同居の祖母（８２）を殴って意識不明の重体にしたとして京都府警城陽署は２日、傷害の疑いで城陽市平川大将軍の飲食店手伝い、小林茂樹容疑者（３５）を逮捕した。同署によると容疑を認めている。
逮捕容疑は１２月３０日午前１１時半ごろ、祖母の顔を数回殴り、けがを負わせたとしている。祖母は顔面打撲、急性硬膜下血腫などで意識不明の重体。
同署によると小林容疑者は、祖母と２人暮らし。認知症の祖母の言動に腹を立てて暴行したという。翌日夜になっても祖母が布団から起きてこなかったため、近くに住む父親（６３）に相談、父親がかかりつけの医者に連絡したが都合が付かず、１日夜になって１１９番した。
祖母を病院に搬送した消防から「顔に殴られたような跡がある」と警察に通報があったという。