【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル高等裁判所が、東京の靖国神社に放火した疑いがある中国人の劉強元受刑者を日本に引き渡さない決定を下したことについて、韓国外交通商部の当局者は3日、中国と日本が裁判所の決定を尊重することを期待すると表明した。
同当局者は「法治国家のわが国で裁判所が法に基づき下した決定だ。政府は裁判所の決定を尊重する」とした上で、関係国も法治主義の原則と裁判所の決定を尊重することを期待すると強調した。
日本は劉元受刑者が靖国神社に放火した容疑があるとして、犯罪人引き渡し条約に基づき、身柄引き渡しを要求していた。一方、中国は劉元受刑者が政治犯だとして、自国への送還を求めていた。
同当局者は「法治国家のわが国で裁判所が法に基づき下した決定だ。政府は裁判所の決定を尊重する」とした上で、関係国も法治主義の原則と裁判所の決定を尊重することを期待すると強調した。
日本は劉元受刑者が靖国神社に放火した容疑があるとして、犯罪人引き渡し条約に基づき、身柄引き渡しを要求していた。一方、中国は劉元受刑者が政治犯だとして、自国への送還を求めていた。