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橋下氏「参院選出馬」は本気?それとも他党揺さぶり?

日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長
日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長
Photo By 共同 

 日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長が今夏参院選への出馬意欲をしきりにアピールしている。

 国会議員と自治体首長の兼職を可能にする法改正実現を条件とするものの、周囲は「市長を辞任し国政に乗り込む展開もある」と期待をかける。ただ昨年の衆院選で立候補を見送った経緯から、今回も他党の揺さぶりが狙いとの見方は根強い。

 「自治体首長がみんな参院に行けば要望なんかしなくていい。自分で決めりゃいいだけの話だ」。橋下氏は昨年末の12月28日、大阪市役所で記者団に、首長が参院議員を兼ねる制度の利点を繰り返し強調した。

 前日27日の関西広域連合会合でも、他の自治体首長に対し、新政権に兼職実現を働き掛けるべきだと説得するなど、訴えには熱がこもる。「兼職は地方行政のため」という言いぶりだが、党内でもこれを額面通り受け取る向きは少ない。

 衆院選で日本維新は本拠地・大阪でこそ他を圧倒したものの、それ以外の小選挙区でほとんど議席を得られなかった。「橋下氏が目玉候補として出ていれば雰囲気は違った」(党幹部)と悔やむ声が漏れる。「参院選こそ本当の大戦」(同)との意気込みは橋下氏も共有しており、自身の出馬は“必勝態勢”の一環だというわけだ。

 では実際に兼職は実現可能なのか。日本維新は衆院選公約に兼職を可能にする地方自治法改正を掲げたが、参院の与党単独過半数実現を狙う安倍政権が橋下氏の出馬にやすやすと手を貸すことは考えにくい。新藤義孝総務相は就任早々、否定的な見解を表明した。

 大阪の与党関係者は「出馬をほのめかし、日本維新への注目を高めようという橋下流そのものだ」と冷ややかに語った。

[ 2013年1月2日 16:33 ]

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