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表題:交通事故 名前:沼津市民 日時: 2013/01/03 00:29:41
沼津市民ですが、どんなもみ消し方か楽しみにしてます
福田、千野両家なら余裕でしょう

表題:名前:日時: 2013/01/02 23:23:34

千野 志麻(ちの しお、1977年8月9日 - )が交通事故で人を殺したとニュースがありますが本当ですか?

表題:おたくの 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です 日時: 2013/01/02 23:16:10
娘さんが人をひき殺したことについて、コメントきぼんぬ

表題:中核市の要件は、人口30万人以上から20万人以上に緩和 名前:パイプ 日時: 2012/12/20 19:31:27
 政令市に道府県権限
 「特別自治市」は先送り
 地制調小委中間報告
 首相の諮問機関の地方制度調査会専門小委員会(委員長・碓井光明明治大教授)は20日、大都市制度改正に向けた中間報告をまとめる。政令指定都市に道府県の権限を大幅に移して二重行政を解消することや、中核市の人口要件を緩和して特例市からの昇格を促すことが柱。総務省は今後、具体化を進め、2014年の通常国会に関連法案を提出する。
 政令市を道府県から独立させる「特別自治市」構想は、浜松、静岡市などが制度化を求めているが、道府県警察の分割による捜査力低下の懸念から今後の検討課題として先送りした。橋下徹大阪市長が掲げる「大阪都」構想は、実現を後押しする都構想法が8月に成立したため、是非に言及していない。
 報告は、一般の市に比べて幅広い権限がある政令市と道府県との間で二重行政が深刻化していると指摘。都市計画や教育、福祉などの仕事は、政令市に一元化するよう求めた。
 また人口規模が大きく住民の声が届きにくいとして、身近にある区役所の役割拡充を要求。具体的には、市長が独占する予算権限の一部を区長に与えることや、区ごとの教育委員会設置を可能にするよう求めた。
 政令市に次ぐ権限を持つ中核市の要件は、人口30万人以上から20万人以上に緩和。人口20万人以上の特例市は保健所設置を条件に中核市への昇格を認め、地域の拠点都市を増やすべきだとした。
 東京都の特別区については、権限強化のため、児童相談所など都の仕事を積極的に移していく必要があるとした。
《静新平成24年12月20日(木)夕刊》

表題:沼津市議会閉会 名前:パイプ 日時: 2012/12/18 05:34:57
 沼津市議会閉会
 市漁港管理条例の改正案などを可決
 沼津市議会11月定例会は17日開いた最終本会議で、市漁港管理条例の改正案など17議案を可決、同意し、閉会した。
 JR沼津駅北口に来年6月29日にオープンする展示イベント施設キラメッセぬまづの指定管理者に「コングレ・コンベンション静岡グループ」(大阪市)を、沼津市下香貫の沼津御用邸記念公園の指定管理者にホテルチェーンなどを展開する「呉竹荘」(浜松市中区)をそれぞれ指定する議案も可決した。
《静新平成24年12月18日(火)朝刊》

表題:沼津の恥、『衆議院選投票率・最低』、県下一=最低 名前:意見堂々言う蔵 日時: 2012/12/17 19:45:06
 全国平均をも、大きく下回り、県下でも、最低の投票率、、、恥ずかしくないのか???行政や政治に、無関心、あきらめ、、、市民意識が、最低だ!!だからこそ、周辺の町にも、ソッポ向かれ、相手にされない。馬鹿にされ、、、町も、寂れ、政治屋行政も、沈没、、、やダネーー、こんな町に住むのやメ用!!裾野に、行こうか???長泉の方が、いいか??

 もう、沼津市民やめたいよ!!

表題:新市民体育館建設へ 名前:パイプ 日時: 2012/12/15 05:36:19
新市民体育館建設へ
 沼津市教委 検討委が初会合
 沼津市教育委員会は14日、新市民体育館の建設に向けた基本横想などを協議する「沼津市スポーツ施設整備計画推進検討委員会」の初会合を市内で開いた。
 市体育協会や学校関係者、公募で選ばれた市民など13人の委員が出席し、新市民体育館に求められる機能や立地条件などを話し合った。委員からは「交通機関の利便性を考慮し、中心市街地に建てるべき」「駐車場やバリアフリーの面を強化してほしい」などの意見や要望が出た。
 検討委は今後、スポーツ競技団体や市民の意見を踏まえながら「市民体育館整備基本構想」を具体化し、市教委の諮問機関である「沼津市スポーツ推進審議会」に報告する。
 現在の市民体育館(高島本町)は1973年に建設され、2005年に行った耐震診断で「耐震性能が劣る建物」と判定された。市は耐震補強工事の計画を検討してきたが、現状の機能を維持したまま強度を高めることは困難と判断。今年6月に市民体育館を新たに建設することを決定した。
《静新平成24年12月15日(土)朝刊》

表題:静岡県沼津土木事務所、民有地の木を無断伐採 名前:被害者です。 日時: 2012/12/05 18:51:39
 国道用の照明灯設置を土地所有者の許可なしに行い、その際、周辺の樹木を勝手に伐採し、抗議しても、無視、、、無償で提供している土地の使用についても、許可などの手続きもせず、、、こう言うのは、不法占有というのではないでしょうか。
 伐採される前、工事前の樹木の写真は、あります。業者が、きれいに伐採してしまった後の写真を送り付け、木は、なかったと、、、業者も知らないと言っていると、沼津土木事務所は、取り合わない。土地使用の件とあわせ、無視続けて、なんらに連絡もなし。 樹木伐採撤去の業者は、しらばっくれるでしょう、自分が、犯人ですから。でも、写真は、あります。
 不祥事続きの県、、、沼津の事務所、、、。県議会議員も、県職員迎合の無能者かりか?、、、日頃のチェックや議会での、チェック、それが、本来の職務、、それも出来ないのでしょうか。ここに書いても、きっと、誰も、何も、言ってこないでしょうから、近いうち、裁判所に提訴、併せて、警察に被害届を出すつもりです。
 昔は、正義のご意見番『沼朝』なんかは、取り上げたモンですが、、、、裁判所提訴とあわせ、報道各社に、投げ込みもしてみようか。金とヒマは、いくらでもありますから、信念を貫こう!!
 静岡県は、職員110番と言うようなものがある。機能していないようだ、不祥事が、多すぎるからね。

表題:「イーラde」9月中間決算 名前:パイプ 日時: 2012/12/04 15:22:24
「イーラde」9月中間決算 沼津
 赤字を大幅圧縮
 JR沼津駅前の再開発ビル「イーラde」を運営する沼津市出資の第三セクター「沼津まちづくり会社」はこのほど、2012年9月中間決算を発表した。売上総利益は1810万円で、初めて黒字化した前年同期比で1070万円増加した。中間純損失は100万円で、同860万円改善した。
 店舗賃貸、駐車場、施設管理などの売上高は2億8730円(同1070万円増)、売上原価は前年とほぼ同じの2億6920万円だった。
 店舗賃貸事業は、フロアリニューアルにより既存の店舗区画が全て埋まったほか、3階に新たに店舗スペースを作り英会話教室を導入し、1540万円の売上総利益を出した。レジ客も前年同期比で4万人増えた。
 駐車場事業は管理経費の縮減などに取り組んだが、同駅周辺の駐車場収容台数の増加や低価格競争などが影響し、1020万円の売上総損失を出した。08年の開業からの累積赤字は前年同期比0・1%増の2億5900万円。同社は13年度の単年度黒字化を目標とした経営改善計画に取り組んでいる。
《静新平成24年12月4日(火)朝刊》

表題:4日から一般質問 沼津市議会 名前:パイプ 日時: 2012/11/29 05:29:25
 4日から一般質問 沼津市議会
 沼津市議会11月定例会は12月4〜6日、一般質問を行い、18人が登壇する。質間者と主な内容は次の通り。
 ▽梅沢弘(未来の風)教育委員会の在り方▽山下冨美子(同)母子生活支援施設・野菊園について▽江本浩二(同)有害鳥獣対策▽殿岡修(同)市長選の結果について▽二村祥一(市民クラブ)今後4年間の市政運営▽梶泰久(同)公契約条例制定の必要性▽渡部一二実(同)認知症対策▽伊藤正彦(新政会)公金の徴収一元化▽千野慎一郎(同)表彰制度について▽岩崎英亮(同)市長選の結果と評価▽渡辺博夫(同)福祉避難所の指定と医療機関などの連携▽片岡章一(公明)消防団について▽浅原和美(志政会)沼津駅付近鉄道高架事業について▽加藤元章(同)中心市街地商唐街の将来像と耐震性▽高橋達也(同)教育施策について▽山崎勝子(共産)子どもの豊かな成長のための市政▽川口三男(同)市長の就任2期目の市政経営▽植松恭一(自民沼津)鉄道高架事業におけるまちづくり
《静新平成24年11月29日(木)朝刊》

表題:栗原市長2期目の決意・新政会の要望 名前:パイプ 日時: 2012/11/27 10:05:58
 栗原市長が2期目に決意
 沼津市議会開会
 沼津市議会11月定例会が26日開会し、会期を12月17日までの.22日間と決めた後、キラメッセぬまづや沼津御用邸記念公園の指定管理者に関する議案など28件を上程した。このうち13億7400万円を追加する一般会計補正予算案を原案通り可決した。
 10月の市長選で再選を果たした栗原裕康市長は議会の冒頭で、「沼津の厳しい状況を一気に好転させるような魔法のつえはない。時代の変化に対応しながら地道に政策を実行し、市民と協働でまちづくりを進めていきたい」と2期目への決意をあらためて述べた。
《静新平成24年11月27日(火)朝刊》

新政会 予算6項目を要望
 沼津市議会の会派「新政会」(岩崎英亮代表)はこのほど、市に来年度予算編成に関する要望書を提出した。
 西武沼津店の閉店に伴うまちづくりの再整備などを含む第4次市総合計画の推進▽地震・津波対策の早期策定と市民への周知徹底▽市立病院の経営再建の推進1など6項目を柱に据えた。
 沼津駅周辺鉄道高架事業については、従来以上に強く推進するよう求め、市として独自に事業の方向性を検討することを提言した。
また、耐震補強工事が困難となり建て替えが急務になっている市民体育館の建設予定地の早期確定を求めた。
《静新平成24年11月27日(火)朝刊》

表題:26日から沼津市議会定例会 名前:パイプ 日時: 2012/11/20 05:46:21
 26日から定例会 沼津市議会
 沼津市議会議会運営委員会は19日、11月定例会の日程を26日から12月17日までの22日間と決めた。こども医療費助成事業費(1億9400万円)や自立支援介護・訓練等給付費(2億6600万円)など計13億7400万円を追加する一般会計補正予算案など28件が提出される。一般質問は12月4〜6日に行い、19氏が登壇する予定。
《静新平成24年11月20日(火)朝刊》

表題:西武沼津店閉店対策 名前:パイプ 日時: 2012/11/06 05:38:02
「市議会が中間提言書」
西武沼津店閉店対策
 市長に提出 検討組織設置も要望
 来年1月末に西武沼津店が閉店するのを前に、沼津市議会の城内務議長は5日、市の中心市街地の活性化に関する中間提言書を市役所で栗原裕康市長に提出した。同店の地権者らの意思決定を市が支援するとともに、各方面の専門家による検討組織を立ち上げるよう求めた。
 提言は本館、新館からなる同店のうち、複数の地権者がいる新館の跡地利用を主軸にした。緊急的対策、短期的対策、長期的対策、今後の取り組み姿勢ーの4項目でまとめた。
 緊急的対策では、地権者の円滑な意思決定のために外部コーディネーター導入などのサポートを市に求めた。短期的対策では医療・福祉・教育関連のテナント導入や、市役所機能の一部移転、科学館の開設などを検討するよう提案した。
 栗原市長は「公共の施設を入れれば費用負担の問題が生じるなど、短期的には幾つかの課題がある。中長期の方向性を含め、庁内の委員会で提言内容を検討する」と述べた。
 セブン&アイ・ホールディングスが西武沼津店の閉店を決めた6月以降、同市議会は総務経済委員会を中心に関係者の意見聴
取、視察、地権者との意見交換などをしてきた。
《静新平成24年11月6日(火)朝刊》

表題:沼津市議会が閉会 名前:パイプ 日時: 2012/10/18 04:19:14
 沼津市議会が閉会
 沼津市議会9月定例会は17日、最終本会議を開き、岡宮北土地区画整理事業費や統合的治水対策整備事業費などに計3億6700万円を追加する本年度一般会計補正予算案や、2011年度決算認定案など22件を可決し、閉会した。
 人事案件では、固定資産評価審査委員に弁護士の梅田欣一氏(45)=五月町=を専任することに同意した。
《静新平成24年10月18日(木)朝刊》

表題:いじめ、虐待根絶へ決議 名前:パイプ 日時: 2012/10/18 04:18:14
 いじめ、虐待根絶へ決議
 沼津市議会検討会設置目指す
 沼津市議会は17日の9月例会最終広会議
で、議員発議の「いじめ及び虐待の根絶を期する決議」を全会一致で可決した。同決議では、社会全体で子どもを守り育てるために、教育や福祉関係者だけでなく地域の各種団体も参加した検討会の設置を目指している。
 市によると、2011年度の小中学校でのいじめ認知件数は361件(前年度比157件増)、不登校は268人(同24人増)。市が通告、相談を受理した児童虐待は76件(同1件増)だった。
 市教委では全小甲学校に「いじめ対策検討委員会」を設置したり、小学校に「いきいき応援スタッフ」、中学校に「心の教室相談員」を配置したりして、教職員同士の情報共有、子どもや保護者が相談しやすい環境整備を進めている。
 市学校教育課の担当者は「地域全体で協力して問題をいち早く把握し、迅速に対応していきたい」と話し、市子育て支援課も「表面化した問題に対応するだけでなく、予防していくことが大事」としている。
《静新平成24年10月18日(木)朝刊》

表題:小型EVでカーシェア トヨタが試験運用 名前:あきんど 日時: 2012/10/02 09:15:08
小型EVでカーシェア
 トヨタが試験運用
 トヨタ自動車は1日、小型電気自動車を利用したカーシェアリングの試験運用を愛知県豊田市で始めた。中京大豊田キャンパスと名古屋鉄道浄水駅などとの移動に活用し、課題を検証する。
 車両はグループのトヨタ車体の「コムス」10台で、充電設備を備えた専用駐車場を大学構内と駅の計4カ所に設置。学生や教職員約100人が参加し、スマートフォン(多機能携帯電話)などで利用予約する。出発地と異なる専用駐車場でも返却できる。
 1年後をめどに、車両や専用駐車場を増やし、利用者を中京大関係者以外にも広げ、有料サービスを始める計画。ヤマハ発動機の電動バイクや電動アシスト自転車の導入も検討している。
 トヨタの都市交通システムの担当者は「日常の足として十分使えるか、使い勝手を検証し、課題を洗い出したい」と話している。
 トヨタは1日、名鉄などと連携し、車や電車といった複数の交通手段を組み合わせた移動ルートをスマートフォンで案内するシステムの試験運用も始めた。道路の混雑状況を考慮し、二酸化炭素の排出量と利便性に配慮したルートを示す。カーシェアの小型電気自動車の予約機能も追加する予定。
《静新平成24年10月2日(火)朝刊》

