2011年04月10日
稲恭宏博士の福島原発発言は「医学的科学的」に信用できない(2/2)
稲恭宏博士の主張を改めてビデオからまとめてみた。
・福島の原発事故の放射線は20km圏内、原発敷地内でも安全である。
・安全なのは、大人だけでなく、子供や乳児、妊婦や胎児に対しても同様である。
・稲恭宏博士の論文で、安全なことは証明されており、それを見て欲しい。
・原子力安全委員会が定める放射線基準は必要ない。
・現在、出荷制限、摂取制限されている野菜や水、魚介類は取っても問題ない。
・原発敷地内であっても、放射線防護をする必要はない。
彼の主張をまとめると以上になる。
稲恭宏博士は自分の主張の正しさについて、
「海外の有名英文雑誌で証明した」と言っているので、
これを検証してみることにした。
もし、証明されていたら、これまでの放射線の常識が覆されることになる。
彼が発表した論文を検索するため、下記のデータベースを参考にした。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/
http://yasuhiro-ina-dmsc.jp/
http://ci.nii.ac.jp/
http://pr.jst.go.jp/jdream2/
稲恭宏博士の論文を読んだ。論文を読んだ感想。
・稲恭宏博士は早稲田大時代から東大大学院時代も、公衆衛生や生物統計学の教育も受けたこともないし、ましてや生身の人間のデータの解析に携わったこともないようだ。どの論文を見ても、実験計画や統計が全然わかってない。(東大の大橋先生(統計のプロ)のコンサルを受ければよかったのに)
・稲恭宏博士は早稲田〜東大大学院に至る10年以上、「マウス」に放射線あて、何百ものマウスを殺してきた。その結果、マウスの解剖の仕方ぐらいは覚えただろうけど、人間のことは1つも分かりはしない。ビデオで言っている「外挿」という彼の大好きな言葉を使えば、マウスの結果をヒトに「外挿」できるとでも思っているのだろうか?さらに、マウスでも妊娠状態やマウスの週齢(人間で言うところの年齢:乳児や幼児に相当)に応じて調べた経験がないのに、人間の妊婦や胎児、幼児について、放射線の影響について「安全である」と断定的に言うことはできない。
・彼が発表したという、海外の有名英文雑誌を調べてみた。海外の有名英文雑誌といえば、The New England Journal of Medicine, The British Medical Journalを想像するのだが、彼が言う海外の有名英文雑誌ってどこのことだ?全部マイナー過ぎて、聞いたことない雑誌ばかり。インパクトファクターを調べても2ぐらいしかない。研究計画も含めて、統計的な処理もひどいから、有名な雑誌には通ることはない。「低放射線は安全で、むしろ健康増進にいい」という彼のアイデアは面白いが、そのアイデアを証明するための研究デザインを立てられないし、統計的な処理を行うスキルもない。
・稲恭宏博士はテレビで「低放射線は健康増進にいい」といっている。もしそうなら、それを証明する何らかの住民疫学調査(コホートスタディ)をやっていると思うが、そのような科学的な知見(エビデンス)はない。
結果的に、稲恭宏博士の論文は
「福島の放射線は原発敷地内でも安全」ということ証明していなければ
「大人だけでなく、子供や乳児、妊婦や胎児も安全だ」ということも証明してない。
(稲恭宏博士は、ヒトについて研究したことがないのだから、
当然、ヒトについて何も証明できないのは当たり前なのだが)
あのビデオで言っていた「おれの論文を見ろよ、安全を証明したんだぜ」
というのは「言いすぎ」(虚勢といってもいいかも)だったということになる。
本人が原発で放水したければ放水しに行けばいいし、
福島の野菜や果物を食べたければ食べればいい。
それは本人の自由だ。
ただし、専門的知識を持たない一般人に対し、
「医学博士」「東大」「論文雑誌」などの単語を散りばめて
事実でない発言をし、あたかも科学的な真実であるかのように語り、
判断を誤らせることはやめて欲しい。
最後に、なぜヒトのことを全く研究したことない稲恭宏博士が、
ヒトについて、あたかも何か分かっているかのようにいうのか?
