Windowsで仮想メモリの設定する方法 |
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Q&A番号:000088 更新日:2012/09/05 |
Windowsの仮想メモリ設定方法を教えてください。 |
Windowsの仮想メモリ設定方法について案内します。 |
使用するWindowsによって、仮想メモリの設定方法は違います。
Windows XPを利用されている場合は、パソコンの管理者アカウントを持ったユーザーでログオンしてください。
Windows 2000/NT 4.0を利用されている場合は、Administrator(アドミニストレーター)権限を持ったユーザーでログオンしてください。
本設定実施後も仮想メモリ不足のエラーメッセージが表示される場合は、設定が誤っている可能性があります。この場合は、以下の情報を参照してください。
仮想メモリの値を変更しても再度仮想メモリが不足している旨のエラーメッセージが表示される場合の対処方法
ご使用の Windows 製品(OS)を確認するには、以下の情報を参照してください。
OSのバージョン情報確認方法とその画面
Windowsで仮想メモリの設定を行うには、以下の操作を行ってください。
Windows XP/2000で仮想メモリを設定するには、以下の操作を行ってください。
ここでは例として、Windows XPで案内しています。
Windows 2000でも一部画面は異なりますが、ほぼ同様の操作が可能です。
「スタート」→「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
「詳細設定」をクリックし、「パフォーマンス」欄の「設定」をクリックします。
「詳細」をクリックし、「仮想メモリ」欄の「変更」をクリックします。
「カスタムサイズ」をクリックしてチェックを入れ、「初期サイズ」及び「最大サイズ」の値を増やしてください。
各項目に値を入力後、「設定」→「OK」をクリックします。
補足
設定する手順は、図中の番号の順に行ってください。
「設定」をクリックした後、再起動を促すメッセージが表示されることがあります。その場合、メッセージに従ってパソコンを再起動してください。
現在パソコンに搭載されているメモリ容量を確認するには、以下の情報を参照してください。
メモリ追加の注意点とメモリ容量の確認方法について
通常、「初期サイズ」にはご利用のパソコンに搭載されているメモリ容量の1.5倍程度、「最大サイズ」には3倍程度の値を入力します。
例: 256MBのメモリを搭載している場合
「初期サイズ」の値: 384 (256×1.5)
「最大サイズ」の値: 768 (256×3)
ただし、入力した仮想メモリのサイズが 4097MB以上の場合、下図のようなエラーメッセージが表示され設定できません。
・エラーメッセージ
最大ページ ファイル サイズには、初期ページファイル サイズ以上で、4096 MBより小さい値を入力してください。
これは、OSの仕様です。最大サイズには 4096MB以下を入力してください。
「OK」を数回クリックして、「パフォーマンスオプション」及び「システムのプロパティ」画面を閉じます。以降、仮想メモリのエラーメッセージが表示されないことをご確認ください。
補足
ご利用のパソコンがメモリ不足であるかどうかを判断する方法については、以下の情報をご覧ください。
Windows XPでメモリの使用状況を確認する方法
以上で操作完了です。
Windows NT 4.0で仮想メモリを設定するには、以下の操作を行ってください。
「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」をクリックします。
「システム」アイコンをダブルクリックし、「システムのプロパティ」を開きます。
「パフォーマンス」タブをクリックし、「仮想メモリ」の「変更」ボタンをクリックします。
「初期サイズ」、「最大サイズ」欄に設定したいメモリサイズを入力し、「設定」ボタン、「OK」ボタンを順次クリックします。
「システムのプロパティ」で「閉じる」ボタンをクリックし、パソコンを再起動します。
以上で操作完了です。
Windows Me/98SE/98で仮想メモリを設定するには、以下の操作を行ってください。
ここでは例として、Windows Meで案内しています。
Windows 98SE/98でも一部画面は異なりますが、ほぼ同様の操作が可能です。
「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」をクリックします。
「システム」アイコンをダブルクリックし、「システムのプロパティ」を開きます。
「パフォーマンス」タブをクリックし、「仮想メモリ」ボタンをクリックします。
「自分で設定する」を選択し、「最小」、「最大」欄に設定したいメモリサイズを入力し、「OK」ボタンをクリックします。
下図のようなメッセージが表示されます。メッセージ内容をよく確認してください。仮想メモリを設定する場合は、「はい」ボタンをクリックします。
「仮想メモリを自動管理しないオプションが選択されています。
コンピュータを再起動できなくなったり、システムが正常に動作しなくなる可能性があります。仮想メモリの設定をする必要がある場合以外は、続行しないでください。
続行しますか?」
「システムのプロパティ」で「閉じる」ボタンをクリックし、パソコンを再起動します。
以上で操作完了です。