表題:JR沼津駅の南北自由通路 名前:パイプ 日時: 2012/09/27 10:47:03
 JR沼津駅の南北自由通路
 既存跨線橋使用は困難 市当局答弁
 沼津市議会9月定例会は26日、4人が一般質問を行った。JR沼津駅の南北を結ぶ自由通路の設置について、梶茂美沼津駅周辺整備事務局長は市とJR東海との交渉過程などを説明し、「鉄道高架完成までの間の暫定的な対応策について検討を進めていきたい」と答弁した。
 市などの説明では、これまで駅構内の跨線橋を分離、拡幅して暫定的な南北自由通路として利用できるかどうか、JR東海と交渉してきた。しかしJR側は構造上の問題などから市の提案を許可しなかった。
 団体扱いの入場定期券の発行などで、跨線橋の通行者を限定的にする案も提示したが、認められなかったという。ただ、市が新たに自由通路を設置することは否定しなかったという。
 南北自由通路については、2014年夏に沼津駅北側に大型コンベンション施設「プラサ・ヴェルデ」が開業することもあり、沼津商工会議所などから市に建設を求める要望書が提出されている。
《静新平成24年9月27日(木)朝刊》

表題:高氏が出馬断念 名前:パイプ 日時: 2012/09/26 05:29:43
 高氏が出馬断念 沼津市長選
 任期満了に伴う沼津市長選(10月21日告示、同28日投開票)に立候補すると表明していた元函南町議の高雅敏氏(68)=同市住吉町=が25日、市役所で会見し、出馬を断念すると発表した。
 高氏は立候補を取りやめる理由について、「前立腺に異常があり、医師や後援会長から治療に専念するように指示された」と話した。同市長選には現職の栗原裕康氏(63)と元会社役員の中山康之氏(67)が出馬表明している。
《静新平成24年9月26日(水)朝刊》

表題:沼津市議会 26日から一般質問 名前:パイプ 日時: 2012/09/20 04:43:12
 沼津市議会 26日から一般質問
 沼津市議会9月定例会は26〜28日、一般質問を行い、19人が登壇する。
 質間者と主な内容は次の通り。
 加藤元章(志政会)沼津駅暫定南北自由通路▽高橋達也(同)市民体育館の耐震化▽加藤明子(同)静浦小中一貫校の防災安全対策▽梅沢弘(未来の風)浜岡原発県民投票条例案▽山下冨美子(同)自然資源を活用した取り組み▽江本浩二(同)沼津高架PI▽深田昇(市民クラブ)南海トラフ巨大地震の被害想定▽梶泰久(同)不要品回収の現状認識▽渡部一二実(同)内陸フロンティア構想▽二村祥一(同)隣接校選択制の考え方▽渡辺博天(新政会)要援護者名簿の作成状況と共助連携▽伊藤正彦(同)食によるまちおこし▽千野慎一郎(同)西武沼津店撤退と駅前都市機能▽岩崎英亮(同)事業仕分けの成果と認識▽長田吉信(公明)学校施設の非構造部材の耐震化▽片岡章一(同)市の公的不動産の管理・運用▽水口淳(自民沼津)戸田地区の地震・津波対策▽山崎勝子(共産)こども医療費助成制度▽川口三男(同)鉄道高架事業への政治判断と課題打開の展望
《静新平成24年9月20日(木)朝刊》

表題:11年度決算 11億7300万円の黒字 名前:あきんど 日時: 2012/09/19 09:47:40
11年度決算 11億7300万円の黒字
 沼津市議会 9月定例会が開会
 沼津市議会9月定例会は18日開会し、会期を10月17日までの30日間と決めた後、3億6700万円を追加する本年度一般会計補正予算案、2011年度決算認定など28議案を上程し、市当局が議案説明をした。
 11年度の一般会計歳入は、717億5700万円(前年度比4・3%減)、歳出は703億3700万円(同5%減)。翌年度に繰り越す財源を除いた実質収支額は11億7300万円の黒字だった。
 歳入の柱の個人市民税は115億4600万円(同2・1%減)で、前年に引き続き景気回復の遅れを反映した。法人市民税と合わせた市民税は146億3700万円(同1・2%減)だった。
 歳出では、小中学校耐震化など普通建設事業費の減少で、投資的経費が121億1400万円(同21・1%減)だった。義務的経費は人件費、公債費が減った半面、生活保護費を含む扶助費が増え、348億1700万円(同0・6%増)となった。
 市債の借り入れは64億9100万円(同13・1%減)。市債残高は721億2200万円で、市民1人当たりの負担は3万8600円となった。
 自治体の余裕度を示す財政力指数は0・989、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は82・8といずれも前年度より悪化したが、実質収支比率は改善された。市は「財政の硬直化が進み、厳しい状況にあるが、財政の健全性は維持できている」(財政課)とした。
《静新平成24年9月19日(水)朝刊》

表題:商議所会頭と駅北地域商工相談員が意見交換 名前:あきんど 日時: 2012/09/05 06:11:51
プラサ・ヴェルデの活用は?
 商議所会頭と駅北地域商工相談員が意見交換
 沼津商工会議所は、地域のニーズを把握する「商工会議所会頭と会員事業所との懇談会」を先月、沼津労政会館で開き、駅北地域(第五、六、七、八、九ブロック)の商工振興委員(商工相談員)約三十人が出席した。同地域で話題となっている「プラサ・ヴェルデについて」をテーマに意見交換した。同懇談会は市内を南北に分けて開催している。
 南北自由通路間に合わないか
 来年6月には新キラメッセ開所
 はじめに商議所の市川厚会頭が、昨年夏の狩野川花火大会における「大船渡児童の招待事業」で、当初六百五十万円程を見込んだ協賛金が市民らの協力で千三百万円程集まり、県の補助金を入れて千五百万円の予算となったため、同事業で余ったお金で大船渡市小中学生の送迎用バスを寄付したことなどを話した。
 一方で、商議所と市役所の関係などについて「市と会議所の経営をどうしていくか、市だけで行政をやっていて果たしていい行政ができるのか。会員(事業所)の意見を集約して何度も何度も行政に提案し、行うべき政策を説明しなければならない」などと説明。
 鉄道高架事業についても「事業を始めて(経営成績が)良くなかったら、少しでもいい方向に経営を向けていくのが民間経営者の考えだ。(高架推進にも)皆さんの意見が必要になる」と語った。
 引き続き、市産業振興部静岡県東部地域コンベンション・ビューロー担当の杉山正人参事がプラサ・ヴェルデ(ふじのくに千本松フォーラム)について説明した。
 旧キラメッセぬまづは暫定的に造られた施設で天井から日の光がもれたり、中の音が外にもれたりしたこと、今回の施設は設計段階でヤマハによって音響が計算されており、歌謡コンサートレベルならば支障はないことを話した。
 また、来年四月に指定管理者が入り、六月のオープンに向けて運営開始することになるが、あらかじめ設定した料金が近隣施設と比べて低く、「指定管理者が、この設定値を下げることはないだろう」などとした。
 杉山参事が担当するコンベンション・ビューローでは、プラサ・ヴェルデの売り込みを各界に行っていて、その方向性としてMICEがあるという。
 MICEはミーティング(企業などの会議)、
インセンティブ(企業などが行う報奨・研修旅行)、コンベンション(国際会議や全国規模の大会、学会)、エキシビジョン(展示会、見本市、イベント)のことで、大会等への参加者が宿泊し、買い物をすることで地域にお金が落ちることが期待されている。
 杉山参事は「(MICE誘致以外に)経済波及効果をどう生かすかも大事になってくる。MICE参加者が普通の旅行と違うのは現役の社会人であること」だと指摘。
 施設利用の営業に回ると、「何か(同施設を利用することのメリットは)あるのか」と聞かれ、海や富士山などがある、と答えると、けげんな顔をされることから、「(観光客ではないので)そういうことよりもコンベンション開催者にとっての(開催目的に合った)メリットが必要だと感じている」とも話した。
 この後、懇談会に移ると、「プラサ・ヴェルデが出来ることにより沼津駅前の発展と市全体の活性化にどう結び付くのか」という質問があった。
 これに対し、市川会頭は市民の五五%が南北の自由通路がないことを疑問視していることを指摘する一方、プラサ・ヴェルデで営業する民間事業者によるホテル百五十室だけでは大型コンベンション参加者には足りないため、市内の宿泊施設や市外にも及ぶ広域施設が潤うだろうとの見方を
示した。
 また、施設内の土産品などの販売所では、地元の商店にカタログを持って商品を申請してもらうことで販売できるようになるだろうとの見通しも示した。
 続いて、市川会頭が「西武百貨店の撤退後について何かあるかと委員側に問いかけると、「商工会議所が入るというのもアイデアかなと思う。(商業者の)先頂をきって西武百貨店に入れば(消費者らの)人の流れを作ることになるのでは」という提案があった。
 この提案者は「南北がこれだけアクセスが悪い状態で(鉄道高架完成までの)十年、二十年待たなければならないのか、ということにもなる。とにかくJR東海との協議を迅速にして、(南北自由通路を)コンベンションの完成に間に合わせるようにしてもらいたい」と求めた。
 これについて市川会頭も「非常にいい意見をいただいた」として、中心市街地活性化に向けた自論を展開した。
《沼朝平成24年9月5日(水)号》

表題:沼津市長選に高氏が出馬へ 名前:パイプ 日時: 2012/08/24 10:16:40
沼津市長選に高氏が出馬へ
 元函南町議の高雅敏氏(68)=沼津市住吉町=が23日、同市役所で会見し、任期満了に伴う同市長選(10月21日告示、同28日投開票)への立候補を表明した。
 高氏は、JR沼津駅周辺の鉄道高架事業への反対を強調し、西武沼津店撤退に伴う中心市街地空洞化への危機感を訴えた。「活力あるまちづくりに全力を挙げる」と述べた。
 高氏は東京都台東区出身、日本大卒。1982年3月の函南町議補選で当選し、町議を1年1カ月務めた。同市長選には現職の栗原裕康氏(63)、元会社役員の中山康之氏(67)が既に出馬表明している。
(静新平成24年8月24日朝刊)

表題:中山康之さん正式に出馬表明 名前:パイプ 日時: 2012/08/23 10:41:00
中山康之さん正式に出馬表明
 10月の市長選へ「健康文化都市を」
 十月二十八日に投開票が行われる沼津市長選への立候補を予定している中山康之さんが二十二日、市民文化センター会議室で記者会見し、正式に出馬表明した。会見には市議会の未来の風議員団が同席し、中山さん推薦を決めた理由を説明した。
 中山さんは一九四五年八月二十三日、本郷町に生まれた。きょうで六十七歳。四年生まで四小に在籍したが、父親の仕事の関係で沼津を離れ、中央大学経済学部卒業まで、ほとんどを東京で過ごした。
 卒業後は日本通運に入社。七八年からは三井物産とイラン国石油公社との合弁事業IJPCプロジェクトに加わり、イランに二年間滞在。帰国後は各地の支店長や日通商事等の役員を歴任した。
 四年前から週末になると本郷町の自宅を訪れ、市内を歩いて沼津の現状把握に努め、第四次沼津市総合計画の審議委員に応募して市に様々な提言をする一方、自身が考える沼津の再生策を二冊の本に著している。
 中山さんの夢は、故郷沼津を水と緑と太陽がいっぱいのまちにすること。多くの人が集い、誰もが安心して生活できるまちで、「住んでよし、訪れてよし」「育ててよし」「学んでよし、働いてよし」の理想郷。
 まちづくりは、この理想郷の実現というビジョンのもとで、「ふじのくに理想郷づくりは沼津から」をモットーに進める。沼津には、それを可能にさせる豊かな自然、歴史、文化があり、それを十分生かしたまちづくりは、ひとことで言えば「健康文化都市」だと説明。
 施策の骨子としては、 一、豊かな生活をもたらす活動的なまちづくり 二、自然、歴史、文化を生かしたまちづくり 三、誰もが安心して生活できるまちづくり 四、健全な行財政運営ができるまちづくり 五、「市民とともに」協働のまちづくりを掲げる。
 健康文化都市のまちづくりについては、ファルマバレープロジェクトの推進によって医療関連企業・施設や医療に関わる精密機械企業などの誘致、首都圏の個人・法人のための保養地づくり、健康増進のためのスポーツ振興などを構想。
 また、エネルギー政策については「地産地消」を唱え、太陽光、風力、バイオマスなどの再生自然エネルギーの導入で、危険性が高い原発から脱し、将来的には原発の廃炉を希望。
 中部電力浜岡原子力発電所については「完全に安全が確保されることは現時点ではない。まして浜岡の地盤を考えれば当然、脱原発を目指すべき」と、稼動しなくても危険な使用済み核燃料の移設も示唆。
 止まっている沼津駅付近鉄道高架事業については、「社会状況、国、県、市の財政状況も厳しい中、高架を進めても財政支出が予定通りできるのか、工事期間の二十年が延びることはないのか」とし、現実的な対応として見直しを唱える。
 また、「沼津のまちの将来ビジョンとのかかわりの中でも鉄道高架の必要性は感じない」とし、高架を実施しない場合の三ツ目ガードの渋滞、浸水問題については道路拡幅と排水ポンプの能力アップを挙げた。
(沼朝平成24年8月23日号)

表題:中山康之氏が出馬へ 名前:パイプ 日時: 2012/08/14 07:21:22
 中山康之氏が出馬へ
 10月28日投票の市長選
 十一月の任期満了を前に沼津市長選は十月二十八日投開票で行われるが、新人の中山康之氏(66)が出馬する。
 中山氏は一九四五年八月、本郷町生まれ。四小四年の時、父親の転勤で盛岡市に移り、その後、東京に転居して中央大学経済学部卒業まで過ごした。卒業後は日本通運に入社、各支店長を歴任するなどした後、グループ関連会社の役員を歴任。家族は妻と一男。
 沼津を離れてからも夏休みなどには、祖父が住む沼津に長期滞在。また、四年前から週末を本郷町の実家で過ごすようになり、帰省のたびに目にする沼津の衰退に歯止めをかけなければ、と思うようになった。
 「衰退する沼津のまちを見るのは忍びない。しがらみのない私でなければ沼津の変革はできない」と出馬を決意。中心市街地の衰退は、沼津駅を挟んだ南北の行き来の不自由さが原因で、一刻も早く解決しなければならない、としている。
 具体的な行動も起こし沼津の復活を願って新聞に投稿する一方、市の第四次総合計画の諮問委員として市当局に提言。さらに、市民が「まちのありよう」を考える契機になれば、と自身の主張、考えをまとめた『プリセットー故郷沼津、再生へのメッセージ』『まちの行方ー沼津市民の「選択」と「覚悟」』を出版している。
 出馬表明にあたり、中断している沼津駅付近鉄道高架事業の見直しを挙げるほか、全国平均を大きく下回る下水道普及は清潔なまちをつくるには不可欠だとし、時間がかかっても進めなければならないとの考えでいる。
 このうち鉄道高架については、「時代の移り変わりに伴い見直しが必要ではないか」とし、将来の沼津を描くビジョンに従ってまちづくりを進めれば、自ずと高架が必要か杏かの答えは出てくると断言。その決断のチャンスが市長選であり、市民が決断しなければならない、と訴える。
 沼津のまちづくりを市民と共に考え、進めたいとし、「沼津のまちを将来どのようにするのかが今回の市長選のポイント」だと考える。沼津が本来持っている良好な自然環境、歴史、文化などを生かしたまちづくり、国、県の支援を受けながらファルマバレー構想に沿った健康文化都市づくりを唱える。
 一方、市議会では未来の風議員団が中山氏を推薦。次のことを理由に挙げている。
 中山氏は、前回市長選において我々「チェンジ沼津」の候補者公募に応募して以来、我々の活動に参加していただいている。彼は故郷沼津が寂れていく状況、選挙投票率の低さなどを憂い、沼津市への思いを二冊の著書にまとめ市民に訴えた。
 その彼の思いと我々の「民間目線で、市民目線で、沼津市を再生」との思いが一致した。一流企業で企業人として活躍され、数々の実績を残した手腕を沼津市の経営に生かしてもらいたい。人当たりの柔らかい常識人であると同時に、熱い思いを内に秘めた熱血漢で、新たな沼津市長になってくれることを願っている。
 また、松下洋一郎さんを代表とする支援団体「さわやか沼津」も組織され、二十二日に記者会見を開き出馬を正式表明する。
 栗原裕康市長は既に、市議会二月定例会で出馬の意向を表明している。
(沼朝平成24年8月14日号)

