Hatena::ブログ(Diary)

老い耄れしんすけ日記

2011-01-01

悪いお年を。

05:37

昨年は、Webプログラミングだけで生計を賄って来た。
ほかにもやりたいことは、山ほどあったが、10時間/日くらいを働かなければ仕事が片付かないので、生きていくには、止むえないことであった。

好きな、算数や歴史は能動的に取り組むことなく、大半が読書と言う形で受動的行動しか取りえなかった。これらについて、もう少し考察を試みたいと思うが、睡眠という趣味に勝てず、思いついたこともまとまった形にならず、備忘録を書き溜めるばかりに終わってしまった。

考えると言うよりは、情報を集めているにすぎない姿は情けなくもあるが、考えてばかりいた頃よりは広く世の中を見るようになってきた、と考えれば、自身を納得させることはできる。
集めた情報も、算数は確率の復習であり、歴史は日本近代史の汚点に終わった。

復習や汚点と言う表現は、マイナーに取られかねないが、これらの認識のなかにも、新生の萌芽はあり得る。否定的現象こそ、肯定の裏付けだからである。

昨年、というかこの数年を振り返ると、個人的には非常に面白い時代になった思う。
65年前に一旦は否定された形を取った帝政憲法下の軍事国家日本が、再び返り咲こうとして足掻いている姿を、目の当たりで見るようになったからだ。東京都知事のように、今の日本を悪くしたのは若い世代だと本気で考えているアホが、マスコミでも大きな顔をするようになった。
これを、否定すべく活動していた、鈴木宗男は牢獄に繋がれ、小沢一郎は立証できない収賄の罪で政界から抹殺されようとしている。
そして、新聞やテレビのマスコミのすべてが、軍国日本の道に加担するかのように、小沢誹謗を書くのを止めない。検察が未だに、鈴木宗男小沢一郎の罪を立証で来ないのに、その事実を一切語らず、また納得させるような嘘も書かない。
納得できなければ、人は納得できるものを求めて、行動せざる終えない。それはゴミの山のなかから、一粒の麦を探すような作業であるが。

ネット上に流れるブログなどは、99.9999%位はゴミページである。残りの0.0001%として価値あるのは、下記のページだけと言って良い。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/
http://tanakanews.com/
http://critic6.blog63.fc2.com/

これらのページも、日本の軍国化や朝鮮戦争再来を望む者にとっては、ゴミなのであろう。今の趨勢では、今年は軍国の礎を見ることも覚悟せなばならない。

だが、彼らをそのままにしておくわけにはいかない。今の僕は、「良いお年を」なんて寝ぼけたことを言ってるような気持ちになれないのだ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/oibore_shinsuke/20110101/1293827845