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保険金殺人容疑で2人再逮捕へ 熊本12月29日 18時57分
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熊本市で、3億円の保険をかけられた男性が車にひかれて死亡した事件で、警察は、別の容疑で逮捕した暴力団幹部の男ら2人が、保険金目当てに、男性を殺害した疑いが強まったとして、年明けの来月3日にも殺人の疑いで再逮捕する方針を固めました。
この事件は、ことし10月、熊本市北区の県道で、およそ3億円の保険がかけられた45歳の男性が、2台の車にひき逃げされて死亡したもので、警察は、暴力団幹部の齊藤健一容疑者(43)と無職の鈴木秀男容疑者(33)の2人を、無関係の男性にひき逃げの犯人として身代わりに出頭するよう強要した疑いで逮捕しています。
2人は、当初、否認していましたが、その後、ひき逃げに関わったことを認める供述を始めたということです。さらに、死亡した男性の保険料を齊藤容疑者が支払っていたことなどから、警察は、2人が保険金目当てに男性を故意に死なせた疑いが強まったとして、殺人の疑いで来月3日にも再逮捕する方針を固めました。
2人は、ほかにも複数の知人に数千万円の報酬を示して、「身代わりに出頭してほしい」と頼んでいたということで、警察は、事件の詳しい経緯を調べることにしています。
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