「姉さん、辛くない?」
壁に手をついて尻を向ける姉に裕也はいたわるように言った。
「私ごとき不浄な奴隷にお気遣いなんかなさらず、裕也様は御自分が気持ちよくなる事だけ、お考え下さい」
そう言って美紀は自ら腰を突き出し裕也のペニスをアナルの奥へ入れる。
「はうっ!」
「ね、姉さん!」
ペニスの太さがアナルに合わず美紀は苦悶の表情を浮かべ目には涙が浮かぶ。
その涙に気がついた裕也がピストン運動を止め男根を美紀のアナルから引き抜こうとする。
だか、
「抜いてはいけません!」
凛とした美紀の声が建設途中の店舗に響き渡る。
強い意志と覚悟がこもった姉の声に裕也の動きが止まる。
「どうか、裕也様の逞しいオチンポ様を美紀の不浄の穴に差し込んでください。奥の奥まで容赦なく入れて征服してください」
「だけど、姉さん、血が……」
美紀の肛門から少量だが血の一滴が流れ床にポタポタと落ちる。
裕也のペニスの太さに耐え切れず肛門の一部が擦り切れたのである。
「それでも、抜いてはいけません。貴方様は私が命を賭けて愛するたった一人の方、そして私にとって最初で最後の男性。今、私は自分の全てを裕也様に捧げている最中なのです。もし、ここで止めたら私は、私は、裕也様を許さない。一生許さない……。清純だった私をここまで貶めながら私の全てを手に出来ないのなら私は裕也様を殺して私も死にます」
美紀の言葉は偽りなき本心だった。
もしここで、裕也が美紀の最後の穴を情によって見逃せば美紀は烈火のごとく怒り鬼神となりて裕也を殺すに違いない。
普段は普通の人間のように生活し人と接しているが、裕也が美紀を力ずくでモノにしたあの日から美紀は弟に対し身も心も捧げたのと同時に異常な偏愛を持つようになっていたのだ。でなければ、裕也の無理難題のセックス試練を戸惑いながらも自ら課す事は出来なかっただろう。全ては愛する弟の為なのだ。
裕也は、この時、初めて姉の異常に気がついた。いや、時より見せる姉の表情や目つきに違和感は感じていたのだが、まさかここまでとは思わなかった。
良くも悪くも美紀の心は病んでしまったのだ。
姉を無理やり手に入れ近親相姦の悪罪に引き込んだ事に裕也は後悔する。
そして裕也は改めて決意する。
目の前にいる女を姉ではなくただの女として扱い一生側にいてもらう。寝るのも食事するのも風呂に入るのも何処で何をするのも一緒に居てもらう。たとえ、うっとしがられても嫌だといわれても裕也は美紀の側から片時も離れないと。
美紀のアナルから抜けかけていたペニスを何の予告もなしに裕也は突き刺す。
「ひぃぃぃぃ!」
裕也のペニスが根元まで差し入れられ美紀が悲鳴をあげる。
未開発の美紀のアナルに裕也のペニスは大きすぎた。それでも、美紀は苦悶の声を出来るだけ押さえ裕也が躊躇しないように努力する。
美紀にとってアナルバージンは想像以上に痛みを伴う行為だった。
だが、この苦痛を裕也に止めて貰おうと美紀は微塵にも思わなかった。
苦痛が増せば増すほど自分は裕也の女である事を美紀は自覚できたからだ。
「姉さん、いや、美紀。今日から知り合いの前、以外は美紀と呼ぶからな。もうお前は俺の女だ。いいな」
「勿論です。美紀は裕也様の女です。もう、姉さんだなんて呼ばれたくありません!」
美紀のアナルの中で裕也のペニスが激しく上下運動する。
もはや、裕也は美紀に対して何の遠慮もする気はなかった。今、目の前にいる女は常に一緒に居る事を義務づかせた奴隷にして性欲を何時でも何処でも処理させる道具なのだ。
「いいか、もぉ、お前に自由時間なんかない。俺達は何処に行くにも一緒だ。学校へ行くのも遊びに行くのも食事するのも風呂に入るのも寝るのも一緒だ」
