回があったが私はすぐにこれが偽造だとピンと来た。小林の実家の周囲の家は知っているのだ。こやつは本家から何らかしらの問題があって切り離された含み者で、用心しろという触れが、閉鎖性の強い福岡という朝鮮部落で小林自身に対する差別となって顕在化認めである。無論本人が自慰目的で描くコーマン漫画とやらだ。都合の悪いことはひた隠しにできる。しかし、田舎の縦社会、横つながりというものは絶対で、この恐怖政治に小林自身が適応することができず、結果福岡部落という地域に対して恐れを抱きながらも、彼奴自身はその恐怖に屈服し、漫画にて、より世間知らずな若者たちだけにターゲットを絞り、数多くの変化球的な嫌がらせを表現物として垂れ流すことにより、己の腐りきった自我を満足させようとする変態男であることが分かってくるのである。
Posted by fghfgh at 2008年05月16日 18:15
ネットでは、誰々が在日とか部落とか、よく出てくる話で、だからどうしたの?

在日だから小林がおかしいの?

自分はヤマト人だからスバラシイのかい??

それ言うなら、俺も在日北海道人だ。熊襲と蝦夷のアイノコだ。
それが何か???

Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年05月16日 21:23
在日江戸っ子のkuronekoです。

あたし、辛淑玉さんて、言葉を聞く限り同郷人に思えるんですけど。
Posted by kuroneko at 2008年05月17日 23:07
辛淑玉さんって、在日東京人ですよね。

そういえば、「おんな組」って機能しているのかな?
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年05月18日 17:29
「曽野綾子誤字・誤読事件」の続報きました

http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/0b5fadd963dcd31e216582db52e5b9fc
Posted by 新情報 at 2008年05月19日 23:47
まあ 俺もそういう時期があったからあまり偉そうなことは言えないんだが、こいつらにとって一番大事なことは、ある相手に対して差別できる口実を作ることによって自分たちの満足感を得ることだ。

口では調子良く「愛国」を唱えるが、二言目には「売国奴」、「反日」の連呼。

求めているのは、「愛国」によって得られる昂揚感ではなく、「チョン」と言うことによって得られる優越感の方がでかい。

彼等にとって、愛国心とは単なるかざりに過ぎない。
あるのはただひたすら相手をこき下ろしたいという欲しかない。

相手を嫌う、ただそれだけの行為に終始している。
見ていてとてもむなしい、恥ずかしい、面白くない、可愛そうだ。

彼等にはもっと別の人生を探求してほしい。
もっとかっこいいことをしてほしい。
もっと人から尊敬されることをしてほしい。

ただ単に対象を嫌うことが間違っているとは思わないが、心情の大半をそれに費やすことはおかしい。
自分のこれからの道を自ら切り捨てていることと同じだ。

Posted by オーガニズム・コーケストラ at 2008年05月22日 09:24
オーガニズム・コーケストラ様

おっしゃるとおりです。

>彼等にはもっと別の人生を探求してほしい。
もっとかっこいいことをしてほしい。
もっと人から尊敬されることをしてほしい。

たまたま仕事上、台湾韓国東南アジア中国の人々と直に接する機会があったわたしは、「尊敬されること」は別にしてないけど、何よりも、おれ自身が、めちゃめちゃ面白かった。(正直ムカつくこともあるが)
Posted by なめぴょん at 2008年05月22日 22:02
>相手を嫌う、ただそれだけの行為に終始している。

これを続けるのは、相当に疲れることだと思います。

>(正直ムカつくこともあるが)
俺も、上海の仕事の適当さには呆れています。遊ぶ相手なら面白いかも。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年05月22日 22:40
右も左もイデオロギーに凝り固まらず
今一度、
 後世特別の御高配を
Posted by 沖縄 at 2011年06月09日 01:32
やつらださん、「宮城能彦」は統一協会関係者ですよ。
小林よしのりは、壷売りに操られて『沖縄論』を執筆したようです。

光と影:【沖縄と日本の未来を考える講演会】のお知らせ
http://hikaritokage.ti-da.net/e3290052.html
【沖縄と日本の未来を考える講演会】のお知らせ

小林よしのり氏主唱の「ゴー宣ネット道場」の講師としてお馴染みのの
宮城能彦沖縄大学教授をお迎えして、下記の要領で講演会を催します。 
なお宮城教授は小林よしのり氏との共著『誇りある沖縄へ』の他多数の
沖縄関連の著書もあり、「組み踊り」などの沖縄伝統芸能にも造詣の
深い方です。奮ってご参加下さい。

              記

演題『沖縄の文化に誇りと発展を』
〜琉球・沖縄文化の歴史的考察〜

講師  宮城能彦    沖縄大学教授

【日時】平成23年3月27日 (日) 午後1時30分開場、午後2時開演〜4時終演

【会場】沖縄県立博物館・美術館(講義室)
 (那覇市おもろ町3−1−1 電話 098(941)8200)

【会費】 1,000円

【主催】 世日フォーラム沖縄

【後援】世界日報那覇支局、日本会議沖縄県本部、自主憲法制定沖縄県民会議

【連絡先】世日フォーラム沖縄事務局  担当 敷田 電話:098(868)3037  
FAX:098(862)9195
Posted by 日本小沢党 at 2011年12月19日 19:03
そんなあなたは当時の日本の状況や立場がわかっていないんですね。なんとしても保守を批判したい在日、左翼と同じに思われますよ笑
Posted by fくtygj at 2012年05月26日 10:07
あなたはもう少しお勉強してから出直しましょ
Posted by fgcxjんgf at 2012年07月14日 16:10
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