表題:市議会総務委が勉強会 名前:パイプ 日時: 2012/07/27 10:29:45
西武撤退後の跡地活用は?
 市議会総経委が勉強会
 市議会総務経済委員会(加藤元章委員長)の勉強会が二十五日、市役所委員会室で開かれた。来年一月三十一日の西武沼津店営業終了に伴う対応策を練るためのもので、市川厚・沼津商工会議所会頭や大田紀人・商議所青年部会長、飯田陽子・商議所女性会会長、芦川勝年・沼津商店街連盟会長、松田和孝・沼津大手町商店街振興組合理事長、長島玲美・沼津青年会議所副理事長の六人から意見を聴いた。オブザーバーとして河南正幸副市長ら市担当者も出席した。
 商議所会頭らの意見聴く
 まちづくり観点から一丸となって
 【西武沼津店の営業終了についての現状認識】
 まず発言した大田会長は、商業経営者として「景気が悪くても我々は海外移転できない」と前置き。どのようなまちづくりをするかで西武跡地の利用が見えてくるとし、まちのシンボルとしての西武がなくなるのはショックだが、コンパクトシティを築くうえで跡地活用はチャンスだとした。
 また、駅周辺には福祉や病院などの機能が必要だとする一方、「沼津は商都の看板を下ろすべき」だと主張。これからは交流人口を増やし、人が集まることで、そこに商業が栄えればいい、との考えを示した。
 長島副理事長は「一つのきっかけとして頑張る起爆剤とすればいい」と西武撤退を機会に市民が一丸となって中心市街地の復興を進めることを願った。
 飯田会長は「西武撤退の噂は耳にしていたが、発表はショックだった」とし、人が郊外の大型店に流れるのは時代の趨勢だが、跡地活用は沼津の明暗を分ける重要課題だから空白の期間をなくしてほしい、と要望。
 松田理事長は、大手町商店街の一員として西武と共に生き、西武の意向を商店街に反映もしてきたとし、西武が同商店街駐車券利用率の三〇%を占めていることを示す一方、西武のテナントの一部が沼津での営業を希望していること、富士急百貨店撤退の話もあるが、西武のテナントが富士急に移る可能性もある、とした。
 芦川会長は、二年前の一月、全国紙が西武沼津店の撤退を掲載していたことに触れ、今回の撤退は市場原理に基づき実施したに過ぎない、と五十六年間の営業に感謝する一方で、二〇〇二年二月、西武のイーラdeへの出店条件として売り場面積確保のため、中央ガードを西に振るまでしたのに、出店約束を覆したことが、沼津駅南口前が活性化しない全ての始まりだとした。
 また、商都ではなく、中心市街地としての政策を考えてほしいと希望。西武撤退は沼津市にとって最後の拠点がなくなることで、撤退をチャンスと言うには厳しいが、頑張らなければならない、と商業者の苦境を示唆。
 市川会頭は「丸井撤退の時、沼津のまちは終わったなと。あの時が沼津の分岐点だった」と八年前を振り返り、あの時、今回のように経済界や商業界から意見を聴く機会を設けるべきだったと議会と行政を批判。
 また、イトーヨーカドー、そごう・西武などを傘下に持つセブン&アイ・ホールディングスが、沼津と三島のイトーヨーカドーのいずれかを削減する可能性にも触れ、「今後も、このような会合を開いて、沼津のまちづくりについて聴き、考えてほしい」と重ねて要望した。
 【中心市街地のあり方】
 大田会長は、市長の強いリーダーシップ発揮を求める一方、「中心市街地にあれだけの空き地が出ることはない」と好機と捉える。沼津駅の南北自由通路設置が十年前から言われ、コンベンションセンターが出来るのに今もって実現していない点を捉え、「誰が責任を取るのか」とした。
長島副理事長は「市民が何を考えているか、それを(市議会と行政)が酌み取らなければならない」としたうえで、民意を掌握していれば人の流れも変わっているとし、「市民が一緒になってやっているんだ、という気持ちになれば」と結束の必要性を述べた。
 飯田会長は、会員の意見として、現西武の建物に耐震性があるならば、そのまま専門学校などの教育施設などに使う案や、病院やデイサービス、法務局、市役所の出張所を設置する案、文化や歴史を学ぶアカデミックなまちを目指す案などがあることを話した。
 松田理事長は「商店街が良くならなければ、まちは良くならない」とし、会員へのアンケート結果を紹介。今、沼津に欠けているのは情報、中心市街地に飲食店が少ないといった意見を紹介した。
 芦川会長は「触れてはいけない鉄道高架かもしれないが…」と前鷹きしたうえで、本気で遂行する度胸があるのかと感じる、と県・市当局の姿勢を疑問視。中心市街地の居住者、商業者、事務所を持つ人達が、この街区の将来を本気で考えてほしい、と要望。
 また、これからのまちづくりには若い行政マンの発想が必要だとする反面、「回遊性の劣悪さを放っておいていいのか。西武撤退を点として考えず、エリア全体として見てほしい」と、危機意識に乏しい市議会、行政に苛立ちを見せた。
 さらに、丸井の撤退時、「このまちには(商業)政策がない」と、県東部一円で二十一万人のカード利用者がいたにもかかわらず撤退した原因を行政が考える必要性を指摘。鉄道高架以外は形が見えてきたが、沼津駅周辺総合整備事業の柱となる鉄道高架事業が進み、鉄道が上がって道路がフラットにならない限り回遊性は生まれない、と中断している高架事業の再考を示唆。
 市川会頭は、持論を展開する前、傍聴席に向かい、「記者さんもいるだろうが、ここはオフレコで」と断ったうえで、思いを明かした。
 【市議会、市当局への要望など】
 大田会長は「中心市街地の商業は、行政に助けてもらわなくていい」と断言。「市議、行政当局が、どういうまちにしたいのか明確に出せるか。議会で足を引っ張り合うのではなく、僕らと一緒に考えてほしい」とした。
 長島副理事長は「私たち、市民でまちをつくっていく、という思いを持ってやれば、いいまちが出来るはず」だと、市議会、市当局、市民一体となったまちづくりを願った。
 飯田会長は、駅利用者やバスを利用する高校生らからアンケートを取ることを要望。「若い人達が、沼津を引っ張っていくんだという気概を持てば、まちは変わるはず」だと若者のまちづくり参加を希望。
 松田理事長は、中心市街地に居を構えていて高い税金を払っていることについて、「中心市街地だけ(税金を投入して)再開発するのはおかしい、という声を聞くが、そうではない」と中心市街地活性化の必要性を説いた。
 芦川会長は「回遊性は連続性」だとする一方、二〇一〇年の国勢調査から二〇三五年の沼津市の人口は十五万人台になる(県東部十市町では伊豆市に次ぎ減少率が大きい)と予測されていることに触れ、「何が原因なのか。政策によるものなのか、要因は何かを国に尋ねてほしい」と求めた。
 市川会頭は「議会と行政が対立しないよう」求め、計画案が出来てから産業界や商業界の意見を聴くのではなく、素案段階で伝えてほしい、と要望。「我が身を削る思いで、議会、行政、市民が案を出せば、いいまちが出来る」と締めくくった。
(沼朝平成24年7月27日号)

表題:藤枝市長、経産副大臣に要望 名前:あきんど 日時: 2012/07/18 11:46:20
中心街活性化支援継続を
 藤枝市長、経産副大臣に要望
 藤枝市の北村正平市長は17日、経済産業省を訪れ、6月に行われた行政刷新会議による同省の行政事業レビュー(省内事業仕分け)で「廃止」と判定された中心市街地活性化支援事業費補助金を継続するよう牧野聖修副大臣(衆院静岡1区)に要望した。
 北村市長は同市の中心市街地活性化事業について説明し、「藤枝市や周辺地域の目玉事業であり、ぜひ(補助を)継続してほしい」と要請した。牧野副大臣は「全国で失敗例やずさんな事業があり、仕分けで厳しい評価となったが、藤枝市の事業は成功している。できるだけ意向に沿えるように努力したい」と述べた。
 要望書は「補助金は中心市街地における民間事業者、商店街振興組合などの活性化事業に対する貴重な支援になっている。中心市街地活性化を官民連携して推進する上で必要不可欠」としている。
 藤枝市議会の渡辺恭男議長や地元選出の津川祥吾衆院議員(民主、静岡2区)も同席した。
(静新平成24年7月18日朝刊)

表題:横ばいから下落へ 名前:あきんど 日時: 2012/07/02 15:53:59
県内路線価
 2日公表された2012年分の県内路線価(調査対象約1万地点)は、東日本大震災後の厳しい経済情勢を反映し、下落基調が続いた。
 沼津駅南口 横ばいから下落へ
 西武撤退で懸念も
 ■沼津最高路線価のJR沼津駅南口、西武沼津店前のさんさん通りは昨年まで3年連続の横ばいから2・9%のマイナスに転じ、34万円となった。駅南口の大型商業施設でテナントの撤退が相次いだことなどで弱含みだ。
 6月27日に西武沼津店の来年1月末閉店という新要因が生じた。不動産業者は「新たな出店や利用法の決定までが長引けば、周辺地価への影響は避けられない」とみる。
 商業地は沼津駅北側の幹線通り沿いの引き合いが強いが、賃借が主体で売買は少ない。住宅地も米山町など駅北の人気が続き、14万〜16万円を軸に動いている。
(静新平成24年7月2日夕刊)

表題:どうでも、イーラ、、、人のことだ!! 名前:まちのご意見番 日時: 2012/06/26 13:45:34
 またも、赤字、大きな荷物を落としていった前市長、、、商工会議所が、入れば、商工会議所だって、厳しい財政の折、大金使っての建て替え、負担金も出てくるな!!。。。商工会議所入所、それを拒否した馬鹿な市長が、いたもんだ。
 赤字出して、テナント募集しているより、市立病院の駅前診療所を作れ!!今のように、西浦から富士の境まで行くのは、大変だ、一日がかりだよ。挙句の果て、隣の富士の連中に、病院使われて、赤字補填は、沼津市が持つ、、、。公平の観点からも、、、利便性の面からも、、市中心商店街の活性化のためにも、このビルの2フロアーくらいは、私立病院の診療所を設けてほしい。

 市会議員も、こういうポイントの提言や質問も、しない、馬鹿ばっかか???何でも、賛成、、、『異議なし、、異議なし、、、中身が、判らない、、』、馬鹿議員、馬鹿裡か、、そんなことで、市行政のチェックが、できるのか???

 建物の名前のとおり、、、『どうでも、”イーラ”、』か???

表題:イーラde3月決算 名前:あきんど 日時: 2012/06/26 05:36:34
「イーラde」純損失縮小
 3月期決算 店舗賃貸事業など改善
 JR沼津駅前の再開発ビル「イーラde」を運営する沼津市出資の第三セクター「沼津まちづくり会社」(久保豊社長)はこのほど、2012年3月期決算を発表した。売上高は前期比0・6%増の5億6100万円、当期純損失は前期より2200万円(71%)縮小し、900万円だった。開業以降の累積赤字は2億5800万円になった。
 09年度から取り組んでいる経営改善計画の柱になっている「店舗賃貸事業」と「駐車場運営事業」はともに前期を上回った。店舗賃貸事業は1、2階のフロアリニューアルを段階的に進め、館全体の売上高増加に伴う歩合賃料が増収した。売上高は4%増の3億3500万円に伸びた。
 駐車場運営事業では平日・全日パスポートや割安プリペイドカードの販売促進などを通して認知度の向上に努めた。その結果、前年度に比べて入庫台数が10%増加した。売上高は2%増の1億3300万円となったが、2200万円の部門損失を出した。
 経営改善計画では、14年3月期の単年度黒字化を目指している。同社は「今後も店舗賃貸事業の再構築に力を入れていきたい」としている。
(静新平成24年6月26日朝刊)

表題:市議会千野議員一般質問(沼朝記事) 名前:パイプ 日時: 2012/06/16 09:52:14
市議会一般質問(6月15日午前)
 千野議員は、「アートによるまちおこし」について、「『ぬまづの宝一○○選』に続き、市が所蔵する美術品と中心市街地や公共施設の美術品をリストアップして『ぬまづのアート一〇〇選』を選び、『アートマップ』を作成して発信すれば、本物のアートを求めて人が集まり、費用をかけずにまちづくりができる」と提案。
 工藤達朗教育長は、「アート一〇〇選、マップの作成、案内看板の設置等は市民が芸術文化に親しむために重要。どのように活用していくか調査研究していく」と答えた。
 次に、貸室、貸店舗の空き状況について「東日本大震災以降、沼津の人口が千七百人減少し、海岸線に近い地区で急激に減少しているが、認識と対策は。商店街に空き店舗は増えたか。公共施設の空き室状況は」と質問。
 間宮一壽産業振興部長は「民間のアパート、貸室などの状況を中心市街地の不動産事業者に尋ねたが確かな情報は得られず、海岸部に近い一部地域で人口減が見られる。十二商店街の空き店舗は平成二十三年二月末で六百四十八店舗のうち六十九店舗、今年四月末では六百四十九店舗に対して六十四店舗の空きで、震災前より改善された」とした。
 公共施設の空き室状況と定住人口を増やす取り組みについて内村博隆企画部長は、「空いている公共施設のうち(筒井町の)旧北消防署は更地にして売却を含めて検討。静浦東小は校舎に文化財を保存し、グラウンドを市民に開放、静浦中は映画などのロケに使われ、国民宿舎伊豆戸田荘の利活用を検討している。学校の余裕教室は全て活用されている。福祉や教育の充実に加え、中心市街地の活性化が定住人口の確保につながる」と答えた。
(沼朝平成24年6月16日号)

表題:13日から一般質問 召津議会 名前:パイプ 日時: 2012/06/07 05:49:40
13日から一般質問 召津議会
 沼津市議会6月定例会は13〜15日、一般質問を行い、20人が登壇する。
 質間者と主な内容は次の通り。
 片岡章一(公明)防災・減災対策、通学路の安全確保▽長田士巨信(同)高齢者対策、学校施設の改善▽深瀬勝(志政会)港湾・千本地区の津波対策▽加藤元章(同)節電、電気料金値上げ対策、新キラメッセ開設への諸問題▽高橋達也(同)児童数の少ない小学校の今後▽加藤明子(同)災害廃棄物の広域処理▽梅沢弘(未来の風)ファルマバレープロジェクトと産業振興策▽山下富美子(同)公共建築物の更新問題▽殿岡修(同)沼津高架PIプロジェクトへの対応、三つ目ガード下の道路浸水▽江本浩二(同)愛鷹スマートインターチェンジ、生活保護▽梶泰久(市民クラブ)空き家増加対策▽原信也(同)南部地域の経済状況、教育・文化施設の活用▽渡部一二実(同)新東名高速道・駿河湾沼津サービスエリアを活用した地域振興策▽岩崎英亮(新政会)本年度の事業仕分け、防潮林の機能強化▽渡辺博天(同)岡宮北土地区画整理事業、通学路の安全点検と見直し▽伊藤正彦(同)県東部広域行政の推進と消防広域化▽千野慎一郎(同)アートによるまちおこし▽山崎勝子(共産)市長の政治姿勢、沼津高架PIプロジェクト。PI実施計画の評価と認識▽川口三男(同〉戸田地域のまちづくり▽水口淳(自民沼津)国民宿舎伊豆戸田荘廃止後の利用
(静新平成24年6月7日朝刊)

