「契りきな かたみに袖を 絞りつつ 末の松山 浪こさじとは」(約束しましたよね。涙を流しながら。末の松山が浪を決してかぶることがないように2人の愛も変わらないと。それなのに)
子供の頃から慣れ親しんできた「百人一首」。だが、その成り立ちから1句1句に至るまでナゾも少なくない。変わらぬ恋心を暗示する「末の松山浪こさじ」もその1つ。みやびな歌枕の中に平安初期、東北で起きた巨大地震、貞観地震(869年…
清少納言、末の松山、大津波、百人一首、震災
誰もが一度は遊んでいるであろう正月の定番「百人一首」。飛鳥時代末から鎌倉初期までの約600年間のうち、小野小町ら和歌の達人100人の歌を選んだベスト版だ。恋の歌が多いことでも有名で少女マンガのテーマ…続き (1/2)
京都の5花街(祇園甲部・先斗町・宮川町・上七軒・祇園東)は習わしを大切にする街だ。特に装いには気を使い、小物類も季節や場所に沿ったものを選ぶ。舞妓(まいこ)の黒髪を飾る花簪(はなかんざし)もその1つ…続き (2012/12/25)
尖閣問題に端を発した日中間の対立が長期化している。中国船舶の周辺海域への航行は続き、歩み寄りの糸口が見えてこない。ただ両国の応酬はこれまでもなかったわけではない。2005年における国連安保常任理事国…続き (2012/12/13)
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