一連の遠隔操作事件の真犯人を名乗る人物からメールが報道機関などに届きました。メールに基づき、警視庁がメッセージなどが入ったとみられる記録媒体を捜索しましたが、見つかりませんでした。

 「謹賀新年」と題されたメールは1日未明、テレビ朝日の記者ら20カ所以上に送られ、「新しいゲームのご案内です」などと書かれていました。警視庁によりますと、メールのなかのパズルを解いたところ、真犯人からのメッセージや遠隔操作ウイルスの詳細が書かれたUSBメモリーを、東京都と埼玉県の境にある雲取山の山頂付近に埋めたと書かれていました。警視庁は1日午後、山頂付近を捜索しましたが何も発見できませんでした。真犯人からは去年11月、「私の負けのようです」などと自殺をほのめかすメールも送られていて、送信元とみられた横浜市の団地を警視庁などが捜索しましたが、この時も何も見つかっていません。

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