表題:沼津市議会が開会 名前:パイプ 日時: 2012/06/06 15:33:39
 27議案を上程 沼津市議会が開会
 沼津市議会6月定例会が5日開会し、会期を26日までの22日間と決めた後、3567万円を追加する一般会計補正予算案や市多目的展示イベント施設条例案など27議案を上程した。一般質問は13〜15日に行う。
一般会計、特別会計の両予算決算委員会の正副委員長と文教消防委員会の委員長の互選も行われた。
一般会計委は委員長に渡部一二実氏=市民クラブ=、副委員長に高橋達也氏=志政会=、特別会計委は委員長に深瀬勝氏=同=、副委員長に片岡章一氏=公明党=、文教消防委員長には植松恭一氏=自民沼津=をそれぞれ選出した。
(静新平成24年6月6日朝刊)

表題:沼津市長選日時決まる 名前:パイプ 日時: 2012/06/05 09:42:11
 市長選は10月28日の実施へ
 十一月九日の任期満了に伴う市長選挙は、十月二十八日に執行される。二日開催の選挙管理委員会で決定した。
 告示は十月二十一日、一開票は投票日当日の午後九時十五分から市民体育館で行われる。
 選挙人名簿登録基準日は十月二日だが、六月二日現在での名簿登録者数は一七〇、五五七人(男八三、七八三人、女八六、七七四人)。

表題:沼津市議会定例会 名前:パイプ 日時: 2012/06/05 09:40:43
今日から市議会定例会
 一般質問は13日から3日間
 市議会六月定例会は、きょう五日、招集される。会期は二十六日までの二十二日間を予定。一般質問には、十三日からの三日間が充てられる。
 この定例会では、教育委員任命、公平委員選任、人権擁護委員推薦の各人事案件や市条例の一部改正など二十七件の上程が予定されている。
 一方、沼津市議会の慣例として二年交替の議長に対して、副議長は一年交替となっているため、昨年の就任から一年となる今回、他の案件に先立ち副議長選となることが見込まれる。
 今議会の予定は次の通り。開会は、いずれも午前十時。
 5日▽本会議(開会、諸般の報告、会期の決定、感謝状の贈呈、常任委員の選任)
 ▽委員会(一般会計予算決算・特別会計企業会計予算決算=正副委員長の互選)
 ▽本会議(議案説明)6ー12日▽休会(議案研究、市の休日)
 13、14日▽本会議(一般質問)
 15日▽本会議(一般質問、議案質疑、委員会付託)
 16、17日▽休会(市の休日)
 18日▽委員会(民生病院、総務経済)
 19日▽委員会(文教消防、建設水道)
 20日▽委員会(一般会計予算決算)
 21ー25日▽休会(議事整理、市の休日)
 26日▽本会議(委員長報告、質疑、討論、採決、閉会)
(沼朝平成24年6月5日号)

表題:ふれあいトーク始まる 名前:パイプ 日時: 2012/05/17 10:17:46
市長と語る「ふれあいトーク」始まる
まずトップを切って第五地区で
 事前設定のテーマの後、質疑応答
 今後8月までに11回開催
 八月まで市内十二カ所で開かれる「市長と語る、ふれあいトーク」がトップを切って十五日夜、第五地区センターで開かれ、同地区東・西・南・開北の各地区連合自治会から自治会・地域コミュニティ活動に関わる住民百人が出席。事前に提出された四つのテーマ「沼津駅北口周辺店舗の活性化」「ふじのくに千本松フォーラム周辺の交通対策」「第五南地区における災害時の避難所」「少子高齢化時代の自治会等の運営」に栗原裕康市長が答えた後、出席者との質疑応答が行われた。
 はじめに市長講話が行われ、沼津市の活気のなさに触れながら、「私は沼津市のセールスマン」だとし、B級グルメによるまちおこしを考え、駿河湾の深海魚を原料としたトロ(トロール船で取れた)フィッシュバーガーを考案したが目論見が外れた、との見方を示し、沼津のA級グルメとして、すしを盛り上げるため「カウンターで寿司食いねェin沼津」を企画したことを説明。
 さらに、「市民のために頑張るぞ」と市職員が気持ち良く働けるようモチベーション(動機付け)を高めることが自らの務めだとした。
 四つのテーマに移り、まず「北口周辺店舗の活性化」。バブル後、寂れているとの認識を示し、地方の商店街が疲弊する中でも、にぎわいを取り戻している都市を挙げながら、「店舗をどうにかするのではなく、地域の住民を増やして再生している」と指摘。福祉、医療を整えることで都心回帰を促し活性化を図ることを示した。
 「旧キラメッセ周辺の交通対策」については、沼津駅周辺整備事業の六事業は鉄道高架を中心につながっているとし、「現在ストップしているが、それが始まらなければ変わらない」とした。
「災害時の避難所」については、津波が考えられる大きな揺れを感じたら指定された避難ビルへ逃げ、その後、決められた避難所へ向かうよう求めた。
 「自治会等の運営」については、自治会活動などは積み重ねだとし、新しい時代に即して運営しようとしても長老が許さないという現状を示すとともに、「話し合いで決めていくしか方法はない」と語った。
 続いての質疑応答。広報沼津の発行を月一回にすれば配布する役員の負担が軽減する、との提案に対し市長は、「随分前から庁内で議論しているが決断できない」とするとともに、広報を楽しみにしている年寄りがいること、市民意識調査でも月一回の発行を望む意見は多くないことを理由に挙げた。
 神社境内が避難地になっているという男性は、雨露をしのぐ施設について、他の市町では既に出来ていることを示し、「出来ないのは沼津市だけ。我々の命が懸かっている、覚悟してやってほしい」と強く求めた。
 次の質問者は、災害時に高齢者を避難させるには、引きこもりがちな老人を普段から外に出るよう子どもと遊ばせることだとし、子どもを増やす支援策を求めた。
 また、学園通りの自転車専用道路での高齢者と高校生の自転車との接触事故防止策を要望。さらに津波襲来時、市立看護専門学校生が屋上に逃げる手段が梯子しかないことから改善を求めた。
 これに対し市長は、少子化は全国的傾向で労働力人口も二十年先、三十年先は減る一方だとし、社会保障と税の一体改革に触れ、「消費税を上げるしかない。決断できない政治では困る。子どもを産みたい人が少ない」と持論を展開。
 そのうえで、近隣市町の子育て支援策と同等になる施策として子ども医療費助成の増額、待機児童をなくすための保育所増設を挙げるとともに、未婚男女の出会いを増やすための婚活支援を紹介し、「抜本的な少子化対策は難しい」と吐露。
 自転車専用道路については、駅北地区高校の生徒による運転マナー向上運動に言及し、「市道に限らず県道でも対策を取りたい」と表明。看護専門学校については、東海安政地震でも片浜地区は津波被雷がなかったことを指摘した。
 エコ活動についての質問者は、節電のためのライトダウン運動を全市民に知らせるため同報無線で放送するよう提案したが、市に「それはできない」と断られたことを話す一方、防犯灯のLED化は節電に寄与するが導入自治体が少ないとして市の支援を要望。また、津波対策として市庁舎移転を求め、周辺市町への転居者が見られるのは沼津市の税金が高いのではないか、と尋ねた。
 ライトダウンについて市長は、計画停電実施時午後九時からの三分間、市民に消灯を求めたが実践家庭が少なかった、とするとともに、「強制できるものではないので、各家庭、自治会の主体性で取り組んでもらおうと一斉放送はしなかった」と回答。
 省エネ・エコ活動については、エコリーダーの育成を挙げる一方、地域で温度差があることを示した。LEDについては「市が押し付けるのではなく市民が立ち上がらなければ」とし、地域からの盛り上がりを期待。
 「周辺市町に比べ沼津市の税金は高いのでは」の質間に対しては、隣の芝は青く見えるものだとした。
 全国大会やブロック大会など大きなスポーツ大会が沼津で開催されないことに疑問を抱く質間者は、「沼津市は県東部の中核と言いながら、スポーツに後ろ向き」だとし再考を促した。市長は、前任者に比べてスポーツに力を入れていることを示したうえで、「これから努力する」とスポーツ振興を約束。
 女性の発言者は、三つ目ガード北側で新築されている住宅への補助金を尋ねるとともに、「これからの税負担が見えてこない」と鉄道高架に伴う税負担増を不安視。市長は「建物への補助はない」とし、高橋強・都市計画部長が減歩や旧建物への補償を説明した。
 税負担について市長は「市の財政については私も心配だが、それ以上に国が心配」だとし、鉄道高架で借金が増えても税金を多く払うようなことはないと断言。そのうえで「高架化しても市財政はビクともしないという訳ではない」とした。
 予定されている高架施設の脇に住むことになるという男性は、鉄道高架事業の完成時期、東海道線の高架をまたぎ一七bに及ぶ御殿場線高架橋のM9に対する安全性、富士山が見えなくなるという景観権の保持を質問。
 市長は鉄道高架事業について、貨物駅移転先地権者の反対で、こう着状態となっていること、PI(パブリックインボルブメント)委員会が今年度中にメドを付け、平成三十年半ばに完成すると県当局が言っていることを紹介。
 また、高架橋転倒に対する不安に対しては「倒れる心配はない」と断言し、景観については「沿線住民にとっては損なわれるが、(高架橋よりも高い)ビルほどではない」と答えた。
 これに対し質問者は、「一部の者は泣けということか」と迫ったが、市長は「難しい問題だ」とする一方、それぞれの迷惑施設に周辺住民から反対があることを示し、市民全体のことを考えなければならないとした。
(沼朝平成24年5月17日号)

表題:沼朝記事:人事異動課長級 名前:パイプ 日時: 2012/03/20 18:43:36
 市職員の異動(課長級)
 配置換 企画部 ▽市民相談センター所長=上原正之(教育委員会事務局教育企画室長) ▽秘書課長=中村朗(水道部水道サービス課長) ▽人事課長=中村俊彦(企画部市民相談センター所長) ▽情報システム課長=大谷和之(水道部水道経理課長)
 財務部 ▽総務課長=大木晃裕(市民福祉部国民健康保険課長) ▽財務課長=玉内斉(企画部副参事)
 市民福祉部 ▽市民課長兼斎場長=濱村信之(市民福祉部福祉事務所子育て支援課長) ▽市民課副参事(窓口サービス向上担当)柴課長補佐=福井和泉(市民福祉部市民課副参事兼課長補佐) ▽国民健康保険課長=井川博幸(市民福祉部福祉事務所長寿介護課副参事) ▽福祉事務所社会福祉課長=相磯和由(産業振興部農林農地課長兼農業委員会事務局長(併任) ▽同長寿福祉課副参事(高齢者案内担当)=野村順子(市民福祉部福祉事務所長寿介護課副参事) ▽同介護保険課長=小沢秀敏(市民福祉部福
祉事務所長寿介護課副参事兼課長補佐)
 産粟振興部 ▽観光交流課長=尾和富美代(産業振興部観光交流課長兼国民宿舎伊豆戸田荘支配人) ▽農林農地課長兼農業委員会事務局長(併任)=杉山善英(都市計画部緑地公園課長)
 生活環境部 ▽ごみ対策推進課長=石川正雄(市民福祉部福祉事務所長寿介護課長)   ▽クリーンセンター収集課長=梅田保則(危機管理課副参事)
 都市計画部 ▽市街地整備課副参事兼コンベンションセンター開設準備室長=山田昭裕(都市計画部市街地整備課副参事) ▽緑地公園課長=鈴木教通(企画部秘書課長)
 ▽岡宮北区画整理事務所副参事兼所長補佐=庄司美奈夫(財務部納税管理課副参事兼課長補佐)
 建設部 ▽建設企画室副参事兼室長補佐=辻牧夫(企画部市民協働課副参事兼課長補佐)
 水道部 ▽水道サービス課長=山川勝(企画部情報システム課長) ▽上水道工務課長=木内一元(建設部河川課長) ▽下水道施設管理センター長=宮代朋一(産業振興部水産海浜課副参事兼沼津港振興対策室長) 工事検査課長 高橋誠(建設部維持管理課長)
 出納事務局 ▽会計管理者兼事務局長=和田昌司(市立高事務長)
 議会事務局 ▽事務局次長=三澤誠(市民福祉部原複合施設長兼原市民窓口事務所長)
 選挙管理委員会事務局 ▽事務局長=土佐谷伊織(都市計画部岡宮北区画整理事務所長)
 教育委員会事務局 ▽教育企画室長=岩崎克己(生活環境部環境政策課長) ▽学校管理課長=塩崎滋(企画部政策企画課副参事兼広域行政推進室長)▽文化振興課長兼戸田造船郷土資料博物館長=井原正利(市民福祉部福祉事務所社会福祉課長) ▽生涯教育課長兼勤労青少年ホーム館長兼ゆめとびら舟山所長=宮下義雄(教育委員会事務局文化振興課長兼戸田造船郷土資料博物館長) ▽生涯教育課副参事(生涯学習担当)=石井学(産業振興部商工振興課副参事) ▽スポーツ振興課長兼動労者体育センター所長=山崎賢一(教育委員会事務局スポーツ振興課長兼勤労者体育センター所長兼市民体育館長) ▽図害館事務長=長澤利之(市民福祉部市民課長兼斎場長) ▽市立高事務長=田辺稔恵(教育委員会事務局生涯教育課副参事)
 新任企画部 ▽副参事(振興公社へ派遣)=渡邉一(企画部地域自治課課長補佐) ▽広報課長=原靖(財務部財政課課長補佐)
 市民福祉部 ▽福祉事務所子育て支援課長=笹井康治(市民福祉部福祉事務所子育て支援課課長補佐) ▽同長寿福祉課長=杉山美恵子(水道部水道総務課課長補佐) ▽同長寿福祉課副参事兼課長補佐=芹澤一男(企画部政策企画課課長補佐)
 産粟振興部 ▽商工振興課長=真野正実(都市計画部市街地整備課課長補佐) ▽水産海浜課長=山本晴望(生活環境部クリーンセンター管理課課長補佐兼最終処分場管理主任)
 生活環境部 ▽環境政策課長=大木等(生活環境部環境政策課環境企画室長)
 都市計画部 ▽岡宮北区画整理事務所長=山田滋男(都市計画部岡宮北区画整理事務所所長補佐)
 ▽沼津駅周辺総合整備事務局整備課副参事兼課長補佐=堀内洋志(都市計画部沼津駅周辺整備事務局整備課課長補佐兼鉄道施設係長兼用地係長)
 建設部 ▽河川課長=後藤久(水道部下水道整備課課長補佐) ▽維持管理課長=大嶽康(建設部河川課課長補佐)
 水道部 ▽水道経理課長=天野明義(企画部政.策企画課行政改革推進室長) ▽下水道整備課長=宮代文博(建設部建設企画室室長補佐)
 【市立病院】 新任 ▽市立病院事務局病院施設課長=雲下泰幸(工事検査課主幹)
 【消防】 配置換 ▽消防総務課副参事=長岡弘繁(消防総務課副参事(消防広域化担当)) ▽予防課課長=勝呂克美(予防課副参事) ▽救急警防課長=小早川章(予防課長) ▽南消防署副参事兼副署長=小早川誠(消防本部副参事)
 新任 ▽消防総務課長=平井貴(消防総務課課長補佐) ▽同課副参事(消防広域化担当)=川口仁(消防総務課主幹) ▽予防課副参事(予防指導担当)=西島正裕(通信司令室室長補佐兼通信当直指令) ▽救急警防課副参事兼救急ワークステーション所長=真野三津夫(救急警防課課長補佐) ▽通信指令室長=伊五澤修(予防課課長補佐兼予防調査係長)
 退職 内村高利(水道部下水道整備課長)、西山一弘(市立病院事務局病院施設課長)、飯田健彦(教育委員会事務局学校管理課長)、多田洋一(出納事務局会計管理者兼事務局長)、東優(下水道施設管理センター長)、高橋和彦(財務部副参事)、大谷利雄(下水道施設管理センター副参事)、初又利明(教育委員会事務局文化振興課副参事)、森山多喜繁消防本部通信指令室長)、増田敦(南消防署副参事兼副署長)
(沼朝平成24年3月20日号)