それは彼が中心となり参画している会社と関係してそうだ。
有限会社 ユウプロモーション ( Yuu Promotion )
アロマリンパテラピーサロン ナチュレ サージュ ( Nature Sage )
世界健康長寿応援団
これらの会社のページを見てみると、納得。
稲恭宏博士は別に科学的真実のために発言していたわけでなく、
その会社のビジネスのために発言していたのだ。
だから、テレビや講演活動を最近よくやっているわけだ。
稲恭宏博士を今まで、科学者として、研究者として見ていたので、
まじめに論文を調べて、きつめの言葉で非難していたけれど、
これまで少し書きすぎてしまったかもしれません。
稲恭宏博士は、優秀なビジネスマンだったわけですね。
この原発危機を好機ととらえ、
どうぞビジネスチャンスをつかんでください。
あなたのような怪しい臭いのする人、私は大好きです (笑)
くれぐれも怪しい臭いを消さないようお願いします。
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更新>>進化ルームと時間の存在
Excerpt: 私が子供の頃なんかは 夏じゃなくたって、太陽はぎらぎらしていたし 空は青かった いつからそう感じていたかまったく覚えていないけど ある時から 私たちはガチャガチャの..
Weblog: Haunt Me
Tracked: 2012-06-13 17:27
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Excerpt: 私が子供の頃なんかは 夏じゃなくたって、太陽はぎらぎらしていたし 空は青かった いつからそう感じていたかまったく覚えていないけど ある時から 私たちはガチャガチャの..
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Tracked: 2012-06-13 17:27
直ちに稲博士に関するこれら当該記事を全て削除し、誠意ある謝罪文を掲載してください。
直ちに本件に関する上記の対応が取られない場合、貴殿及び貴殿の本件については当方の顧問弁護士もすでに把握しているため、刑事事件として警察に告訴することを通達します。
平成23年4月26日
稲 恭宏博士 管理・運営委員会
http://yasuhiro-ina-dmsc.jp
組織の程度が知れます。
>これらは違法行為に該当し、関連諸法に著しく抵触
>告訴
”顧問弁護士”とやらに「事実の摘示」と「意見ないし論評」との相違について伺ってみることをお勧めします。
自分のその分野の英文論文がない人には、批判する資格も権利も本来ないよね。
言う方は勝手なことばかり言うけど、
言われる方は本当につらいよね。
批判ばかりしている人は、被災者の人のために、今、何をしてあげているんだろうね。
また一つ論文が書けます。
記事名「稲恭宏博士 管理運営委員会から謝罪要求!!」
をご覧ください!
「稲恭宏博士 管理運営委員会から謝罪要求!!」
これご本家さんからでしょうかね?
違うと思います、そんな器の狭い方ではないと思います、それに、謝罪要求など、ここのブログさんと同意見の方々は少なくはないです。
彼(および推進側)の説の決定的欠陥は、内部被曝の無視。「年20mSv」などと計測推計される線量は、線量計の前面の(例えば校庭に漂う)放射性物質からのガンマ線だが、その物質を吸入しての、また当地の水、作物等を摂取しての、内部からの遥かに強力なα線、β線による被曝は無視されている。
ガンマ線は、X線により身体が透視出来るように、多くは透過してしまい、吸収され組織に影響することは意外に少ない。むしろ放射性物質が環境にそれだけ堆積し漂っているとして、内部被曝を警戒する指標とすべきである。
屋内退避の勧告当初の(当時当局は原子炉損壊、レベル7を知っていた訳だが)、マスク、帽子、上着は玄関で脱ぎ、手洗い入浴、などの指示が今は聞かれないのはなぜか。校庭で遊んだら、などと疑問を呈されないように。
稲は、出来る限り汚染された地域に一族、支持者と引越し、自給村を作り(ここ重要)、健康を享受してみせよ。そこで妊娠(させ)、子育て、孫育てしてみせよ(過失致死傷の責任は取ること)。ちなみに医師でない者が有料で健康アドバイスをするのは医師法に抵触する可能性がある。
またその場合稲教授は誰からいくら貰ってこんな事発言しているのでしょうか。
1億や2億貰って出来る事では無いように思いますが。
不勉強な医者、医者の政治家は別として、
稲博士の理論と講演、テレビ番組に対する、
放射線医学者からの反論は皆無で、
医学的にきちんと反対論文を書けた人は誰もいない。
これがすべてです。
稲博士が、これだけ誹謗中傷されながらも、福島原発事故直後からテレビや講演、YouTubeなどで頑張ってくれたから、今の日本は、これくらいで済んでいると思います。
私は、稲博士に心から感謝しています。
私の周りの人間たちもみんなそうです。
これから、日本が復興できますように!
そして、政府に強制避難させられている福島の人たちが、一日も早く自宅に帰れますように!