ペニスの動きを一層激しくする。
「美紀は裕也様と常に一緒にいます。離れません!」
容赦なく動く裕也のペニスに美紀の顔は一層苦悶に歪む。
それでも裕也のピストン運動の速さは衰える事はない。
「美紀の身体も心も性欲も俺のモノだ。俺がセックスしたくなったらお前は笑顔で全裸になってお相手するんだぞ」
「はい、裕也様が命じるのでしたら。人前で裸になってオナニーでもセックスでも喜んでいたします。美紀の事を一生可愛がってくださいませ。お願いします」
「まかせろ、これからは、お前が生理の日でもチンポをマンコに差し込んで精液をくれてやる」
「うれしいですわ。こんなビッチな女にそのような寵愛をくださるなんて、美紀はこれから離れず裕也様のお世話をします。いいえ、お世話させてください」
美紀は心から嬉しかった。
生理の日でも裕也の聖なる白い水を体内に注いでもらえる思うと歓喜に震え、はしたないマンコから愛液が足を伝わって床まで流れる。
「奴隷のように一生、俺の世話をさせてやる。朝から晩までコキつかってやる。
朝フェラから夜のセックスの相手までやる事は多いぞ」
それは今もやっている事だと美紀は思ったのだが口にはしなかった。
「くっもう、ダメだ……」
裕也が達しそうになる。
「どうぞ、我慢なさらず、美紀の不浄の穴に裕也様の精液を注ぎこんでください」
「まだ、出さない!」
裕也は両手で押さえていた美紀の腰を離し前かがみになる。
裕也のペニスが一層、美紀のアナルに入り込む。
自分のアナルに裕也の逞しいペニスが一層深く差し込まれた美紀は苦痛と快楽を足して割ったような表情になる。
「それから、美紀」
「なんでしょうか?」
「この貧弱で小さな胸をもっと大きくしろ!。触ってもちっとも面白くない」
裕也は美紀の両脇から手を差し入れ形はいいが小さな胸を鷲掴みにして乱暴に揉み上げる。
「明日から沢山、牛乳を飲んだり、豊胸マッサージしますから、もう少しお待ちください。かならず裕也様が御満足する大きさにまで膨らませます」
同世代の少女達に比べて美紀のバストは小さい。裕也とセックスする事によりバストの大きさはBカップまで膨らんだが、それでも乏しい胸の大きさには変わりない。
「絶対、大きくしろ。これは主としてのめいれいだぞ」
裕也は美紀に命令を飛ばす。
だが、裕也の逞しいペニスでアナルを貫かれ、乱暴に胸を掴まれている美紀に返事をする余裕はなかった。
「痛いぃぃぃぃぃぃ!」
よほど強く乳房を握り潰されたのか美紀は苦悶の表情を浮かべポロポロと涙を流す。
苦しむ美紀を見て裕也の嗜虐は高まりアナルの奥の奥までペニスを刺し貫き、小さな乳房を力を込めてこねまわす。
「返事はどうした? この馬鹿、奴隷が! 御主人様の問いに無視するつもりか?」
奴隷に無視されたことに裕也は激怒し姉を労わる気持ちを微塵にも持たず深く突き刺さっていたペニスをさらに奥へと入れる。
「はあぁぁぁぁぁぁぁ!、お、お許しを……」
これ以上ないほど裕也のペニスをアナルに差し込まれた美紀は身体を左右に振り、苦しみの呪縛から逃れようとする。だが、前屈みの体制で美紀のアナルにペニスを差込み、さらに両胸をしっかり揉みながら抱き寄せて形で、さらにペニスを深々とアナルに入れている裕也の濃厚な性技から逃れる事は出来なかった。
「美紀、貴様はまだ自分の立場がわかってないな。さっき言った通り、もうお前は俺の姉じゃない。普段は人目や世間体があるから仲の良い姉弟をお互い演じるが二人っきりのときはお前は奴隷だ、メイドだセックス奴隷だ。死ぬまで俺の側で仕える女だ!」