表題:沼津市人事異動:課長級 名前:パイプ 日時: 2012/03/17 15:41:14
24年4月1日沼津市人事異動
 【課長級】
企画部市民相談センター所長(教育委員会事務局教育企画室長)上原正之
▽企画部秘書課長(水道部水道サービス課長)中村朗
▽企画部人事課長(企画部市民相談センター所長)中村俊彦
▽企画部情報システム課長(水道部水道経理課長)大谷和之
▽財務部総務課長(市民福祉部国民健康保険課長)大木晃裕
▽財務部財政課長(企画部副参事)玉内斉
▽市民福祉部市民課長兼斎場長(市民福祉部福祉事務所子育て支援課長)浜村信之
▽市民福祉部市民課副参事=窓口サービス向上担当=兼課長補佐(市民福祉部市民課副参事兼課長補佐)福井和泉
▽市民福祉部国民健康保険課長(市民福祉部福祉事務所長寿介護課副参事〉井川博幸
▽市民福祉部福祉事務所社会福祉課長(産業振興部農林農地課長兼農業委員会事務局長=併任=相磯和由
▽市民福祉部福祉事務所長寿福祉課副参事=高齢者案内担当=(市民福祉部福祉事務所長寿介護課副参事)野村順子
▽市民福祉部福祉事務所介護課長(市民福祉部福祉事務所長寿介護課副参事兼課長補佐)小沢秀敏
▽産業振興部観光交流課長(産業振興部観光交流課長兼国民宿舎伊豆戸田荘支配人)尾和富美代
▽産業振興部農林農地課長兼農業委員会事務局長=併任=(都市計画部緑地公園課長)杉山善英
▽生活環境部ごみ対策推進課長(市民福祉部福祉事務所長寿介護課長)石川正雄
▽生活環境部クリーンセンター収集課長(危機管理課副参事)梅田保則
▽都市計画部市街地整備課副参事兼コンペンションセンター開設準備室長(都市計画部市街地整備課副参事)山田昭裕
▽都市計画部緑地公園課長(企画部秘書課長)鈴木教通
▽都市計画部岡宮北区画整理事務所副参事兼所長補佐(財務部納税管理課副参事兼課長補佐)庄司美奈夫
▽建設部建設企画室副参事兼室長補佐(企画部市民協働課副参事兼課長補佐)辻牧夫▽水道部水道サービス課長(企画部情報システム課長)山川睦
▽水道部上水道工務課長(建設部河川課長)木内一元▽水道部下水道施設管理センター長(産業振興部水産海浜課副参事兼沼津港振興対策室長)宮代朋一
▽工事検査課課長(建設部維持管理課長)高橋誠▽出納事務局会計管理者兼事務局長(沼津市立沼津高等学校事務長)和田昌司
▽議会事務局事務局次長(市民福祉部原複合施設長兼原市民窓口事務所長)三沢誠
▽選挙管理委員会事務局事務局長(都市計画部岡宮北区画整理事務所長)土佐谷伊織
▽教育委員会教育企画室長(生活環境部環境政策課長)岩崎克己
▽教育委員会学校管理課長(企画部政策企画課副参事兼広域行政椎進室長)塩崎滋
▽教育委員会文化振興課長兼戸田造船郷土資料博物館長(市民福祉部福祉事務所社会福祉課長)井原正利
▽教育委員会生涯教育課長兼勤労青少年ホーム館長兼ゆめとびら舟山所長(教育委員会事務局文化振興課長兼戸田造船郷土資料博物館長)宮下義雄
▽教育委員会生涯教育課副参事=生涯学習担当=(産業振興部商工振興課副参事)石井学
▽教育委員会スポーツ振興課長兼勤労者体育センター所長(教青委員会事務局スポーツ振興課長兼勤労者体育センター所長兼市民休育館山崎賢一
▽教育委員会図書館事務長(市民福祉部市民課長兼斎場長)長沢利之
▽教育委員会市立高校事務長(教育委員会事務局生涯教育課副参事田辺稔恵
▽企画部副参事=振興公社へ派遣=(企画部地域自治課長補佐)渡辺一
▽企画都広報誤長(財務部財政課訳長補佐)原靖
▽市民福祉部福祉事務所子育て支援課長(市民福祉部福祉事務所子育て支援課課長補佐)笹井康治
▽市民福祉部福祉事務所長寿福祉課長(水道部水道総務課課長補佐)杉山美恵子
▽市民福祉部福祉事務所長寿福祉課副参事兼課長補佐(企画部政策企画課課長補佐)芹沢一男▽産業振興部商工振興課長(都市計画部市街地整備課長補佐)真野正実
▽産業振興部水産海浜課長(生活環境部クリーンセンター管理課課長補佐兼最終処分場管理主任)山本晴望▽生活環境部環境政策課長(生活環境部環境政策課環境企画室長)大木等
▽都市計画部岡宮北区画整理事務所長(都市計画部岡宮北区画整理事務所所長補佐)山田滋男
▽都市計画部沼津駅周辺整備事務局整備課副参事兼課長補佐(都市計画部沼津駅周辺整備事務局整備課課長補佐兼鉄道施設係長兼用地係長)堀内洋志
▽建設部河川課長(水道部下水道整備課課長補佐)後藤久
▽建設部維持管理課長(建設部河川課課長補佐)大嶽康▽水道部水道経理課長(企画部政策企画課行政改革推進室長)天野明義
▽水道部下水道整備課長(建設部建設企画室室長補佐)宮代文博
▽市立病院事務局病院施設課長(工事検査課主幹)雲下泰幸
 【市立病院医療職員】
副院長兼緩和医療科部長兼呼吸器外科部長(副院長兼診療部長兼緩和医療科部長兼呼吸器外科部長)卜部憲和
▽診療部長兼脳神経外科部長(脳神経外科部長)北村惣一郎
 【消防司令長】
消防総務課副参事(消防総務課副参事=消防広域化担当=)長岡弘繁
▽予防課長(予防課副参事)勝呂克美▽救急警防課長(予防課長)小早川章
▽南消防署副参事兼副署長(消防本部副参事)小早川誠
▽消防総務課長(消防総務課課長補佐)平井貴
▽消防総務課副参事=消防広域化担当=(消防総務課主幹)川口仁
▽予防課副参事=予防指導担当=(通信指令室室長補佐兼通信当直指令)西島正裕
▽救急警防課副参事兼救急ワークステーション所長(救急警防課課長補佐)真野三津夫▽通信指令室長(予防課課長補佐兼予防調査係長)伊五沢修
(静新平成24年3月16日朝刊)

表題:沼津市人事異動:部長級 名前:パイプ 日時: 2012/03/17 15:24:17
 沼津副市長 河南氏
 国交省出身 国とのパイプ強化
 沼津市は15日の市議会2月定例会最終本会議で、鈴木好晴副市長(60)の退任に伴い、国土交通省道路局高速道路課企画専門官の河南(かんなん)正幸氏(44)を充てる人事案を提出し、同意を得た。
 提案理由について栗原裕康市長は「国とのパイプを強化し、防災対策をはじめ、第2東名高速道路や東駿河湾環状道路など道路網の整備を進めたい」と話した。
 河南氏は1991年、旧建設省に入省。道路局企画課課長補佐や関東地方整備局相武国道事務所長、同局企画課企画専門官を経て、2010年から現職。
 財務部長に海瀬氏
 産業振興部長は間宮氏
 沼津市は15日、4月1日付の人事異動を内示した。異動規模は695人で、昨年より約20人増えた。部長級の退職者は8人。
 財務部長には財政課長を務めるなど財政畑の経験が豊かな海瀬治教育次長、鉄道高架事業が重要時期を迎えた都市計画部長には高橋画部長、監査委員事務局長は大竹薫市民福祉部長をそれぞれ充てる。
 企画部参事監兼広報局長は広報力強化を狙い杉山靖広報課長、市民福祉部長は若林直毅人事課長、産業振興部長は間宮一寿水産海浜課長、教育次長は工藤浩史総務課長を登用する。いずれも55歳以下で、市政の若返りを狙った抜てき人事。
 設置から2年目を迎えた危機管理監は古谷繁消防次長を起用する。真野雅樹税務長は参事監に昇任する。ごみ焼却施設の移転や各市町で課題になっている被災地のがれき処理など重要案件を抱える生活環境部長には、鈴木敬人市民福祉事務所長が就く。
 消防長は大嶽一男防災監、議会事務局長は杉山恵一同局次長がそれぞれ起用される。
 係長級以上の女性登用率は15・7%で前年より1・5ポイント上昇した。
 【部長級】財務部長(教育委員会事務局教育次長)海瀬治▽都市計画部長(企画部参事監)高橋強▽建設部長(都市計画部長)加藤久佳▽監査委員事務局長(市民福祉部長)大竹薫▽企画部参事監兼政策広報局長(企画部広報課長)杉山靖▽企画部危機管理監=併任=(消防本部消防次長)古谷繁▽財務部参事監兼税務長(財務部税務長)真野雅樹▽市民福祉部長(企画部次長兼人事課長)若林直毅▽産業振興部長(産業振興部水産海浜課長)間宮一寿▽生活環境部長(市民福祉部福祉箏務所長)鈴木敬人▽消防長(消防本部参事兼企画部防災監=併任=)大嶽一男▽議会事務局長(議会事務局参贋兼事務局次長)杉山恵一▽教育委員会事務局教育次長(財務部総務課長)工藤浩史
(静新平成24年3月16日朝刊)

 市が職員の異動内示
 市は十五日、職員人事異動を内示した。発令は四月一日付(一部三月三十一日付)。異動総数は、一般行政職、消防、病院、教育委員会、福祉施設など合わせて六百九十五人。
 次長級以上の異動は次の通り。
 【部長級】配置換▽財務部長=海瀬治(教育次長)▽都市計画部長=高橋強(企画部参事監)▽建設部長=加藤久佳(都市計画部長)▽監査委員事務局長=大竹薫(市民福祉部長)
 新任▽企画部参事監兼政策広報局長=杉山靖(広報課長)▽同部危機管理監(併任)=古谷繁(消防次長)▽財務部参事監兼税務長=真野雅樹(税務長)▽市民福祉部長=若林直毅(企画部次長兼人事課長)▽産業振興部長=間宮一壽(水産海浜課長)▽生活環境部長=鈴木敬人(市民福祉部福祉事務所長)▽議会事務局長=杉山恵一(議会事務局参事兼次長)▽教育次長=工藤浩史(総務課長)
 退職 井原三千雄(企画部危機管理監)、粟原正宏(財務部長)、村上益男(産業振興部長)、関政美(生活環境部長)、松下博彦(建設部長)、堤茂(議会事務局長)、杉山一男(監査委員事務局長)
 【次長級】 新任▽企画部防災監(併任)=鈴木昌弘(消防本部救急警防課長)▽財務部参事兼管財課長=小野光男(管財課長)▽市民福祉部福祉事務所長=真野みどり(財務部財政課長)▽産業振興部参事(コンベンションビューロー担当)=杉山正人(産業振興部商工振興課長)▽図書館長=保田藤代(図書館事務長)
 退職 土屋美夫(図書館長)、下山英治(企画部参事)、濱明(財務部参事兼工事検査課長)、高田彰(生活環境部参事兼収集課長)、關野博文(生活環境部参事兼ゴミ対策推進課長)、稲村正美(水道部参事兼上水道工務課長)、木村幸二(選挙管理委員会事務局参事兼事務局長)、遠藤昭信(教育委員会事務局参事兼生涯教育課長兼勤労青少年ホーム館長兼ゆめとびら舟山所長)
 【消防】 ▽消防長=大嶽一男(消防本部参事兼企画部防災監)▽消防次長=植松和民(消防本部参事兼北消防署長)▽消防本部参事兼南消防署長=田村昭彦(消防本部参事兼消防総務課長)▽消防本部参事兼北消防署長=内村治次(消防本部参事兼南消防署長)
 退職 横山永次(消防長)
 【市立病院】 ▽副院長兼緩和医療科部長兼呼吸器外科部長=卜部憲和(副院長兼診療部長兼緩和医療科部長兼呼吸器外科部長)
 ▽診療部長兼脳神経外科部長=北村惣一郎(脳神経外科部長)
 退職 飯野正敏(副院長兼第二外科部長兼小児外科部長)
(沼朝平成24年3月17日号)

表題:沼津副市長に国交省出身の河南氏 名前:パイプ 日時: 2012/03/16 19:31:22
沼津副市長に国交省出身の河南氏 国とのパイプ強化(3/16 07:59)
 


 沼津市は15日の市議会2月定例会最終本会議で、鈴木好晴副市長(60)の退任に伴い、国土交通省道路局高速道路課企画専門官の河南(かんなん)正幸氏(44)を充てる人事案を提出し、同意を得た。
 提案理由について栗原裕康市長は「国とのパイプを強化し、防災対策をはじめ、第2東名高速道路や東駿河湾環状道路など道路網の整備を進めたい」と話した。
 河南氏は1991年、旧建設省に入省。道路局企画課課長補佐や関東地方整備局相武国道事務所長、同局企画課企画専門官を経て、2010年から現職。
 鈴木氏は09年4月、県県民部管理局長から同市副市長に就任した。29日付で副市長を退任し、本年度末で県を退職する。
(静新webニュース)