稲博士は、最近、東京MXテレビの「西部 邁ゼミナール 低放射線をめぐる嘘の数々」にも講師役として出演されています。
この映像と稲博士のプロフィールは、
http://www.mxtv.co.jp/nishibe/archive.php?show_date=20111015
で見ることができます。
また、私は、研究業績さえ素晴らしければ特に気になりませんが、稲恭宏博士の学歴、経歴のことにも触れられていた方がいらっしゃいましたので、私も少し書かせていただきます。稲博士が早稲田大学と関わられたのは、東京大学医学部の大学院の時と文部教官として出向されていた時です。そもそも、早稲田大学には、人文学部という学部自体が存在しません。
それと、稲恭宏博士が東京大学医科学研究所の客員研究員の身分になられていたのは、稲博士が早稲田大学などへ文部教官として出向されていた頃です。その前後は、東京大学医学部、東京大学医科学研究所で研究を続けられていますが、東京大学の場合、他の大学や研究所などへ研究指導などに行かれることも多いようです。
東大医学部からは、他の医学部とはだいぶ様子が違うようで、約一割の方(東大理系全体の平均では約半数の方が大学院へ進学)が、稲博士のように東大医学部を卒業された後に医学研究をするための大学院のコースへ進学されて、医学研究一筋の道へ進まれているようです。東大医学部の場合、厚生労働省や環境省、法務省、文部科学省などにも少数ですが進まれる方がいらっしゃるようです。
それにしても、ICRP(国際放射線防護委員会)の前近代的な基準値は、早く改正していただきたいものです。
原発事故で政府に強制的に避難させられている福島の人たちが、早く故郷に帰ることができて、元気に健康で暮らして行けるといいですね。
「稲恭宏」をキーワードとするアクセス数が急に多くなったので、何かあったのか?と思っていたところでした。
さて、11月8日と12日の書き込みに対してコメントしたいと思います。
>稲博士の理論と講演、テレビ番組に対する、放射線医学者からの反論は皆無
3月〜11月まで、稲博士の活動を見てきましたが、残念ながら、誰も彼を相手にしてないというのが適切かと思います。
>健康寿命が著しく延長される
稲博士がそう主張しているだけで、彼の論文をみても、他の研究をみても、臨床的な裏付けは何一つありません。何度も触れてますが、彼の論文は「マウスだけ」を対象にしていますので、彼が我々ヒトのことをいうのは「言いすぎ」だと思います。
>稲恭宏博士の学歴
ご自身で大学に問い合わせれば分かると思いますが、稲博士の出身学部は、東京大学医学部ではありません。「東京大学」をありがたがる方がおられるようなので、指摘したいと思います。
>東京MXテレビ
内容を確認しました。稲博士は、3月の頃に比べ、かなりトーンダウンしてますね。3月は「放射線は健康にいい!」といっていましたが、10月のテレビでは「放射線に起因する各種疾患は起こらないと思います」という表現に変わりました。細かいところを指摘すると、稲博士のおかしな主張・事実誤認など多々ありますが、影響が少なそうなので、ここでは触れないでおきたいと思います。
何が起こったのかの論文読んでこい。って話だよね。
チェルノブイリとフクシマは全く放射線医学的状況が違います。
勉強してから書き込みをしないと恥をかきますよ。
それと、今回の事故後の福島の状況で、放射線障害による疾患が発症する可能性は全くありません。あなたが疾患が出ると言っているのは、完全に間違えた知識による間違えた発言以外の何物でもないのです。
あなたこそ、稲恭宏博士の講演も番組も何も見ても聞いてもいないで、子供じみた感情の悪口だけを言っていますが、フクシマのまともな報告書や放射線医学の論文をきちんと読んで来いって話ですよ。
擁護してるやつは被曝被害者が今回の事故と関係ない事を証明して欲しいσ(^_^;)
「あきさんへ」さんへ
「チェルノブイリとフクシマは全く放射線医学的状況が違います。」とおっしゃっていますが、何がどう違うのでしょう?私も一応勉強しておりますが、あなたのおっしゃる意味がわかりません。私の知識の限りでは、むしろあきさんの方が正しいことを言っていると思いますよ。他人に「勉強してから…」とおっしゃるなら、今福島で何が起きているか、ご自分の目で確かめてください。机上の学説より、まず事実を確認しましょう。医療相談の場にあなたも同行されたらよろしい。そこで突発的な鼻血を出したり、目の下にくまのできた体調不良の子どもたちに「気のせいですよ。放射線は体にいいんです。」って言ってあげてください。きっと母親たちにぶっ飛ばされることでしょう。
あと、参考までに、あなたのいう「チェルノブイリとは違う医学的状況」をお聞かせください。私も「机上の空論」を学ばせていただきたいと思います。
