【ソウル聯合ニュース】韓国の国連安全保障理事会・非常任理事国の任期が1月1日に始まり、北朝鮮による長距離ロケット発射を受けた制裁議論に直接参加できるようになった。
韓国は昨年11月から次期非常任理事国として安保理の会議を参観してきたが、今月からは立場表明や文案作成への関与が可能になる。任期は2年間。
北朝鮮のロケット発射をめぐる安保理の制裁議論は、来週初め以降に具体化する見通しだ。
安保理は北朝鮮がロケットを発射した先月12日に緊急会合を開き、「発射は明確な安保理決議違反」とする報道声明を出し、制裁協議に入った。だが、常任理事国として拒否権を持つ中国が北朝鮮への制裁に難色を示していることから、未だに対北朝鮮措置の形式さえ固まっていない。北朝鮮のミサイル発射に強硬な立場を取る米国は、時間にこだわらず協議を続け、厳しい制裁を科すべきだとの姿勢をみせている。