表題:29日午後:市議会一般質問  名前:パイプ 日時: 2012/03/02 16:40:28
 29日午後:市議会一般質問 
柔道への教委の対応尋ねる
 市議会二月定例会一般質問は二十九日午後も個人質問が続き、二村祥一(市民クラブ)、植松恭一(自民沼津)、山崎勝子(共産党市議団)の三議員が当局の考えをただした。以上で通告のあった二十四議員による代表、個人の両質問全てを終了した。
 二村議員は、中学校での武道必修化について質問。「どこの学校においても平等に、授業に必要な用具が準備されるのは当然」だとして教育環境整備について尋ねた。
 工藤達朗教育長は柔道について取り上げ、「畳は必要な枚数を既に各校に用意してある」とし、「汗をかくので柔道着は個人が用意するのが適当と考える」と答え、他の武道については「各校において用具を整えるよう指導している」と答弁。
 二村議員は、剣道、柔道、相撲からの選択を、市、学校、学年、学級、指導教員、生徒個人のいずれが行うかを尋ね、工藤教育長は「担当教諭(体育)の意見を参考に校長が決める」とした。
 二村議員は、近年、近隣自治体で起きた柔道部での死亡事故を取り上げ、「授業となると全ての生徒が対象となる。運動が不得意、苦手な生徒も対象となることから部活動より事故の確率が高くなる。事故の責任を誰が取るのかは重大な問題だ。まず責任を取るのは武道を必修とした行政にあると考えるが」と当局の認識をただした。
 工藤達朗教育長は「一般的には学校管理者である市に責任があるが、予測される危険を回避しなかった場合には(担当教諭)個人に責任がかかる」とした。
 次に、植松議員は、救急医療患者に対する当局の考えについて、身内が救急車両で運ばれる際、患者を車両に搬入するまでは迅速だったが、受け入れ先病院を決め、家を出るのに約二十分かかったという事例を挙げ、患者受け入れ先の確保と早期受け入れについて質問.「様々な事情で受け入れ先が決まらなかった場合、最後の砦は市立病院だと思っているが、災害時、果たしてことがスムーズに進むのか。そのマニュアル、対応を聞きたい」と尋ねた。
 横山永次消防長は「最も状況に合った病院に搬送するため、時間が長くなる場合もある」と答え、大山邦雄市立病院長は「救急、重篤な患者に対応するため、無理がない限りは受け入れる態勢を採っている」と答えた。
 また、大竹薫市民福祉部長は災害時の対応で、各地に医療救護所を立ち上げ、治療の優先順位付けをし、重症の場合、聖隷病院など救護病院、さらに重篤な場合、災害拠点病院である市立病院に搬送することを答弁した。
 さらに植松議員は、昨年九月の台風十五号により生じたガレキが今なお山積みになっている問題を指摘。「まず沼津のガレキを処理してもらいたい」と質問した。
 村上益男産業振興部長は「県が国からの補助を受けて処理することになっていて、現在、県が国に対する手続きを進めている」などと答えた。・
 最後の山崎議員は、「教育のまち沼津」の実現を目指す教育のあり方について質問。武道必修化について、学校設置者である市長に「子ども達の安全を守る徹底した対策を取り、事故を起こさないと明確な答弁をいただきたい」と求め、栗原裕康市長は「教育長をはじめ学校には万全の注意をお願いする」と答えた。
 山崎議員は、市教委が掲げる目標の「教育のまち沼津」「夢ある人づくり」が、言葉だけで中身が伴わないとの観点から「具体的に何を目指し、どのように実現するか」などを尋ねた。
 工藤教育長は「教育のまち沼津」について「子ども達が大きな夢やビジョンを持つこと」などとし、「(子ども達が)豊かな人生を送れることで『教育のまち沼津』が実現される」との考えを示し、「夢ある人づくり」については、知徳体のバランスの取れた人づくりの意昧にも配慮した教育目標であることを説明した。
 山崎議員は、「子どもたちの『生きる力』が、どのような教育によって実現できるのか」「教員が子ども達と、どれだけ向き合う環境づくりを整備できるかが必要」との観点で、教員の長時間労働を含む問題を提起。
 工藤教育長は「生きる力」について、「基礎基本を身に付け、自らが課題を見つけ、よりよく解決することができる力」などとした上で、「言語教育や、がんばる学校応援事業などで、その実現を目指す」と答え、教員の労働環境については「業務の精選を推進している」とした。
(沼朝平成24年3月2日号)

表題:28日29日一般質問 名前:パイプ 日時: 2012/03/01 10:04:26
2月28日の市議会
 ヨウ素材など備蓄の予定なし
 沼津駅南北交通は高架化の早期実現で
  市議会二月定例会の二月二十八日午後は個人による一般質間が続き、加藤元章(志政会)、頼重秀一(同)、高橋達也(同)、加藤明子(同)、梅沢弘(未来の風)、山下富美子(同)の六議員が質問した。
 加藤元章議員は、市施設の駐車場料金について質問。市民文化センターなど複数施設の利用者が使用する同センター東側の香陵駐車場が、相乗り減免制度はあるものの、施設利用者が原則、減免を受けられない有料制を採っていることについて「他施設との整合性がない」などとして当局の考え方をただした。
 また、駐車場を頻繁に利用する人達への最初の一時間二百円分の無料化を図り、それによって生じる七百五十万円の減収分については、相乗り減免の駐車場券発券などのため採用している駐車場職員五人の賃金計が年間千三百六十六万円で、この人件費をなくして充てるという案を提示し、当局の考えを尋ねた。
 内村博隆企画部長は減免制度について、「庁内で統一的な基準は設けていなかったが、市民の視線で適正であるかを検討する」と述べた。
 また、海瀬治教育次長が、香陵駐車場は年間の三分の一以上が満車となることを示しながら、「駐車場の効率的な活用を図るため平成十四年に有料化したが、駐車台数不足の解消には効果的な手立てを打てずにいる。(立体)香貫駐車場、香陵駐車場について一体的な解決を図る」と答弁。
 次に頼重議員は、市の自殺者の現状と取り組みについて尋ねた。
 大竹薫市民福祉部長は、十九年度に五十九人、二十年度に五十一人、二十一年度に五十八人が市内で自殺し、五、六十代の男性が多いことを答弁。また同議員が、自殺に結び付くような悩みを持つ人らに対して一カ所で相談に応じるワンストップサービスの実施を提案したのに対し、同部長は「検討していきたい」と答えた。
 さらに頼重議員は、悩んでいる人に声掛けなどをするゲートキーパーの研修や、精神の健康状態を診断するメンタルヘルスチェックについて質間。大竹部長はゲートキーパーについて来年度に養成講座を開くことを明らかにした。
 続いて高橋議員は、市街地南北循環バスのビーバスが三月に廃止されることに言及しながら新しい公共交通のあり方について質問。
 内村企画部長は、「(ビーバス廃止後、バス会社が)既存のバス路線のダイヤ変更でニーズに対応すると聞いている」と答えるとともに、同議員の提案を受け、利用者の需要に対応した運行形態を採るデマンド方式などについても検討することを朋らかにする一方、「市民自らが利用形態を考え、利用し、維持していく仕組みが必要であり、市民、事業者、市が一体となり取り組む必要がある」とした。
 高橋議員は、保育園と幼稚園の津波対策についても尋ね、津波危険地域にある保育園と幼稚園について二階建てまでとされている制限について当局の認識をただした。
 鈴木敬人市民福祉部福祉事務所長は、三階以上の建物にするには保育室を備えるなどの条件があることを説明した上で、津波危険地域に建つなどの個別の条件に配慮し、「必要とあれば、県にも強く働き掛けていく」と柔軟な対応をする考えを示した。
 また、高橋議員は富士山の日(二月二十三日)の小中学校休業について、市教委の考え方を尋ね、工藤達朗教育長は「(児童生徒達に)富士山に対する理解を深めてもらうために取り組んでいる。ふるさと沼津を愛してもらうためにも行っている」などと答えた。
 四番手の加藤明子議員は「職員の資質は自治体の行政運営を左右する」などとして、市職員の資質向上のための研修について、「閉鎖的な職場環境で経験を積み重ね、それを判断基準としている」などと指摘。民間企業や団体などでの研修の考えはないか尋ねたのに対して、内村企画部長は「産業界や団体などへの派遣も検討したい」と答えた。
 また加藤議員は、市民の放射性物質の体内被曝を防止するための施策に関連し、学校給食食材の放射能測定器の市独自購入について尋ね、工藤教育長は、県が東部地区に配置を計画している測定器の使い勝手をみながら検討する考えを示した。
 また加藤議員が、東京電力福島第一原子力発電所事故から、危険性が予測される中部電力浜岡原子力発電所事故への対応として、安定ヨウ素剤、防護服、マスク等の備蓄について尋ねたのに対し、井原三千雄危機管理監は、「現在のところ、備蓄及び購入の予定はない」と答えた。
 加藤議員は学校給食食材の放射能測定結果について、「教育委員会のホームページに公表しているというが、保護者らに届いていない」として、市ホームページのトップページに掲出するといった考えはないか、としたのに対して工藤教育長は、「検討する」と答えた。
 五番手の梅沢議員は、市の公共事業における「時の功罪」について質問。沼津駅の南北自由通路建設について、袋井駅と草難駅の橋上駅を例に、両者共に事業費三十数億円、事業期間は約三年であることを指摘しながら、「鉄道高架事業完成まで漫然と十五年以上待っていたら沼津はどうなるのか」という市民の声を紹介。
 平成二十六年度に「コンベンションセンター(プラサ・ヴェルデ)が完成すると南北自由通路がないことの問題がクローズアップされる」として、市の対応を尋ねた。
 梶茂美沼津駅周辺整備事務局長は、「鉄道高架事業の一日も早い完成を目指す。暫定的な方法については、さまざまな角度から検討するが、市は鉄道高架事業が最適と判
断し、既に段階的な整備に取り組んでいる」などと答えた。
 また梅沢議員は、沼津駅南第一地区土地区画整理事業(約三・三f)の整備の遅れについても質問。
 当初二十四年度の完成だったのが二十九年度にずれ込んでいることについて加藤久佳都市計画部長は、「当初は地権者の郊外への移転を計画していたが、地権者に高齢者
が多いことから、負担軽減のための方策を採ったことが大きい」などとし「早期の事業完成に向けて努める」と述べた。
 この日、最後の質問者となった山下議員は、市の附属機関とその他類する機関について、設置と運営、あり方を尋ねた。
 内村企画部長は、指針などで定められた女性委員の比率三〇%と公募委員の比率二〇%を満たしている機関が、活動している六十一機関のうち、女性が二十四、公募が八機関であることを答弁。
 また、三つを超えて委員を兼職する中で最も多いのは自治会連合会長の十三、とする答弁に山下議員は、「(一人が幾つもの委員を兼ねることは)市政に市民が参画し多様な意見を反映させることが阻害される」などとして、兼職の理由などについて質問。
 内村企画部長は兼職の是正について「附属機関の内容を精査した上で、検討する」等と答えた。
 さらに山下議員は、未婚の一人親への保育料寡婦控除適用について取り上げ、母子家庭の中には、産むことを相手に認めてもらえず、やむなく一人親となっている家庭もある、として離婚歴の有無を問わず平等な扱いを求めた。
 鈴木福祉事務所長は、未婚の母子等に「寡婦控除の適用世帯と見なしていきたい」と答えた。
 以上で二十八日の質問を終了し散会した。


市議会二月定例二十九日
学校 余剰電力売電を検討
 PPSからの電力購入研究
 市議会一般質問市の電気料支払いで答弁
 市議会二月定例は二十九日も個人の一般質問を行い、午前は、江本浩二(未来の風)、深田昇(市民クラブ)、梶泰久(同)、渡部一二実(同)の四議員が質問した。
 江本議員は、市立小中学校に設置された太陽光発電施設と市の電力事情について質問。
 太陽光発電施設については、停電時でも発電できる自立運転機能が備わっていない点を指摘し、災害時に有効活用できるようにするため、同機能を追加することへの考えを尋ねた。
 海瀬治教育次長が答弁し、全校に同機能を設置すると総額約九千万円が必要であり、蓄電機能も追加すると、さらに費用がかさむことを説明。現在は校舎耐震化工事、津波対策を優先的に行っているので、めどが付いたら検討したい旨を答えた。
 江本議員は再質問で、全校で一斉に機能追加するのではなく、一部の学校をモデルケースとして先行的に機能追加し、効果を検証することや、夏休み期間中など学校不使用時の余剰発電分を売電することの可能性について尋ねた。
 海瀬次長は、今後建設される静浦小中一貫校の太陽光発電施設については、自立運転機能を備えることを説明し、学校余剰電力の売電については検討する、とした。
 市の電力事情について江本議員は、今後予想される東京電力による値上げで増加する市の電気料金の見込み額と、特定規模電気事業者(PPS)から市が電力を購入することの可否を尋ねた。
 粟原正宏財務部長が答弁し、二十三年度の消費電力量で計算した場合、支払い電気料金は約一億二千五百万円の増加になることを説明。また、PPSからの電力購入については、今後研究することを述べた。
 次に深田議員は、放課後児童クラブのあり方について質問。同クラブの利用登録者数が増加傾向にあり、その重要性が高まっていることを指摘しつつ、事業仕分けで同クラブが対象になったことを受けて、どのような変化があったのかを尋ねるとともに、現状では受け入れ対象ではない四年生以上の児童の受け入れについて市の対応を尋ねた。
 鈴木敬人市民福祉部福祉事務所長が答え、地域ボランティアや高校生との交流が活発になったことを説明。四年生以上の受け入れについては、今後情報収集し、検討していく、とした。
 続いて梶議員は、市内の事業所数などの経済指標が低下傾向にあることや、県が雇用創出のアクションプランに取り組んでいることを挙げ、市の雇用創出の取り組みについて質問。
 また、車椅子の乗降スペースを持った障害者用駐車場について取り上げ、必要な人が必要な時に利用できるようにするためには、駐車場の確保とともに適正利用の徹底が重要である、として適正利用を促す市の取り組みについてただしたほか、障害者用駐車場に利用許可証などを取り入れるパーキングパーミット制度の導入についても尋ねた。
 雇用については、村上益男産業振興部長が答弁。市内へ進出する企業への補助や融資などを通じて企業支援を行っていること、若年者や障害者などを対象にした就職説明会などを開いていることなどの取り組みを説明した。
 障害者用駐車場について鈴木福祉事務所長が答え、様々な福祉行事を通じて適正利用の啓発をしていることを説明。パーキングパーミット制度については、県単位で広域的に取り組むべき事業であるとの見解を示した。
 四番手の渡部議員は、WHO(世界保健機関)セーフコミュニティ認証取得、新東名高速の駿河湾沼津サービスエリア(SA)を利用した地域振興策について尋ねた。
 セーフコミュニティとは、事故や事件の予防のため、地域内でのつながりを強化しようというもの。これに関連して渡部議員は、強盗に狙われやすいコンビニエンスストアにタクシーが駐車し、防犯に協刀するコンビニ防犯タクシー制度を導入するため、市がコンビニ業界とタクシー業界を仲介することを提案した。
 内村博隆企画部長が答え、セーフコミュニティ認証取得について、概念は素晴らしいとしつつも、地域に対し過重の負担を強いるようになる点を指摘し、先行事例の研究が必要、だとの考えを示した。コンビニ防犯タクシーについては、タクシーは繁華街での客待ち傾向があるのに対し、防犯面の強化が必要なコンビニは郊外に点在するという状況を論理的に解説し、渡部議員の提案の実効性に疑問を投げ掛けながらも、今後検討していくことを述べた。
 SAを利用した地域振興策については村上産業振興部長が、SA管理会社や地元と連携を密にすることを説明した。
 これら答弁に対して渡部議員は再質問で「(答弁の内容が)他人事のようで冷たい」と不快感をあらわにすると、栗原裕康市長が発言に立ち、部長答弁の真意を説明しながら理解を求めた。
(沼朝平成24年3月1日号)