「チェルノブイリとフクシマは全く放射線医学的状況が違います。」っていう意味が分かりません。私の知識では、あきさんのおっしゃっていることの方が正しいと思われます。人に「勉強してから…」とおっしゃるのなら、机上の学説より、まず現実をその目でご覧になった方が良いと思いますよ。、実際に福島の医療相談の場に同行されるのがよいでしょう。そこで、突発的な鼻血を出したり、目の下にくまができた体調不良の子どもたちに「全部、気のせいですよ。放射線は体にいいんです。」って言ってあげてください。きっと母親たちにぶっ飛ばされると思います。
あと、参考までに「チェルノブイリとは違う医学的状況」を教えてください。私も「机上の空論」を学ばせていただきたいと思います。
地球上の生物は宇宙からの放射線や地球に存在する自然放射線にさらされ、適応し何億年も進化して命を繋いできたと言う事は多分、事実であろう。同時に日本人もこの日本の環境における自然放射線の中で何億年も世代交代を繰り返し、適応してきたに違いない。
私は地球創世紀初期における強烈な放射線は生命誕生を阻害する主因の一つではなかったかと思っている。
貴殿は自然放射線のレベルが世界の地域によっては何千倍もの差がある、福島はその自然放射線レベルの範囲内であって全く心配する事はないと発言されている。
この是非は生命に関る由々しき発言である。
放射線の人体への影響は何千、何万人と言う被爆者を何世代にも亘ってあらゆる方面からの組織の中で客観的に検証、評価するものでそれでも一致した見解、結論を見出せていない。
貴殿一個人における局部的な研究(ラットの研究?)の範囲をはるかに超えるものである。もし、貴殿が福島は安全で問題ないと言われるのであれば20km圏内の人々に帰還を呼びかける前に少なくとも貴殿とその家族は福島第一原子力発電所の敷地内に住み続け、近海の魚介類や農作物を食す実績を示すべきであろう。
もちろん、原発敷地内に住むのが無理であれば50mSv/Yの地域に貴殿の信奉者3000人ぐらいを集めて一緒に住み、貴殿の学説の正しい事を実験によって証明すべきである。
私はバカだから全身全霊、身をもって証明する科学者以外は信用しない。
「放射線は体にいいんです。」なんて、
稲博士も誰も言ってませんよ。
放射線の生体影響は『線量率(放射線の照射時の強さ)』で決まる、
ということです。
内部被曝も外部被曝もそうです。
福島の被災者にぶっ飛ばされるのは、貴方の方です。
もう少し、きちんと放射線の勉強をした方がいいですよ。
1.2001年フランスアカデミーによる、毎時10ミリシーベルト以下では癌の発生は起こらない。キューリー夫人のお墨付き。
1.米国アカデミー2006年論文では、自然放射線の300万倍までDNA修復は可能。300mSv/h、2,600Sv/yという信じられないような世界が展開しています。
1.日々修復を繰り返す、DNAの驚異的な修復能力のもとでは、年間積算線量は無意味のようです。
1.フランス医科学アカデミーでは、EUの細胞学者総出で人体細胞のDNA修復限界を追求。放射線核医学界のノーベル賞・マリー・キューリー賞を2007年に受賞。
1.米国科学アカデミー、フィラデルフィア・ガン・センター報告の、60mSv/hから600mSv/hの線量率範囲が遺伝子異常発生最低の領域だという。その示唆する所を想像できるだろうか。
1.数百万倍も低い暫定基準値(1mSv/y)では、意図するところとは逆に、癌発生が増加する事を意味しないだろうか。
1.以下のURLで、事実関係の確認をスタート台にして、お互い絆を深めようではありませんか。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=vspfmJo85cY
次の映像を一度見てみてください。
わんこさんたちがフィクションと称してまで卑怯な手段で誹謗中傷を続けてきた稲博士が完全に科学的に勝利していたことが改めて分かります。
http://www.youtube.com/watch?v=HczJtRkfX1I
http://www.youtube.com/watch?v=emeWOGLCi9w&list=FL_XeR0wT-f8lng4e7CRqb1w&feature=plcp
Fukushima and Chernobyl: Myth versus Reality
Leading experts from the UN Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation (UNSCEAR), the International Commission on Radiological Protection (ICRP) and the Chernobyl Tissue Bank discuss the effects of radiation from a nuclear accident.
