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千野志麻の「家族みんなが元気になる!ポジティブ子育てライフ」

(2) 転んでも泣かない!おおらか育児

 初めての出産のときには、子どもが生まれたら少し神経質になるのかなぁ?と想像していましたが、実際に双子が生まれてみたら、自分でも驚くほど肝が据わっていると言いますか(笑)。最初から子どもに対してあまり手をかけずに、そっと見守ることが多かったですね。

 たとえば、子どもたちが転んでも、私の場合はいちいち「大丈夫?痛かったねぇ」などと声をかけません。転んですぐ「これは大変!」と駆けつけてしまうと、子どももそれを大ごとだと思ってしまう気がするんです。それに走り回ってよくぶつけたり、転んだりするので、その度に声をかけているとこちらも疲れてしまいますものね!

 上の二人は男の子なので、とにかく元気でやんちゃに育ってほしい。実は、草食系男子が苦手なので(笑)、将来「強い男の人」として成長してもらうためにも、ちょっと突き放すぐらいの感じで接しています。そのせいか、息子たちはたいていのことでは泣かなくなりました。
下の娘に対しても同じように育ててきたので、すっかりたくましくなってしまって! 結構派手に転んでも、自分ですくっと立ち上がってまた歩き出します。それを見ていた友人たちから「え~?あんなに転んでも泣かないの?」と驚かれるぐらいです(笑)。

 子どもを強く叱るときは自分の中で決めていて、「命にかかわること」と「人に迷惑をかけること」だけは、厳しく注意するようにしています。それ以外は、あまりガミガミ言いません。

 やっぱり自分で経験してみないと、何が良くて何が悪いのかがわからないと思うんですよね。

 子育てしていて気づいたことは、子どもって、想像以上にたくましいということ。親がそんなに心配しなくても、毎日の経験から自分で学びとって成長してくれるものだと感じます。

 どちらかというと放任主義ではありますが、子どもたちはホントにみんなかわいくて、一日一回は必ずぎゅっと抱きしめて、めいっぱい甘えさせる時間も大切にしています。


2012/11/07 | コメント(0)

プロフィール

千野志麻(ちの・しお)

静岡県出身。2000年にフジテレビ入社。チノパンの愛称で親しまれ、人気アナウンサーに。2008年に双子の男の子を出産し、翌年の2009 年に女の子を出産。3 人の子育てを自然体で楽しみながら、アナウンサーとしてTV、雑誌、イベントなどで活躍中。
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