表題:28日午後の市議会:一般質問 名前:パイプ 日時: 2012/03/01 04:31:41
28日の市議会
 沼津南一色線工事再開は未定
 高尾山古墳調査報告を待って
 市議会の二月定例会本会議一般質問で個人質問が二十八日に始まり、同日午前は千野慎一郎(新政会)、伊藤正彦(同)、渡邉博夫(同)、片岡章一(公明党)の四議員が質問した。
 千野議員は、東海地震が発生した際に出ると考えられるガレキの焼却灰最終処分場として、県は千本松原の県有林を候補の一つとしている点について、市と県の事前協議があったのか質問。
 関政美生活環境部長が答え、事前協議はなかったこと、市としては同県有林は候補から除外するよう県に求めていくことを説明した。
 また千野議員は、金岡地区にある高尾山古墳(旧称辻畑古墳)の発見により、都市計画道路沼津南一色線の工事が一部停止していることについて、工事再開の見込みを尋ねた。
 松下博彦建設部長が答弁し、古墳調査報告書の三月末の完成を待って古墳の価値などを評価し、古墳保存の可否を決定するため、現時点では工事再開は未定だとした。
 続いて伊藤議員は自治会問題などについて質問。同議員は、自治会役員の負担が増大化していることを指摘し、市は何らかの支援をすべきと求め、自治会から上がる要望のスムーズな実現のために庁内連絡会議を設置し、幅広く検討する体制を整えることを提案した。
 これには内村博隆企画部長が答え、自治会からの要望は、これまで通り地域自治課を窓口にしていく、とした。
 また伊藤議員は、自治会が管理している防犯灯について、三島市のように市役所が一元管理すべきではないか、と提案。市自治会連合会(高木孝会長)が主導する全防犯灯の一括LED化事業に対し、市はどのような対応を取るのか尋ねた。
 内村部長は、各地域の実情に合わせて防犯灯を管理するには、これまで通り自治会に任せることが最適である、とし、市による直接管理の可能性を否定。防犯灯のLED化には、一基当たり二万円の補助金を出すという形で支援しており、市自治会迎合会が主導するLED化幽業計画には、市として順接関与することはないことを明言した。
 次の渡邉議員は、教育問題にっいて質問。インフルエンザ対策や武道必修化への対応などについて尋ねたほか、市立高中等部の入試間題を県立中学校と統合することは、中等部の独自性を損なうのでは、との懸念を表明した。
 工藤達朗教育畏が答弁し、インフルエンザ対策では、うがい手洗いの励行を進めるとともに、お茶でうがいをしたり加湿器を設置したりするなどの独自の対策をしている学校もあることを説明。また市教委では、各校在籍のインフルエンザ患者数を把握し、医療機関などに連絡する態勢が整えられていることを述べた。
 武道必修化については、三年前から教員の研修を行い、指導者の養成に当たってきたこと、柔道による事故が発生した場合に備え、独自の対応マニュアルを作成していることなどを答えた。
 市立高中等部の入試については、作文試験や面接試験は独自に行われるので、それらを通して中等部の独自性や特色を維持できる、と応じた。
 片岡議員は、定住人口確保と教職員のメンタルヘルスについて質問。
 定住人口については、「地城おこし協力隊」などの制度を利用して都市住民と地方との交流を活発にし、そこから地方への定住を促す取り組みの可能性について尋ねた。
 これには内村企画部長が、戸田地区での活用を検討することを答えた。
 教職員のメンタルヘルスについて片岡議員は、教職員の多忙化、保護者や学校近隣住民との折衝の複雑化が、教職員の心身の健康に悪影響を及ぼしており、それが教育力や教育への信頼性の低下につながることを指摘。市教婆の対策についてただした。
 工藤教育長が、教職員の業務スリム化や、教職員研修センターに所属する元校長などのベテランによる若手教職員支援の強化を進めていくことにより、職場環境を改善していく方針であることを説明した。
 以上で午前の質問を終了した。
(沼朝平成24年2月29日号)

表題:沼津市議会代表質問 名前:パイプ 日時: 2012/02/29 12:22:34
市議会24年2月定例会:一般質問
 27日の市議会
鉄道高架は必要不可欠
 市議会定例会代表質問に市長
 市議会二月定例会は二十七日、再開し、一般質問を開始。午前は各会派が行う代表質問に川口三男議員(共産党市議団)と長田吉信議員(公明党)の二人が立ち、栗原裕康市長の政治姿勢をただした。

 原発否定で経済への影響懸念
 ガレキは「受け入れたい」
 川口議員は冒頭、「市民は閉塞感に悩まされている」として、この現状をいかに打開するかの考えを市長に尋ねた。
 続いて個々の質問に移り、生活保護世帯などの生活困窮者、社会的、経済的弱者への対応を尋ねた。
 これまでは頑張って自らの生活を支えてきた人も、職を失ったり、職場が倒産、廃業するケースが見られるとして、これらの人達への施策についても尋ねた。
 栗原裕康市長は、「リーマンショック、東日本大震災の影響から、市民生活に未だに暗い影を落としているように思う。復興需要が一部にあり、同じ業種で景気のいいところと、そうでないところがある。厳しい状況にあると考えている。そのような中にあっても安全・安心なまちづくりを続けていかなければならない。経済的弱者については、医療、健康保険、労働、福祉などが緊密に連携した対応が必要」とするにとどまった。
 川口議員は「子育て世代の支援」について、「市長は『総合的な支援をしていく必要がある』と答弁しているが、どのように施策を展開し、どのように、その成果が波及していると認識しているか」などと質問した。
 市長は、「市を挙げて子育て支援を行う」と答弁。
 川口議員は、東海、東南海、南海の三連動地震も予測される中、市としての現状や東日本大震災の教訓を生かした緊急地震・津波対策アクションプランについて、「市民の命を守ることに全力を上げる必要がある。いつまでに、どのような対処を図るのか。予算規模は幾らになるのか具体的に答弁してほしい」と求めた。
 市長は、「東日本大震災の教訓として、いかに早く津波から避難するか、緊急地震・津波対策アクションプランを作成し、対策を進めているが、県の第四次被害想定ができる二十四年度を期限としている。実践型の訓練を継続していくことが必要だ。第四次沼津市総合計画(平成二十三年度から三十二年度)の前期計画を変更して、三百二十四億円を沼津市緊急地震・津波対策に充て推進していく」と答えた。
 川口議員は中部電力浜岡原子力発電所について「震源域の真上に立地し、世界で最も危険な原子力発電所と言われている。津波だけでなく、支持基盤の崩落が考えられる。市長はこれまで原子力発電所に対し明言を避けてきたが、エコのまち沼津を標榜している市長にとって浜岡原子力発電所の永久停止を表明すべきではないのか」などと迫った。
 これに対して市長は、「クリーンで安全なエネルギーへの転換は誰もが望むことだ。しかし、安定した供給を行うことなど、まだまだ課題が残る。原子力発電を否定すると経済への影響が懸念される。国の指導や企業の安全対策により幅広い市民の理解を得ることが求められる」と答えた。
 また川口議員は、東日本大震災被災地のガレキ受け入れについて「市長は支援すると発言しているが、気の毒だ、明日は我が身だ、などの感情だけで判断するのではなく、放射能測定と市民合意が必要だと考える」として考えを尋ねた。
 市長は、島田市が受け入れたガレキの放射能測定結果の数値を示した上で、「島田市の例を参考に議会と市民の理解を得て、私は最終的に受け入れたいと考えている」と答弁した。
(沼朝平成24年2月28日号)

二期目を月指し、市民の審判を
 栗原市長が再選出馬を表明
 栗原裕康市長は二十七日、再選を目指して出馬する意向を表明した。同日行われた市議会二月定例会の代表質問で、午後の四番手として登壇した鈴木秀郷議員(市民クラブ)が市政運営に対する市長の自己評価を尋ねながら、「今年十一月九日に任期満了となるが、二期目に向けての意欲、考えについて、期待できる答弁を」と求めたのに対して答えた。市長選をめぐって出馬の意思を明らかにしたのは栗原市長が初めて。
 市長は、「就任から三年余り、土日の休みもなく、もっと働けと言われても『限界です』と言えるぐらい、気力、体力を振り絞って働いてきたが、沼津のまちは元気がない、駅周辺の下落傾向に歯止めがかからない、人口が減っている、などの厳しい指摘もある。日本全体が同じ状況ではあるが、私自身の力不足も痛感している」と振り返った。
 そして、就任以来取り組んだこととして、事業仕分けや医療費補助の拡大、イーラdeの経営改善などを挙げ、「エコ活動は着実に広がりを見せ、確かな手ごたえを感じる施策もある。できる限り多くの人と話す時間を取り、職員とも議論しながら、前へ進もうという雰囲気づくりに努めた」と自己評価。
 今後の市政運営について「防災、減災対策が大きな課題」だと指摘し、「ぬまづの宝百選」の取り組みに言及しながら「市民に『沼津には良いところがある』と自信を持ってもらうために、市民と協働で進めて行きたい。批判のあることも承知しているが、愛のムチだと思っている。この時期に(再選出馬の意思を明らかにするのは)謙虚さに欠けるかもしれないが、二期目を月指し、市民の審判を見たい、そのように考えている」と答えた。

 市議会二月定例会は二十七日午後、午前に続いて各会派の代表者による質問が行われ、岩崎英亮(新政会)、殿岡修(未来の風)、浅原和美(志政会)、鈴木秀郷(市民クラブ)、水口淳(自民沼津)の各議員が栗原裕康市長の政治姿勢などを尋ねた。
 岩崎議員が施政方針全般を質問したのに対して「東部コンベンションセンター」の供用開始に向けた取り組みについて市長は、「近隣市町と協力して市民、関係団体、企業と共に、展示施設との一体利用を含めて広報誘致活動を行う。沼津駅の南北自由通路については鉄道高架化で抜本的解消が図られる。既存施設の暫定的な利用の研究を重ねてきたが、正直言って難しい」とした。
 「エコのまち沼津の推進」については、市環境基本計画に盛り込まれた目標達成に努めることを話し、ライトダウン、緑のカーテン、沼津の森づくり、地域エコリーダーの育成など独自の取り組みを紹介。「金岡地区でエコ活動が盛んに行われるなど、活動の広がりを感じる」とした。
 「地震・津波対策」については、県の第三次被害想定に基づき、対象区域内の避難路の整備、案内看板の設置などを行っていることを話し、「六月に発表される県の第四次被害想定を基にハザードマップなどを修正していく」ことを話した。
 「国際交流」について、二十四年度中に、米国カラマズー市との姉妹都市提携五十周年を向かえることから、「市民が主体となって交流が行えるようにしたい」と答えた。
 「観光資源の発掘」について、「ぬまづの宝百選をはじめ、動画やパンフレットで情報を発信。フィルムコミッションを通じてロケを誘致する」。
 「東名高速道路スマートインターチェンジ」は、「愛鷹パーキングエリアへの設置により、市立病院への搬送時間が短縮されるとともに、片浜工業地域や富士通沼津工場へのアクセス性も向上し、観光振興にも寄与する」。
 県東部地域を牽引するまちづくりでは、「広域連携のあり方について議論を深める」としながら、合併に関して「道州制の話も聞かなくなり、市町に焦りがないのが現状で、消防広域化の話もまとまらない。もっとリーダーシップを取れ、と言っても、ついて来てくれない」と無力感を漂わせた。
 事業仕分けの継続について「三回目を行う。市民の市政に対する関心が高まり、職員の意識改革、説明能力の向上にもつながる」と答えた。
 廃止となった「東部少年の船事業に代わるもの」については工藤達朗教育長が、「三市三町の中高生が対象で、夏休み中に長野県で五泊六日の日程で行う。テントで宿泊し、登山や野外調理、キャンプファイヤーなど、より主体的に体験できるプログラムで生きる力やリーダーとしての能力を高める」との計画を示した。
 市立病院の経営安定化について大山邦雄病院長が「医師の確保に努め、赤字解消に向け、現体制で市民に安全安心な医療を提供したい」と答えたのに対して、岩崎議員は「いつも同じようなことを言っている。改善策を早く出してほしい」と要望した。
 続いて殿岡議員は鉄道高架事業を取り上げ、「年間二十億円以上を鉄道高架関連事業に予算付けしているが、巨額な予算を投じて良いのか。まちが四車線道路で分断される。南部地域への通行がスムーズになる三つ目ガードの四車線化だけでいいのではないか。安価で工期が短い方法を探り、沼津に人が集まる手段に投資すべきでは」と指摘。また、「PI(パブリック・インボルブメント)は、市民の意見を取り入れて計画段階からゼロベースで考えるものではないのか。PIに協力して(一方で)事業推進に向けて取り組むとはどういうことか」「鉄道高架事業が始まると、十五年間、駅周辺が工事中になる。その間に駅周辺に人を集める具体的な対策はあるのか。十五年後には高齢化がさらに進んでいるが、四車線道路が完成すれば、まち中に人が集まると思うか」などとただした。
 市長は「PIは合意形成を図るのが目的で、市として事業周知などで協力する。鉄道高架事業期間の短縮に努める。現在、事業推進を第一に考えており、工事期間中、どの地域に、どれだけ迷惑を掛けるかは考えていない。沼津駅周辺総合整備事業で住宅街を再生し、もっと、まち中に人が住むべき」だと答えた。
 公共交通機関について殿岡議員は、「バスの利用者が減り、バス会社は採算が合わないため減便し、さらに利用者が減る。市の公共交通に関わる予算も毎年減額されている。バスはなくてはならない交通手段」だとし、市の施策を尋ねた。
 市長は「生活バス、路線バス運行の欠損額に補助金を交付しているが、バス事業者の努力で欠損額が減少したため、補助金が減っている。公共交通はまちづくりの重要な手段。住民ニーズを的確に捉え、総合的にやっていきたい」とした。
 殿岡議員は少子高齢化に関して「幼稚園、保育園、小中学校は、二十年後にどの程度減るのか。高齢者の仲間入りをした団塊の世代への対応」を尋ね、市長は「平成四十二年の人口は十六万七千七百人余りになると推計され、年少人口は三五%減少する。園児が九百人、小中学生が六千人減少して、高齢者人口が七千人増加する。この数字をそのままに、今から準備するのはどうかと思う」と直ちに対応することが現実的ではないとの考えを示した。
 次に浅原議員は、沼津駅周辺総合整備事業について「市民、行政、議会が一体となって取り組み、多くの市民が待ち望んでいる。多くの市民の思いにこたえるための決意を聞かせてほしい」と尋ね、市長は「県と協力し全力を尽くして進めたい」と答えた。
 エコ活動について「持続可能な市民運動として周知に努めているが、市民にさほど浸透していない。より多くの情報提供が必要」と同議員が指摘したのに対し、市長は、「普及啓発事業や地域工コリーダーによる情報発信に努める」とした。
 「防災環境に配慮した都市公園整備」について、「門池、片浜の都市公園整備の狙い」を尋ねられた市長は、太陽光発電照明などの導入や保全林の創出を挙げ、「防災機能の充実強化と学習活動の場としても活用を」との考えを示した。
 大岡市民運動場について、「全面改修ということで注目している。利用者やスポーツ関係団体との話し合いが、改修に反映されるのか」との質間に市長は、「多くの声を、整備計画に反映させた」と答えた。
 この後、鈴木議員が市政の継続性について質問し、栗原市長が二期目を目指す決意を述べたのに続き水口議員が質問。同議員は、自身の地元、戸田地区の防災対策に関して「二十四年度に二小、三小に屋外階段を設置するが、戸田小にもなく必要」だとしたのに対し、市長は「戸田小は屋内階段から屋上に出られる。戸田中は既存の階段を利用し、屋外階段を整備する」と答えた。
 ジオサイトの活用で伊豆地区の協議会に沼津市が参加していない点について「拒否しているのか」と水口議員が尋ねたのに対して、市長は「拒否はしていない。連携を深めたい。ジオツアーの支援などもしたい」との考えを示した。
 戸田地区で開かれる東大マラソンの開催日に合わせ「戸田さんさんまつり」を開くべきだとの提案に、市長は「東大の理解があれば一緒にやりたい」とした。
 また、「松城邸は戸田中核の文化資産。早急に整備して一般公開すべき」との指摘に工藤教育長は、「二十五年に復元工事を行い、早期の一般公開を目指す」と答えた。
 以上で代表質問を終了した。

