-t リトライ回数 | --tries=リトライ回数 | リトライ回数を指定する。ファイル取得の際に「connection refused」や「not found」などのエラーが発生した場合にリトライする回数を指定する。リトライ回数として、「0」または「inf」を指定した場合は、「Ctrl+C」を押すまで無限にリトライを試みる。このオプションを特に指定しなかった場合のデフォルトではリトライ回数は「20」である。
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--retry-connrefused | 「connection refused」エラーにより接続が拒否された場合に、リトライを試みる。通常は「connection refused」エラーで接続が拒否された場合はリトライせずにプログラムを終了するが、このオプションを指定するとリトライを試みる。リトライの回数は「-t」または「--tries」オプションで指定する。
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-O ファイル名 | --output-document=ファイル名 | 取得したファイルの内容を、指定したファイル名で出力する。ファイル名に「-」を指定した場合は標準出力として出力する。指定したファイルが存在する場合はログ・ファイルの内容を上書きし、存在しない場合は新規にファイルを作成する。 |
-nc | --no-clobber | 取得するファイルがすでに存在する場合はファイルを取得しない。取得するファイルの内容が更新されていても、ローカルにそのファイルが存在する場合は取得しない。「-N」または「--timestamping」オプションとは同時に指定できない。
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-N | --timestamping | 取得するファイルがすでに存在する場合は、タイム・スタンプで更新の有無を判断し、ファイルの内容が更新されている場合にのみファイルを取得する。「-nc」または「--no-clobber」オプションとは同時に指定できない。 |
-c | --continue | 取得するファイルの一部がすでにローカルに存在する場合、続きの部分からファイルを取得する。ファイルの取得中に接続が切断されてファイル転送が中断された場合、このオプションを指定すれば、中断したファイルの続きの部分から取得を開始する。
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-S | --server-response | サーバーからの応答ヘッダーを表示する。 |
--spider | 指定したファイルの存在確認のみ実行し、ファイルそのものを取得しない。
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-w 秒数 | --wait=秒数 | -iオプションなどで複数ファイルを同時に取得する場合に、一つのファイルを取得してから次のファイルを取得するまでの待ち時間を秒単位で指定する。このオプションを特に指定しない場合は、一つのファイルを取得し終わるとすぐtに次のファイルを取得する。 |
--waitretry=秒数 | 「connection refused」や「not found」などのエラーが発生した場合に、リトライを試みるまでの待ち時間を指定する。このオプションを特に指定しない場合、エラーとなった後すぐにリトライを試みる。
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-Y on/off | --proxy=on/off | プロキシ・サーバーの利用可否を指定する。「on」に設定すると、設定ファイルや環境変数でプロキシ・サーバーが指定されている場合はそのプロキシ・サーバーを利用してファイルを取得する。「off」に設定すると、設定ファイルや環境変数でプロキシ・サーバーが指定されていても、プロキシ・サーバーを利用せずにファイルの取得を実行する。なお、設定ファイルでは、HTTP用プロキシ・サーバーは「http_proxy = STRING」、FTP用プロキシ・サーバーは「ftp_proxy = STRING」と指定する。このオプションはデフォルトでは「on」に設定されており、プロキシ・サーバーを指定している場合にはプロキシ・サーバーを利用する。 |