提示されたビデオ、国連科学委員会(UNSCEAR)の資料を見ましたが、稲恭宏博士のいかなる研究を支持していませんし、そもそも稲恭宏博士自体の名前もでてきません。
興味深いことに、あなたのいう「稲恭宏博士を完全に支持している」国連科学委員会(UNSCEAR)が作成した資料(http://www.unscear.org/docs/reports/2008/11-80076_Report_2008_Annex_D.pdf)を見ると、チェルノブイリの事故があった1986年以降、2006年まで、小児の甲状腺がんの罹患者・死亡者が増加しているだけでなく、大人の全がんの罹患者が増加していることが示されています。
チェルノブイリの事故から26年目になりますが、放射線による長期的な影響のデータがでてくるのは、これからになると思われます。
癌や白血病なら統計データに乗りやすいから、わかるだけで紅班、鼻血、関節痛、気管支炎その他もろもろの症状がでてもただの老化や怠け病として処理されるだけでしょう。
ぜひ、なにも起こらないと言ってる人は福島の川の水と土でラットを飼って実験してみてほしいですね。
低線量長時間被曝は高線量短時間被曝に較べて生体(マウス)への影響が少ないという論文です。
natureの査読がMITの研究スポンサー米国エネルギー省に歪められたのでしょうか。MITの論文には山下俊一氏の共同研究者らの論文も引用されています。
それから自分は1960年生まれだけど、あの頃は各国の核実験(2000回以上。中国は46回)によって放射能が毎日雨のようにばらばら降ってきていた。量的には今回より少なかったようだけど、それでも低線量の放射線を20年以上ずっと浴びていたことになる。当然食物にも含まれていただろう。なお、黄砂には今だにその頃の放射線が含まれているらしい。でもそれによって甲状腺がんや白血病とか増えたということもないし、日本人の平均寿命は伸びる一方。因みに、核実験時代に生まれた自分も友人も皆元気にしている。
>紅班、鼻血、関節痛、気管支炎その他もろもろの症状がでてもただの老化や怠け病として処理されるだけでしょう。
老化とは結局そういうものではないのかな。人間というものは、歳をとって抵抗力や免疫力が弱まれば、放射線に限らずどんなものにもでも身体にダメージを受けやすくなる。そうなると、放射線より前に、インフルエンザで死ぬかもしれない。強毒性のインフルエンザなら感染後1日で死ぬこともあるからね。
証明証明言ってますが、全癌発生率低放射線1.02、タバコや粉塵による発生率1.06となっていて、これだと低放射線隠れてしまって証明など出来ないというのが現代の医学でしょう?
閾値はあるでしょう。アメリカのアカデミー発表とは裏腹になぜビルゲイツ先導で、原発増やしていくのでしょう?
中国も200基、イラン・トルコも作りますね。怖いですね。
なぜでしょう?日本人の人達をだまくらかして、エネルギーを外から買わせるというインテリジェンスの領域です。
昔大東亜戦争は石油備蓄六ヶ月というエネルギー危機から開戦となりました。似てきてますね今。
領域と言えば安全な「閾値」はあるのです。
ファイネンデーゲン・チュビアーナ論文、マイロンポリコープ論文読んでみてね。この人達の中にはマリーキュリー賞をもらっている人がいます。自然放射能の百万倍DNAにあてても細胞は死なず、自己治癒するという論文。
自分で調べてね。
日本で知りたかったら長崎大学が出している「リスク認知とリスクコミュニケーション」出てますから、今放射線医学がどんなことを問題にしているか分かると思います。
どちらにしても二人に一人癌にかかっている日本です。
六千oシーベルトの高放射線治療にしますか?治療最前線のホルミシスによる低放射線治療にしますか。
療法とも怖い? じゃやめて早く死んで下さい。って冗談ですよ。
なお博士論文は国会図書館関西館に保管されています。まず博士論文を一覧される事をおすすめします。(誰でも閲覧できます。)猶稲氏は博士を得るまでに六年を要しています。(医学研究科は4年が普通です。)医師資格のある方も無批判でこの論を推奨する方がいるのは困った事です。
自然科学の結果はイデオロギーを抜きにして考えてほしいものです。