井岡「まだ満足してない」３階級制覇へまずは防衛戦

井岡ジムの世界王者コンビ、井岡一翔（右）と宮崎亮はベルトをかけてポーズ Photo By スポニチ

　大みそかに２階級制覇を果たしたＷＢＡ世界ライトフライ級王者・井岡一翔（２３）と初挑戦でベルトを獲得したＷＢＡ世界ミニマム級王者・宮崎亮（２４＝いずれも井岡ジム）が１日、大阪市内の同ジムで会見し、喜びを新たにした。

　一方的に攻めて６回ＴＫＯ勝ちの井岡は試合翌日と思えない、きれいな顔で「いい年越しになった。でも、まだ満足してない。今年は飛躍の年にしたい」ときっぱり。父・一法トレーナーは年内の３階級制覇挑戦に意欲を示しつつ「まずはライトフライで防衛戦」と話した。対戦相手には同級スーパー王者のローマン・ゴンザレス（ニカラグア）、同級暫定王者のアルベルト・ロッセル（ペルー）の名前も浮上している。

　激しく打ち合った宮崎は左頬に大きなばんそうこうを貼って登場。「ちょっとアンパンマンになりましたけど。まだこれから。もっと動いて１２回フルに戦えるようになりたい」。次戦はミニマム級の防衛戦で、暫定王者のヘスス・シルベストレ（メキシコ）と指名試合になる。