松阪競輪の存続を求めて署名活動をする選手たち=松阪市市場庄町のアピタ松阪三雲店で
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日本競輪選手会三重支部は二十四日、松阪市市場庄町のアピタ松阪三雲店で、本年度の事業収入の大幅な減少が見込まれる松阪競輪の来年度以降の存続を求め、署名活動をした。
選手十六人が店舗入り口に立ち、来店者に「松阪競輪の存続に力を貸してください」などと声を掛け、署名に協力を求めた。集まった署名は二十七日に市議会の中森弘幸議長に提出する。
市は市議会の十一月定例会に、民間事業者に経営再建を委託する費用などを盛り込んだ競輪事業特別会計補正予算案を提出。議会側は委託料を減額した議員提案の修正案を可決し、来年度以降の競輪事業のあり方を白紙とした。市は十八日に競輪事業刷新プロジェクトを発足させ、今後の方向性を検討している。
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