アナルに刺さっている裕也のペニスの動きが一層速くなる。そのだびに、美紀は呻き声とも喘ぎ声ともつかない声を上げる。
「そ、そうです、美紀は裕也様だけに仕える女です。裕也様の側に必ずいます。裕也様以外の男性とは必要最低限しか会話しません。美紀がこれから見つめる男性は裕也様だけなんですぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
裕也のピストン運動が苦しいのか、天を仰ぎ声は涙声だった。
「出すぞ! 美紀。一滴残らずお前の肛門の中に出してやる」
美紀の官能を高める為に裕也はわざわざアナルでなく肛門と言った。
肛門と言う言葉に反応したのか判らないが美紀のアナルの締め付けが強くなる。
「この卑しい奴隷に、裕也様の聖液(性液)を注いでくださいませ。美紀を貴方様の女にしてください。私をこれから一生、淫らに辱めてください。どんな辱めも戒めも、美紀は……美紀は…… 迷わず受け入れます、何故ならば裕也様を愛してますから!」
「俺も、愛してるぞ!。美紀」
裕也の愛の告白に美紀は奴隷の表情から姉の顔に戻り、頬を赤らめて幸せな顔になる。だが、今の自分は弟。、いや、裕也様に一生仕えるセックス奴隷である。それを思い出した美紀は再び奴隷の顔に戻り大腸に注がれる裕也の精液を受け止めるのだった。
「す、すごく、よかった……」
今まで体験した事がない射精に裕也は疲労を感じ美紀のアナルからペニスを抜き座り込む。
「わ、わたしくも、素敵でした」
壁に手を付いて尻を向けていた美紀も床に膝をついて激しく息をする。
「姉さん、お尻はだいじょうぶ?」
「美紀です」
「えっ?」
姉が自分の名前を呼ぶ意味に裕也は一瞬、わからなかった。
「わたしは、もう裕也様の姉ではありません。姉と弟の関係なんて、もう嫌なんです。私が望む関係は主従です。ですから、私の事は今後、姉さんでなく美樹と呼び捨ててください。人前で呼んでも結構ですから」
凛とした声と覚悟を決めた美樹が裕也に言う。
美樹を姉と呼べない事に裕也は寂しさを感じていた。アナルセックスの興奮で心ならずとも美樹に、そう命令したのなら裕也はそれを貫き通さなくてはならない。その反面、姉に甘えたいのも事実だった。
「えっと、その……、やっぱり、姉さんと呼ばせてくれない? さっきのは、僕も興奮していて何を言っていたのか判んなくって……」
16歳の少年に年上の、しかも血の繋がった姉を他人扱いし奴隷として使うには裕也はまだ未熟で経験不足だった。そんな裕也を見て美紀がクスクスと声を殺して笑う。
「もぁ、裕ちゃんたら……、お姉ちゃんを抱く時はあんなに男らしく素敵な御主人様なのに……、事が終わると気弱な弟にもどるんだから……」
立ち上がり美紀は裕也の元へ向かう。
「姉さん?」
裕也の元へ来た美紀は膝まづき自分の唇を軽く裕也の唇に触れる。
「ホント、困った御主人様です。だけど、愛してます。弟として、生涯お側におつかいする御主人様として」
「うん、いつまでも僕の側にいてね。姉さん」
裕也と美樹はどちらともなく唇を合わせ全裸で抱き合うのだ。
その姿は奴隷と御主人様ではなく仲の良い姉と弟だった。しかし、二人は一線を越えてしまった男女なのだ。この二人が普通の姉弟に戻る事は出来ないし戻る事を望まないだろう。
大勢の人で賑わう商業娯楽施設ドリームナイトの夜も刻々と過ぎていく。
誰も来ることがな工事中の店舗の中で裕也と美樹は互いを求めるかのように肌を重ねる。今度の性交は子孫を生み出す器官に挿入する正しきモノだった。
【第2章 弟の辱めを受ける姉の肉体は終了】
【第3章 美紀の淫謀に堕ちる美紀の悲劇が始まります】