表題:長浜城跡の整備が進展 名前:パイプ 日時: 2012/02/21 11:25:49
 長浜城跡の整備が進展
 家屋跡や見学路に城らしさ演出
 今後植栽管理や崩落防止策
 当時の軍船平面展示の計画も
 内浦長浜と重須の間で内浦湾に半島状に突き出た小山にある国指定史跡、長浜城跡の整備事業が進んでいる。城跡本体の構造物整備は年度内に終了。新年度からは環境整備などに移る。
 長浜城は、小田原を本拠とする戦国大名、北条氏(後北条氏)の城として戦国時代の後期、天正七年(一五七九)から同十八年(一五九〇)にかけて存在していたと見られている。
 北条氏の水軍拠点であった内浦重須の港を守備する役割を担い、甲斐(山梨県)の武田氏が駿河を支配して北条氏と対立すると、同城は武田軍に対する最前線の城の一つとなった。
 根古屋の興国寺城が、北条氏が戦国大名としての地位を確立するきっかけとなった城なら、長浜城は、豊臣秀吉の小田原攻めによって滅びた北条氏と運命を共にした城。いわば北条氏五代百年の勃興と終焉にまつわる城が沼津にあったことになる。長浜城跡は昭和六十三年、国史跡に指定され、平成十四年には周辺部が追加指定された。
 市では、平成二十年度から五力年計画で史跡公園として同城跡整備を進め、これまでに城や北条氏の歴史を説明する展示コーナーを設け、二十一年度工事で見学者用公衆トイレを設置したのに続き、二十二、二十三年度で、城跡本体や見学路の整備を実施。
 城本体の整備では、家屋の柱跡が発見された場所に低い柱を建て、かつての建物の位置を見学者が視覚的に理解できるようにした。また、中世の城の櫓(やぐら)を模した櫓式階段を高低差のある場所に設置。城跡らしい雰囲気を演出している。このほか、城域一帯を巡る手すりつき見学路を整備した。
 二十四年度以降は、環境整備に重点が置かれ、城跡に茂る木々などの植栽管理や、斜面崩落防止のための補強工事などが続けられる。見学者向けの説明板の設置も行われるほか、戦国時代に使用された軍船である安宅船(あたけぶね=大型船)や、小早(こはや=小型の快速船)の大きさを体感できる平面展示を城の麓に施す予定。これは軍船の木製甲板を実物大で模したものになる。
 今回の整備事業では、城跡からの見晴らしを重視しているのが特徴の一つで、展望の妨げとなる樹木を撤去した。これは大風などによる倒木で整備済み個所が損壊するのを防ぐ安全策にもなっている。
 現在、城の最高地点である第一曲輪(くるわ)から北の方角を眺めると、右手に淡島、左手に長井崎が見える。その中央の海を越えた向こうには、沼津市街と天候に恵まれれば富士山を望むことができる。
 その沼津市街には東京電力沼津営業センターの紅白の鉄塔が見えるが、その一帯は、かつて三枚橋城が位置した場所に当たる。長浜城は武田氏の拠点である三枚橋城に対抗するために築城されており、第一曲輪からの眺めは、まさに武田軍の動きを監視するためのもの。この眺めを通して見学者は当時の長浜城の戦略的価値を実感することができそうだ。
 整備事業の総予算は約八億五千万円。このうち五〇%が国の補助。また約百六十七万円が県から補助される。
(沼朝平成24年2月21日号)

表題:沼津市議会  一般質問 名前:パイプ 日時: 2012/02/17 11:34:44
市議会定例会代表、個人で市長の姿勢ただす
 まちづくりや地震対策
 環境、福祉、教育など多岐にわたり
 十日に開会された市議会二月定例会は、二十三年度関係議案の審査、二十四年度予算案研究などのための休会をはさみ、二十七日から二十九日までの三日間を充て、市長の施政方針を捉え、代表質問と個人質問を行う。代表質問では全七会派から一人ずつが代表して、個人質問には十七人の合わせて二十四人が質問を通告している。
 通告議員と質問要旨は次の通り(質問順)。
 【代表質問】川口三男議員(共産党市議団) 1、持続可能な沼津のまちづくりと栗原市政(1)沼津市の人口減少と財政問題@沼津市の財政と見通しに対する認識A税金の使い方についての基本認識(2)安心・安全なまちづくり@東日本大震災の教訓を生かす地震・津波対策A浜岡原発に向き合う基本姿勢B東日本大震災の瓦れき受け入れに対する認識C沼津市西北部地域の常襲浸水対策(3)沼津駅周辺総合整備事業を骨格としたまちづくり@鉄道高架事業の評価A駅北拠点施設事業の評価と認識(4)暮らしを守る防波堤の役割を果たす市政のあり方@子育て世代・高齢者層に対する支援策の基本認識A社会的・経済的弱者を守る基本的施策の認識
 長田吉信議員(公明党)1、地震・津波対策(1)災害時要援護者避難支援への現状と取り組み(2)被災者支援システム導入2、教育(1)子どもの命を守るための防災教育への取り組み3、高齢者福祉(1)介護支援ボランティア制度導入(2)買い物弱者対策への取り組み4、地区センターの整備5、市立病院の役割と経営安定化
 岩崎英亮議貫(新政会)1、基本的な考え方(1)「東部コンベンションセンター」の供用開始に向けた取り組み2、環境にやさしく、安全・安心を実感できるまちづくり(1)環境にやさしいまちづくり@「エコのまち沼津」の推進A地球温暖化防止対策B沼津の森づくり(2)安全・安心で快適に暮らせるまちづくり@地震・津波対策の「緊急地震・津波対策アクションプラン」に基づく具体的対策の推進A上水道事業3、元気でいきいきと暮らせるまちづくりωあたたかさに満ちた親切なまちづくり@国際交流(2)夢ある人を育てるまちづくり@東部少年の船事業にかわる事業(3)生涯いきいき暮らせるまちづくり@健康づくりの推進A市立病院の経営安定化(4)心のかよう支え合いのまちづくり@高齢者福祉「第6次沼津市高齢者保健福祉計画」A障害者福祉「第3次沼津市障害
者計画」の策定4、魅力と活力にあふれ、にぎわいに満ちたまちづくり(1)魅力のあるにぎわいのまちづくり@観光資源の発掘と海、港の観光振興A沼津駅付近鉄道高架事業と東名高速道路スマートインターチェンジ設置B狩野川右岸の自転車歩行者道(2)活力あふれるまちづくり@工業技術系産業支援機関A県東部地域を牽引するまちづくり5、行財政運営(1)事業仕分けの継続(2)危機管理部門の増強
 殿岡修議員(未来の風)1、沼津市のまちの活性化(1)鉄道高架事業(2)十五年後の沼津市のまちなか(3)鉄道高架に頼らないまちづくり2、沼津市における公共交通(1)バスの運行(2)公共交通の施策方針3、少子高齢化の波の対応(1)少子高齢化の対応策
 浅原和美議員(志政会)1、市長の施政方針(1)魅力と活力にあふれ、にぎわいに満ちたまちづくり@沼津駅周辺総合整備事業(2)環境にやさしく、安全・安心を実感できるまちづくり@エコのまち沼津A防災・環境に配慮した都市公園整備(3)夢ある人を育てるまちづくり@次代を担う子どもたちの健やかな成長を図るための考えA新たな体験活動(4)生涯いきいき暮らせるまちづくり@大岡市民運動場A第2次子ども読書活動推進計画
 鈴木秀郷議員(市民クラブ)1、施政方針(1)市政運営に対する自己評価(2)市長としての市政の継続性についての考え
 水口淳議員(自民沼津)1、環境にやさしく、安全・安心を実感できるまちづくり(1)津波に対する避難路、避難看板、海抜標示板の整備と津波避難ビルの指定と整備(2)不法投棄に対する対策2、魅力と活力にあふれ、にぎわいに満ちたまちづくり(1)本市のジオサイトの活用(2)観光振興(3)道路整備(4)(仮称)戸田地域活性化センター(5)東大マラソンへの支援と活用3、元気でいきいきと暮らせるまちづくり(1)本市の国指定史跡整備と今後の活用
 【個人質問】千野慎一郎議員(新政会)1、東日本大震災の本市への影響等(1)瓦れき処理受け入れの動向@被災地の瓦れき処理A東海地震に備えた千本松原の県有林(2)風評被害(3)放射性物質等の啓発(4)落下物・転倒物への対策@看板や屋上設置物等の落下防止Aアーケードや歩道橋の耐震、耐久(5)市庁舎の省電力対策の成果(6)被災地市町への継続的な支援2、高尾山古墳の発掘調査に伴う沼津南一色線の整備工事のおくれ
 伊藤正彦議員(同)1、自治会への支援制度(1)庁内連絡会議設置(2)自治会防犯灯への補助金2、事業系ごみ対策(1)沼津港等の漁業関係の廃棄物(2)お寺や神社等の落葉等
 渡邉博夫識員(同)1、本市の学校教育ーさらなる教育立市を目指してー(1)学校評価(2)インフルエンザ対策(3)中学校の武道必修化(4)市立沼津高等学校中等部の入試問題
 片岡章「議員(公明党)1、定住人口の確保(1)これまでの取り組み(2)移住・交流の推進@地域おこし協力隊A移住・交流推進機構(JOIN)2、教員のメンタルヘルス対策(1)これまでの取り組み(2)今後の対策
 加藤元章議員(志政会)1、内発型事業仕分けに向けた取り組み(1)市施設の駐車場使用料のあり方(2)香陵駐車場使用料の減免と発券所人員配置(2)事業改善に向けた庁内体制2、ごみ減量に向けた小型家電リサイクルの実施
 頼重秀一議員(同)1、本市のうつ病・自殺者対策(1)本市の現状(2)本市の取り組み@職員への研修A学校教育への取り組みに対する考え方B市民への啓発・周知C市民や各種団体との連携(3)ゲートキーパー(4)メンタルヘルスチェック
 高橋達也議員(同)1、新しい公共交通のあり方(1)ビーバス廃止後の新たな公共交通の考え(2)公共交通に対する市民の声(3)高齢化社会を迎えるに当たっての新たな公共交通網の整備の必要性(4)コミュニティーバス導入に向けた「新しい生活交通」の提案2、保育園、幼稚園の津波対策(1)津波危険地域にある保育園、幼稚園の二階建てまでの制限に対する考え3、「富士山の日」の小中学校休業(1)今年度の取り組み(2)本来の目的(3)県の事業仕分けについての認識4、二十四年度に始まる中学校の柔道指導のあり方(1)指導内容(2)安全対策(3)本来の柔道採用の目的
 加蕨明子議員(同)1、本市職員の資質向上等のための研修(1)本市職員に求められる職員像及び研修体系(2)派遣研修2、沼津市民の放射性物質の体内被曝を防止するための政策(1)学校給食食材の放射能測定器の市独自購入(2)浜岡原発の事故対策として、安定ヨウ素剤、防護服、マスク等の備蓄
 梅沢弘議員(未来の風)1、本市における公共事菓に関する「時の功罪」(1)南北自由通路(2)沼津駅南第一地区土地区画整理事業の経過とおくれ2、本市の土木費突出型の財政構造と財政規律3、脱原発、新エネルギー社会の構築にむけての本市の対応
 山下富美子議員(同)1、附属機関とその他類する機関(1)設置と運営(2)あり方2、未婚の親への保育料寡婦控除適用
 江本浩二議員(同)1、小中学校太陽光発電施設(1)二十三年度の発電見込みと省電力の効果(2)災害時避難所における機能2、本市施設の消費電力(1)実績と今後の見込み(2)特定規模電気事業者(PPS)
 深田昇議員(市民クラブ)1、小学校の学校外での過ごし方(1)保護者が昼間家庭にいない子供の居場所@放課後児童クラブA小学校高学年児童の居場所
 梶泰久議員(同)1、本市における雇用情勢とその対策(1)市内の企業動向及び雇用情勢(2)雇用対策2、本市の障害者用駐車場利用(1)障筈者用駐車場利用の認識(2)障害者用駐車場の適正利用のための啓発(3)パーキングパーミット制度の導入
 渡部一二実議員(同)1、本市のWHOセーフコミュニティ推進(1)WHOセーフコミュニティ認証取得に対する認識(2)適用事例としてのコンビニ防犯タクシーの
導入2、新東名高速道路・駿河湾沼津SAを核とした地域振興策(1)NEOPASA(ネオパーサ)と地元企業等との連携(2)ぶらっとパーク(一般道からの利用導線)の利用促進策@駿河湾沼津SAへのアクセス道路の整備ANEXCO中日本と連携した案内看板等の新設
 二村祥一議員(同)1、中学校学習指導要領の改訂(1)武道の必修化@武道を必修とするねらいA授業環境の整備ア、授業場所や必要な用具等の現状イ、不備のある場合の対応B指導者の現状と育成ア、指導者の現状イ、指導者の育成C武道の内容D授業中の事故の責任の所在
 植松恭一議員(自民沼津)1、救急医療患者に対する当局の姿勢(1)患者受け入れ先の確保と早期受け入れ(2)救急医療に対する市立病院の役割(3)災害時の対応2、災害後の瓦れき撤去
 山崎勝子議員(共産党市議団)1、「教育のまち沼津」の実現を目指す沼津市の教育のあり方(1)「教育のまち沼津」「夢ある人づくり」の目指す目標(2)子どもたちの「生きる力」を育てる教育(3)教育環境の現状と改善2、新学習指導要綱による武道必修化
(沼朝平成24年2月17日号)

表題:JR貨物社長会見 名前:パイプ 日時: 2012/02/17 10:24:06
JR貨物社長会見 「移転、原地区以外ない」
 沼津駅高架化で強調
 JR貨物の小林正明社長は16日の定例会見で、JR沼津駅周辺の鉄道高架事業に伴う貨物駅移転問題で、川勝平太知事が日本製紙富士工場鈴川事業所(富士市)周辺を沼津市原地区以外の代替地候補として検討したい意向を示していることについて「県から説明はない。話が来ても平行線に終わる」と述べ、原地区以外への移転可能性はないとの姿勢をあらためて強調した。
 同社は日本製紙側に(同事業所敷地の)売却の意思は見られないとし、その段階での"代替地発言"に「跡地ができるとの前提の話には、正直言って驚いている」(惟村正弘総括執行役員)という。小林社長も「そこが動く可能性があるとは全く認識していない」と実現性を疑問視した。
 一方、移転に関して惟村総括執行役員は「30年近く前からの話」とした上で、「現在地から動きたくないというのが大原則。ただ、地元の鉄道高架化に協力する意味で、全国の物流ネットワークに支障のない原地区に代替駅を用意してもらえるのであれば、やむを得ないと対応してきた」と経緯を説明。難航している地元の合意形成には、「県や市、住民の皆さんの問題。そこは今後も一線を画す立場を取りたい」との見解を示した。
(静新平成24年2月17日朝刊)

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