「相棒」の1stシーズンの中で、特に好きな話がある。 この「相棒」の私が非常に好きな点の一つは、1度登場したキャラを同じ役者で別の話または、別のシーズンで登場させる点。今回の劇場版も、津川、木村、松下、西村、原田などがそうである。 プレシーズンの2話目からでている、生瀬演じる“平成の切り裂きジャック”が私はとても好きで、 Pre第2話「恐怖の切り裂き魔連続殺人!サイズの合わないスカートをはいた女の死体・・・」 彼が一瞬もふくめて、彼が絡む話が含まれた(2ndシーズンに至っては、特命係を復活させたのは彼といいていい。そして、彼にはじまり、彼に終わるシーズンである。 2nd 第1話 「ロンドンからの帰還ベラドンナの赤い罠」 第2話 「特命係復活」 第21話 「私刑〜生きていた死刑囚と赤いベルの女」 (30秒のCMのあとみれます。) 相棒で主役二人以外で一番好きなキャラであり、生瀬が非常にいい!)1stや、2ndシーズンは好きであった。また、3rdで彼が登場した「大統領の陰謀」は、非常に嬉しくもあり、浅倉と薫の関係という点でも非常に好きな回であった。 おっと、脱線。 その生瀬演じる浅倉以外で、非常に好きなキャラ、話がある。 かつてバータンダーになろうとした私、そして酒好きの私には特別な想いがする回。 そう、 1st 第7話「殺しのカクテル」 梅干しとミントをつかったカクテルがこの話の、いや事件解明の軸となる。 これにロマンティックな30年前のロマンスとバーテンバーとしてのプライド、偽ることのできないプロとしてのサガにより、事件が・・・・・。 殺人においては不謹慎だが、美しく、そして哀しい話である・・・・・。 その鍵となるカクテルの名前が、ある30年前のクラシカルなロマンスにまつわる美しい、淡く、優しい美しいカクテル、そして非常にマッチしたその名前。 “ベスト・パートナー” そう、それは人生の、 正に相棒・・・・・・。 私はこのカクテルの名を聴いたとき、さらにはそのレシピを知ったとき、旋律がはしった・・・・・。 ベースはイギリスのジン、そして梅干し。 そう、そのカクテルは愛する二人の為に・・・・。 そして、この回、複数の相棒の話でもある・・・・。 バーテンダー、それはお客様をやさしく迎えるとまり木。 そう、すべては訪れたお客様の為に・・・・・。 バーとは隠れ家・・・。 非常に心に響く回である・・・・。 “30年振りですね・・・・・、ご無沙汰しております。” 彼は30年前のロマンスの為に再びその想いでのカクテルをつくる決心をする。 そう、店を「CLOSE」にして・・・・。 この蟹江のセリフと行動が心に響く・・・・・。 そして、そのカクテルはまさに愛する二人をそのまま酒にこめた、宝石のごとく美しい酒・・・・。 カクテルとは、本当に美しい・・・・。 どのカクテルにも、ドラマがり、想い出がある。 そう、カクテルとは、バータンダーのものだけではない、グラスに注いだ瞬間、それは、お客のものにもなる・・・。 それはまるで・・・・。 この蟹江演じるバーテンダー、ついこのあいだのシーズンでまた登場した。 あの話もとてもいい回で、そして非常に私は嬉しかった・・・・。 6th 「琥珀色の殺人」 (CMのあと本編が流れます。) この話の中、非常に細かな点だが、右京のキャラもきちんと描かれている。 まあ、ストーリーには直接関係にない部分ではあるが・・・。 そう、杉下右京が頼む酒がいい。 さすが、イギリスに、スコットランドヤードにいたことのある彼。 3度目かな、店に訪れたときに、初めて自身の好みで酒を頼む。 “アイラモルトをトワイス・アップで。” アイラとは、スコッチでも、アイラ地区でつくられる、非常に好みの別れるスコッチである。 そう、スモーキーで、ピート香をもつ。所謂ヨード臭。 これを、ウイスキー独自の、個性的な香り、風味を楽しむために最もいいとされる、常温の水で1:1でわるトワイス・アップで、右京は注文した。さすがである。 しかし、なかなか、頼めないものである、“ワン・フォーザ・ロード”の1杯は。 このカクテルはまさにふさわしいその一杯であろう・・・・。 |
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